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'''ウンブリア語'''(ウンブリアご、英語:Umbrian language, イタリア語:Lingua umbra)は、[[古代]]に[[イタリア半島]]の[[ウンブリア]]地方で話されていた[[言語]]。[[インドヨーロッパ語族]][[イタリック語派]][[オスク・ウンブリア語群]]に属する。[[紀元前7世紀]]から[[紀元前1世紀|1世紀]]までの[[碑文]]が約30個残っており、その中でも[[イグウィウムの青銅板]]が最も知られている。
'''ウンブリア語'''(ウンブリアご、{{lang-en|Umbrian language}}、{{lang-it|Lingua umbra}})は、[[古代]]に[[イタリア半島]]の[[ウンブリア]]地方で話されていた[[言語]]。[[インドヨーロッパ語族]][[イタリック語派]][[オスク・ウンブリア語群]]に属する。[[紀元前7世紀]]から[[紀元前1世紀|1世紀]]までの[[碑文]]が約30個残っており、その中でも[[イグウィウムの青銅板]]が最も知られている。


ウンブリア語は、他の[[古イタリア文字]]と同様に[[エトルリア文字]]に由来しているため、右から左へ表記するのが特徴。
ウンブリア語は、他の[[古イタリア文字]]と同様に[[エトルリア文字]]に由来しているため、右から左へ表記するのが特徴。

2020年12月16日 (水) 18:11時点における版

紀元前6世紀イタリアの言語分布

ウンブリア語(ウンブリアご、英語: Umbrian languageイタリア語: Lingua umbra)は、古代イタリア半島ウンブリア地方で話されていた言語インドヨーロッパ語族イタリック語派オスク・ウンブリア語群に属する。紀元前7世紀から1世紀までの碑文が約30個残っており、その中でもイグウィウムの青銅板が最も知られている。

ウンブリア語は、他の古イタリア文字と同様にエトルリア文字に由来しているため、右から左へ表記するのが特徴。

なお現在のウンブリア地方のイタリア語ウンブリア方言を指してウンブリア語という場合があるが、上記とは別物である。