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高木和子、通称「カッチン」は、船乗りの娘。船乗りのお父さんが長い航海に出るため、親戚の谷川家に預けられた。谷川家の悪ガキ兄弟の良太、正太とあるときは対立し、あるときは結託し騒動を起こす彼女を、谷川家の向かいに住む担任の英子先生は、時に見守り、時に叱咤している。そして、カッチンの知らない秘密、それは彼女の宝物で英子先生に預けられた[[アラビア]]の壷には小人の[[妖精]]ボビンが住んでいて、魔法で英子先生を助けているのである。
高木和子、通称「カッチン」は、船乗りの娘。船乗りのお父さんが長い航海に出るため、親戚の谷川家に預けられた。谷川家の悪ガキ兄弟の良太、正太とあるときは対立し、あるときは結託し騒動を起こす彼女を、谷川家の向かいに住む担任の英子先生は、時に見守り、時に叱咤している。そして、カッチンの知らない秘密、それは彼女の宝物で英子先生に預けられた[[アラビア]]の壷には小人の[[妖精]]ボビンが住んでいて、魔法で英子先生を助けているのである。


== ボビンの魔法 ==
()== ボビンの魔法 ==
カッチンがお父さんからもらったアラビアの壷には、背丈10数センチの妖精ボビンが住んでいて、花を挿すと花の色の服(赤い花なら服も赤、黄色い花なら服も黄色など)を着たボビンを召喚出来、花を抜くまでは外の世界に居られるのである。
カッチンがお父さんからもらったアラビアの壷には、背丈10数センチの妖精ボビンが住んでいて、花を挿すと花の色の服(赤い花なら服も赤、黄色い花なら服も黄色など)を着たボビンを召喚出来、花を抜くまでは外の世界に居られるのである。
:「三つの願い」主にボビンが使う魔法、胸のボタン三個を一個ずつちぎると使えるが、比較的多いのがカッチン達の意思が具現化した様な異世界へ送還される事、他には縮小されて玩具の気球に乗ったり、金魚の体内に行ったりと、[[童話]]のような冒険の中でカッチン達が力を合わせる状況が多く、最後のひとつの魔法はカッチン達が元に戻る際に使用される。
:「三つの願い」主にボビンが使う魔法、胸のボタン三個を一個ずつちぎると使えるが、比較的多いのがカッチン達の意思が具現化した様な(27話では「キヨシ君の嘘の世界」と具体的に言っている)異世界へ送還される事、他には縮小されて玩具の気球に乗ったり、金魚の体内に行ったりと、[[童話]]のような冒険の中でカッチン達が力を合わせる状況が多く、最後のひとつの魔法はカッチン達が元に戻る際に使用される。
:*オープニングも三つの願いでカッチンが夢のような冒険をする様子を描いている。
:*オープニングも三つの願いでカッチンが夢のような冒険をする様子を描いている。
:「遠視能力」遠くに居るカッチン達の様子を英子先生に見せる能力、本などにテレビ画面のように映写される。
:「遠視能力」遠くに居るカッチン達の様子を英子先生に見せる能力、本、コーヒーカップなどにテレビ画面のように映写される。かなり頻繁につかう
:「飛行能力」三つの願いを使うまでもないと、カッチン達を捜索したり、自分で帰還したりする。
:「飛行能力」三つの願いを使うまでもないと、カッチン達を捜索したり、自分で帰還したりする。
:「変身能力」居なくなった犬に変身してカッチンを慰めようとしたが、良太に捕まって「喋る犬」として見世物にされる。
:「変身能力」居なくなった犬に変身してカッチンを慰めようとしたが、良太に捕まって「喋る犬」として見世物にされる。

2021年2月13日 (土) 14:19時点における版

それ行け!カッチン
ジャンル テレビドラマ
原案 佐々木守
脚本 佐々木守
長坂秀佳
阿井文瓶
監督 深沢清澄
山際永三
ほか
出演者 斎藤こず恵
三ツ矢歌子
金森勢
ほか
音楽 冬木透
オープニング 「いつでも青空」(真理ヨシコザ・チャープス
言語 日本語
製作
プロデューサー 神谷吉彦
古屋克征
橋本洋二(TBS)
編集 清水邦夫
制作 TBS
国際放映
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1975年11月24日 - 1976年5月31日
放送時間月曜19:30 - 20:00
放送枠ブラザー劇場
放送分30分
回数28回
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それ行け!カッチン』(それいけカッチン)は、国際放映製作のドラマTBS系1975年(昭和50年)11月24日から1976年(昭和51年)5月31日まで『ブラザー劇場』枠で放映された。全28話。

