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2020年9月11日 (金) 13:38時点における版
広瀬 優一(ひろせ ゆういち、2001年8月9日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。四段。東京都出身、藤澤一就八段門下。
経歴
幼少期を広島県で過ごす[1]。そのころ保育園で囲碁を教えてくれる人物に会い、囲碁に興味を持つ[1]。東京に移り住んだのち、小学1年生時より藤澤一就が主宰する新宿こども囲碁教室へ通い出す[2]。小学3年生のときに日本棋院東京本院の院生となり、5年生の頃から本格的にプロ入りを意識[1]。2015年11月、冬季棋士採用試験本戦で12勝3敗の1位となり、プロ入りを決めた[3]。2016年4月、14歳で入段。
2017年4月、非公式戦の第3回イベロジャパン杯で準優勝(決勝戦で大西竜平三段に敗退)[4]。
2018年10月、第43期新人王戦で決勝三番勝負まで進出し、大西研也三段に2連勝で勝利、自身初のタイトルを手にした[5]。17歳1か月での新人王獲得は、大西竜平の16歳6か月に次ぐ新人王戦史上2番目の年少記録[6]。
人物
N高校出身[1]。対局の前日にはジムで運動し、対局に備えて体をほぐすのがルーティーンだという[1]。
棋歴
獲得タイトル
- 新人王戦(第43期)
良績等
- イベロジャパン杯 準優勝(第3回、非公式棋戦)
昇段履歴
脚注
- ^ a b c d e “N高・広瀬優一さん、初のタイトルを獲得 「第43期新人王戦」”. N高等学校 (2018年10月22日). 2019年11月26日閲覧。
- ^ “教室出身プロ”. 新宿こども囲碁教室. 2019年11月26日閲覧。
- ^ “平成28年度冬季棋士採用試験 本戦”. 日本棋院. 2019年11月26日閲覧。
- ^ “第3回イベロジャパン杯”. 日本棋院. 2019年11月26日閲覧。
- ^ “第43期 新人王戦”. 日本棋院. 2019年11月26日閲覧。
- ^ “囲碁新人王戦 広瀬二段、上辺で逆転/大西三段あと一歩及ばず”. しんぶん赤旗 (2018年10月2日). 2019年11月26日閲覧。
- ^ “【昇段】広瀬 優一二段に昇段”. 日本棋院 (2017年11月3日). 2019年11月26日閲覧。
- ^ “2018年賞金ランキング昇段が決定”. 日本棋院 (2019年1月7日). 2019年11月26日閲覧。