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「仮面ライダーディケイド (キャラクター)」の版間の差分

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また、主人公には共演する過去作品の仮面ライダーたちと並んでも埋没することのないデザインが必要とされた{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=20}}。メインカラーには平成シリーズで多用されてきた黒・赤・金・銀ではない新たな色が求められ、[[マゼンタ]]に決まった{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=20}}。マゼンタ、もしくは近似色の[[ピンク]]は女子向けという印象が強いが、2009年には父親世代も衣服に用いるようになっていたこともあり、採用された{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=20}}。ただし、かわいらしく見えないようにピンクを黒ではさむという配慮がなされている{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=20}}。ダークな雰囲気を好むデザイナーの小林大祐は、この2色で充分と考えていたが、[[野中剛]]が「子供たちのヒーローだからカッコいい中にも明るさを残そう」と述べ、最後に白のラインを付け加えた{{Sfn|特写|2010|p=9}}。
 
色で他の仮面ライダーとの差別化が図られた一方、デザインラインはシンプルな方向性を目指しており、無駄な部分は極力排されている{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=20}}。特徴と呼べるのは、カード使いゆえにカードが額に刺さっている点と、「10周年」を意味する「X」のディティールが盛り込まれている点である{{Sfn|特写|2010|p=68}}。カードライダーであることを示すために、頭部にバーコードを入れていることから、明確なモチーフを出していない{{Sfn|ディケイド公式読本|2009|p=78}}。
 
=== 造形・操演 ===
スーツは、マゼンタで伸縮性のある素材がないため、部分的に布地に余裕を持たせるなどしている{{R|仮面俳優5}}。足回りもパーツで覆われていることから、[[スーツアクター]]を務めた[[高岩成二]]は[[メタルヒーローシリーズ]]のような動きづらさであることを証言している{{R|仮面俳優5}}。また、高岩は士のふてぶてしさを表現する所作として、最初に[[ライダーキック]]の撮影を行った際に着地時に手についた砂を払ったことをきっかけとして、物をいじった後に両手を払う動作や剣の刀身をなでるようなしぐさを取り入れている{{Sfn|ディケイド公式読本|2009|p=173}}{{R|仮面俳優5}}{{Sfn|ACTion 高岩成二|2021|p=119}}。刀身を拭う仕草は、ライドブッカーの造形的に左手で支えている様が持ちやすくて落ち着きの良い位置を探っていた結果であるとしている{{Sfn|ディケイド公式読本|2009|p=173}}。また、鍔迫り合いで斬った後に血糊を拭うようにシュッと流すような動きや、剣先を構える際に突き出す動きは、[[ビリヤード]]をイメージしている{{Sfn|ディケイド公式読本|2009|p=173}}。
 
== 仮面ライダーディケイド ==
: ディケイドがカメンライド 響鬼のカードの力を解放すると全身が青白い炎に包まれ、その炎が一瞬で鎮火した後にこの姿となっている{{Sfn|OPF 145|2017|p=1}}。
: カードの力は、響鬼の世界でアスムたち音撃戦士に音撃道の向かうべき先を示したことで蘇った{{Sfn|OPF 145|2017|p=1}}。
:* 響鬼のスーツは響鬼のスーツアクターであった伊藤慎の全身を型取りして作られているため、ディケイドのスーツアクターである高岩は伊藤よりも身体が大きいためきつくて動きづらく、セリフも喋れないくらいであったという{{R|超解析34}}。
; ディケイドカブト
: 仮面ライダーカブト ライダーフォームの力を得た姿{{Sfn|OPF 142|2017|p=3}}。アタックライドのカードで超高速移動クロックアップを再現して戦う{{Sfn|OPF 142|2017|p=3}}。
 
