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[[File:Wiki-dstyle.png|thumb|後背位]]
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'''後背位'''(こうはいい)は、[[性交体位]]の一種である。日本語での通称は、「バック」と呼ばれる場合が多い。{{要出典範囲|両者が立ったまま行う場合は「立ちバック」とも呼ばれる。|date=2015年8月}}
'''後背位'''(こうはいい)は、[[性交体位]]の一種である。日本語での通称は、「バック」と呼ばれる場合が多い。{{要出典範囲|両者が立ったまま行う場合は「立ちバック」(たちばバック)とも呼ばれる。|date=2015年8月}}


== 概要 ==
== 概要 ==

2021年7月18日 (日) 13:03時点における版

後背位

後背位(こうはいい)は、性交体位の一種である。日本語での通称は、「バック」と呼ばれる場合が多い。両者が立ったまま行う場合は「立ちバック」(たちばバック)とも呼ばれる。[要出典]

概要

女性または受け役が四つん這いになって手をついたところに、男性または立ち役が膝をついて背後から性器を挿入する体位である。正常位より挿入がし易い場合がある。ほとんどの哺乳類もこうした体位で性交をする[要出典]Durex社が全世界の15万人を対象に調査した統計「Durex global sex survey」(2003年)によるとこの体位を好む人の割合は、フランス37%(1位)、台湾31%(2位)、米国30%(2位)、英国28%(2位)である。なお同調査に日本でのデータは含まれない[1]

各言語や書物での呼称

  • ラテン語 - coitus more ferarum(「動物のやり方」)
  • 英語 - doggy style(「犬のやり方」)、on all fours(「四つ足で」)、from behind(「背後から」)
  • フランス語 - levrette(「グレートハウンドの雌犬」)
  • イタリア語 - pecorina(「小さい羊」)
  • オランダ語 - hondjeshouding
  • カーマ・スートラ』 - 「牛の結合(牡牛性交)」[2]
  • 日本
    • 日本では、古事記のイザナギとイザナミが行った、「鶺鴒のやり方」が最初の後背位である。
    • 江戸時代には「鵯越え」と呼んだこともある。これは『平家物語』にある一ノ谷の戦いにおける、背後の山越しに後方から攻撃をかけるのに見立てたものである。

脚注

  1. ^ durex global sex survey 2003” (PDF). Durex. 2010年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月17日閲覧。 “PDFファイルの5ページ目にリストが掲載されている。”
  2. ^ ヴァーツヤーヤナ p.131

参考文献

  • ヴァーツヤーヤナ 著、岩本裕 訳「第6章 (14) 特殊な性交」『完訳 カーマ・スートラ』中野美代子解説、平凡社東京都千代田区神田神保町3-29〈東洋文庫628〉、1998年1月9日、131頁。ASIN 4582806287ISBN 978-4-582-80628-1OCLC 39240942全国書誌番号:98082339 
  • 三葉30歳の保健体育』土方敏良 企画・構成・編集、一迅社東京都新宿区新宿2-5-10成信ビル8F、2008年11月27日。ASIN B00MA6KNCWISBN 978-4-7580-1123-5OCLC 676680062全国書誌番号:21598259 [要ページ番号]
  • 夢枕艶房秘考(性戯四十八手裏表絵解説)東京美術出版平成6年刊

関連項目