特定16火山

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特定16火山の位置

特定16火山(とくてい16かざん、英語: Decade Volcanoes)とは、国際火山学及び地球内部化学協会が指定し、1990年から1999年に有効であった17個の重要火山である(カムチャッカ半島の2山は日本では1つとして数えられる)。噴火の規模や時期だけではなく、予想される被害の内容も考慮している。(火山活動の周期から考えて、現在でも有効性がかなり残っていると思われる)

  1. アヴァチンスキー山英語版コリャークスキ山英語版(Avachinsky-Koryaksky) - ロシアカムチャッカ半島南部(ペトロパブロフスク・カムチャツキーの北30km)
  2. コリマ山 (Colima) - メキシココリマ州(メキシコ南部太平洋岸コリマの北東50km)
  3. エトナ火山 (Mount Etna) - イタリアシチリア
  4. ガレラス (Galeras) - コロンビアナリーニョ県ボゴタの南西600km、パスト市の西10km)
  5. マウナロア (Mauna Loa) - アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島
  6. メラピ山 (Mount Merapi) - インドネシア中部ジャワ州
  7. ニーラゴンゴ山 (Mount Nyiragongo) - コンゴ民主共和国ルワンダ国境キブ湖ゴマ市のすぐとなり)
  8. レーニア山 (Mount Rainier) - 米北西部ワシントン州
  9. 桜島 (Sakurajima) - 鹿児島県
  10. サンタマリア火山英語版 (Santamaria/Santiaguito) - グアテマラケツァルテナンゴ県グアテマラシティの西110km)
  11. サントリニ (Santorini) - ギリシャキクラデス州キクラデス諸島サントリーニ島(ティーラ島)(アテネの南東250km)
  12. タール山 (Taal Volcano) - フィリピンルソン島(マニラの南60km。フェルナンド空軍基地英語版のすぐ西。タール湖の中のボルケーノ島自体)
  13. テイデ山 (Teide) - 北西大西洋 スペイン領カナリー諸島
  14. ウラウン山 (Ulawun) - パプア・ニューギニアニューブリテン島ラバウルの南西130km)
  15. 雲仙 (Mount Unzen) - 長崎県
  16. ベスビオ (Vesuvius) - イタリアナポリ


「世界で最も危険な火山10」[編集]

2015年にマンチェスター大学のアルバート・ザイルストラ(Albert Zijlstra)教授は「世界で最も危険な火山10」を発表した。NDVP:New Decade Volcano Programとして、「特定16火山」の改訂版の試みとして作られた[1][2]。「100年以内に噴火の恐れ」と、「100万人以上の命が危険にさらされる可能性がある」の2つの基準による[3]

1位:硫黄島(Ioto)[4](日本東京都小笠原村
2位:アポヤケ山英語版(Apoyeque)[5]ニカラグア
3位:フレグレイ平野(Campi Flegrei)[6]イタリア
4位:阿蘇山(Aso Caldera)[7](日本熊本県
5位:メキシコシティおよびトランスメキシコ火山帯英語版(Mexico City and the Trans-Mexico Volcanic Belt)[8]メキシコ
6位:バリ島[9]インドネシア
7位:カメルーン山、ファコ山[10]カメルーン
8位:タール山[11]フィリピン
9位:マヨン山[12]フィリピン
10位:ケルート山[13]インドネシア

外部リンク[編集]

関連項目[編集]