* ディケイドの強化形態については「カードだらけ」のほかに、「仮面ライダーの顔だらけ」「仮面ライダーマークだらけ」「ファイナルフォームライドの意匠がついた鎧」といった諸案があった{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=21}}。結果として「カードだらけ」案が採用となったが、制作会議では「行き過ぎではないのか」「これはカッコいいのか」と疑問も出た{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=21}}。小林大祐は「大人の方からは賛否両論あると思う」と述べつつも、子供たちを驚かせるようなデザインを常に心がけている身として、このコンプリートフォームを仮面ライダー強化フォームの最高傑作としている{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=21}}。
* ディケイドクラウンの初期案は単に四角形の意匠を配置しているだけだったが{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=21}}、「体にカードを並べているのが一番の特徴なのに、頭にカードがないのはおかしい」と[[白倉伸一郎]]が指摘したため、自らのライダーカードを収めているデザインとなった{{Sfn|特写|2010|p=15}}。また、ボディカラーには野中剛の案に基づいてシルバーが用いられており、通常時のピンクから強化されたことを鮮明にしている{{Sfn|特写|2010|p=18}}。身体の各部にカードを配置することも検討されたが、バストショットで全てが映ることを優先して、胸に並べられ、カードが埋もれないようにディケイドそのものの色も渋めに抑えられた{{Sfn|ディケイド公式読本|2009|p=77}}。
* コンプリートフォームは、このように強烈なインパクトを生み出すことを何よりも優先して制作されたキャラクターであるため、代償も伴った{{Sfn|特写|2010|p=70}}。商品化を前提としてデザインされたにもかかわらず、すべてのカードを彩色で表そうとすると、フィギュアベースでは採算が取れないという「自己バグ」を抱えていたのである{{Sfn|特写|2010|p=70}}。[[ソフトビニール]]製の「レジェンドライダーシリーズ{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=17}}」では、カードの部分に筋彫りだけを入れて一色吹き{{Sfn|特写|2010|p=70}}。変形可動フィギュア「ファイナルフォームライドシリーズ{{Sfn|フィギュア王139|2009|p=18}}」や、[[S.H.Figuarts]]ではシールを添付して再現している{{Sfn|特写|2010|p=70}}。結果的にソフビ人形を犠牲とした形になったが、バンダイの高橋秀行は「『このデザインってどうなの?』って物議を醸すようじゃないと、視聴者の方にも印象を残せないんじゃないでしょうか」と述べている{{Sfn|特写|2010|p=70}}。
 
== ツール ==
; ディケイドライバー
: 仮面ライダーディケイドの[[変身ベルト]]。すべての世界の支配をもくろむ悪の秘密結社大ショッカーによって開発された{{Sfn|OPF 10|2014|p=3}}{{efn|脚本の米村は、ディエンドライバーが盗まれた後に作られたものであるとしている{{Sfn|ディケイド公式読本|2009|p=109}}。}}、秘石'''トリックスター'''を内蔵する次元転換解放機である{{Sfn|OPF 178|2018|p=7}}。仮面ライダーの力を2次元化して内包されたライダーカードを読み込ませることで、トリックスターがその力を二次元(平面)から三次元(立体)化し、対象となる存在の姿を変貌させるというメカニズムになっている{{Sfn|OPF 10|2014|p=3}}。
: 表面にはクウガからキバまでの平成9大ライダーの紋章ライダーズクレストが描かれている{{Sfn|OPF 178|2018|p=7}}。左右のサイドハンドルがスイッチであり、ハンドルを引いてバックル部を回転させ、カードを装填してから押すことで読み取りを行う{{Sfn|OPF 178|2018|p=7}}。サイドハンドルにある、左右合わせて6つの円形はシックスエレメントと呼ばれる神秘の印で、向かって右から地・水・火・風・光・闇の元素を宿している{{Sfn|OPF 178|2018|p=7}}。
: ディケイド コンプリートフォームの状態ではベルトの右腰に移設されており、中央部分を押すことでカードの読み取りを行う{{Sfn|OPF 119|2017|p=5}}。
*** {{Cite book|和書|title=仮面ライダージオウ超全集|date=2019-12-25|isbn=978-4-09-941676-8|ref={{SfnRef|ジオウ超全集|2019}}}}
** {{Cite book|和書|editor=岩畠寿明(エープロ)|title=仮面ライダーディケイド RIDE THE DECADE|date=2009-09-25|publisher=[[講談社]]|series=講談社ヒットブックス テレビマガジン特別編集スペシャル|isbn=978-4-06-179167-1|ref={{SfnRef|テレビマガジン特別編集|2009}}}}
** {{Cite book|和書|date=2009-11-11|title=仮面ライダーディケイド&平成仮面ライダーシリーズ10周年記念公式読本|publisher=[[グライドメディア]]|series=グライドメディアムック|isbn=978-4-8130-8045-9|ref = {{SfnRef|ディケイド公式読本|2009}}}}
** {{Cite book |和書 |others = 監修:[[石森プロ]]・[[東映]] |date = 2011-07-24 |title = 仮面ライダー超辞典 |publisher = [[双葉社]] |isbn = 978-4-575-30333-9 |ref = {{SfnRef|超辞典|2011}} }}
** {{Cite book|和書|date=2014-12-20|others=鴬谷五郎[編著]|title=東映ヒーロー仮面俳優列伝|publisher=[[辰巳出版]]|isbn=978-4-7778-1425-1|ref={{SfnRef|仮面俳優列伝|2014}}}}