ストーリー

高木和子、通称「カッチン」は、船乗りの娘。船乗りのお父さんが長い航海に出るため、親戚の谷川家に預けられた。谷川家の悪ガキ兄弟の良太、正太とあるときは対立し、あるときは結託し騒動を起こす彼女を、谷川家の向かいに住む担任の英子先生は、時に見守り、時に叱咤している。そして、カッチンの知らない秘密、それは彼女の宝物で英子先生に預けられたアラビアの壷には小人の妖精ボビンが住んでいて、魔法で英子先生を助けているのである。

()== ボビンの魔法 == カッチンがお父さんからもらったアラビアの壷には、背丈10数センチの妖精ボビンが住んでいて、花を挿すと花の色の服(赤い花なら服も赤、黄色い花なら服も黄色など)を着たボビンを召喚出来、花を抜くまでは外の世界に居られるのである。

「三つの願い」主にボビンが使う魔法、胸のボタン三個を一個ずつちぎると使えるが、比較的多いのがカッチン達の意思が具現化した様な(27話では「キヨシ君の嘘の世界」と具体的に言っている)異世界へ送還される事、他には縮小されて玩具の気球に乗ったり、金魚の体内に行ったりと、童話のような冒険の中でカッチン達が力を合わせる状況が多く、最後のひとつの魔法はカッチン達が元に戻る際に使用される。
  • オープニングも三つの願いでカッチンが夢のような冒険をする様子を描いている。
「遠視能力」遠くに居るカッチン達の様子を英子先生に見せる能力、本、コーヒーカップなどにテレビ画面のように映写される。かなり頻繁につかう。
「飛行能力」三つの願いを使うまでもないと、カッチン達を捜索したり、自分で帰還したりする。
「変身能力」居なくなった犬に変身してカッチンを慰めようとしたが、良太に捕まって「喋る犬」として見世物にされる。

三つの願いを使うまでもないと、様々な魔法を駆使するボビンは人がいいといえるが、犬を捜索しに行って、猫を脅かして遊んで勤めを果たし忘れるなど、遠視能力以外はあまり役に立たない事が多い。

  • ボタン(使える魔法)を1つ残して話が終わることもあった。
  • 時にはボビンが動物などに変身して偵察などを行うこともあった。
  • アラビアの壷に挿された花を抜くと、ボビンは壷に強制的に帰還される。

スタッフ

主題歌

キャスト

放映リスト

話数 放送日 サブタイトル
1 1975年
11月24日
空を飛ぶロバ
2 12月1日 カッチンは船長さん
3 12月8日 はばたけ折鶴
4 12月15日 木のぼりカッチン
5 12月22日 サンタがロバでやって来た
6 12月29日 ありがとうママ
7 1976年
1月5日
先生のお年玉
8 1月12日 バンザイ! 生きてるぞ
9 1月19日 子犬くんSOS
10 1月26日 吹雪の中に手をつなげ
11 2月2日 パパのおくりもの
12 2月9日 身代わりママさん
13 2月16日 ごめんねパパ
14 2月23日 兄さんていいな
15 3月1日 真珠がピカリ ひな祭り
16 3月8日 赤ちゃんが生まれる?
17 3月15日 がんばれ兄ちゃん
18 3月22日 わたしのお母さん
19 3月29日 こんにちは、ふるさとさん!
20 4月5日 すきすきチンパンジー
21 4月12日 おねえちゃん だいすき
22 4月19日 男の子になりたい?
23 4月26日 大人をこえて行け!
24 5月3日 泳げ! 鯉のぼりくん
25 5月10日 友情のサインボール
26 5月17日 がんばれ! キャプテン
27 5月24日 エッ! 先生は宇宙人?
28 5月31日 魔法の教室バンザイ!

放送局

漫画

小学館の学習雑誌に連載

  • 小学一年生 1975年12月号 - 1977年3月号 池原成利
  • 小学二年生 1975年12月号 - 1976年6月号 奥村真理子
  • 小学三年生 1975年12月号 - 1976年3月号 三谷美枝子 、1976年4月号 - 1976年10月号 奥村真理子
  • 小学四年生 1976年4月号 - 1976年6月号 三谷美枝子

映像ソフト

日本クラウンより発売。

  • それ行け! カッチン Vol.1(2006/12/22発売)第1話 - 第14話収録
  • それ行け! カッチン Vol.2(2007/01/24発売)第15話 - 第28話収録

脚注

  1. ^ 河北新報』1976年1月5日 - 1月26日付朝刊、テレビ欄。
  2. ^ 日刊スポーツ』1976年1月7日 - 1月28日付テレビ欄。
  3. ^ a b 福島民報』1975年11月24日 - 1976年5月31日付朝刊、テレビ欄。
  4. ^ a b c d 『日刊スポーツ』1976年1月5日 - 1月26日付テレビ欄。
  5. ^ 『北日本新聞』1976年1月17日付朝刊、テレビ欄。
  6. ^ a b 北國新聞』1975年11月24日付朝刊、テレビ欄。
TBS系列 ブラザー劇場
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刑事くん(第3部)
それ行け!カッチン
刑事くん(第4部)