「ジャスティン・ゲイジー」の版間の差分
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2020年5月10日 (日) 05:21時点における版
基本情報 | |
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本名 |
ジャスティン・レイ・ゲイジー (Justin Ray Gaethje) |
通称 | ザ・ハイライト (The Highlight) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1988年11月14日(35歳)[1] |
出身地 | アリゾナ州サフォード[1] |
所属 |
グラッジ・トレーニング・センター →ジェネシス・トレーニング・センター |
身長 | 180cm |
体重 | 70kg |
リーチ | 180cm |
階級 | ライト級 |
バックボーン | レスリング |
総合格闘技戦績 | |
総試合数 | 23 |
勝ち | 21 |
KO勝ち | 18 |
一本勝ち | 1 |
判定勝ち | 2 |
敗け | 2 |
ジャスティン・ゲイジー(Justin Gaethje、男性、1988年11月14日 - )は、アメリカ合衆国の総合格闘家。アリゾナ州サフォード出身。ジェネシス・トレーニング・センター所属。2020年2月現在、UFC世界ライト級ランキング4位[2]。元WSOF世界ライト級王者。
レスリングで培った体幹の強さから繰り出すローキックなどの強烈な打撃と、「やり過ぎゲイジー」と形容されるほどアグレッシブなファイトスタイルを特徴とする[3]。また、毎試合と言っていいほど激闘を繰り広げることから「ザ・ハイライト (The Highlight)」の異名を持ち、UFCでの全6試合全てがファイトボーナスを受賞している名勝負製造機である。
来歴
1歳からレスリングを始め、サフォード高校時代はアリゾナ州王者に2度なった[4]。北コロラド大学ではNCAAディビジョン1でオールアメリカンに選出された。レスリング部に総合格闘家が出稽古に訪れていた事から総合格闘技に興味を持ち、卒業後の2011年にプロデビュー[3]。
WSOF
2013年3月23日、WSOF初参戦となったWSOF 2でJ.Z.カルバンと対戦し、ドクターストップでTKO勝ちを収めた。
2014年1月18日、WSOF 8の世界ライト級王座決定戦でリチャード・パティシュノックと対戦し、肘打ち連打でTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[5]。
2014年7月5日、WSOF 11の世界ライト級タイトルマッチでニック・ニューウェルと対戦し、パンチラッシュでTKO勝ちを収め初防衛に成功した。
2015年3月28日、WSOF 19の世界ライト級タイトルマッチでルイス・パロミーノと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。
2015年9月18日、WSOF 23の世界ライト級タイトルマッチでルイス・パロミーノと再戦し、パウンドでTKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した。
2016年3月12日、WSOF 29の世界ライト級タイトルマッチでブライアン・フォスターと対戦し、ローキック連打でTKO勝ちを収め4度目の防衛に成功した。
2016年12月31日、WSOF34の世界ライト級タイトルマッチでルイス・ブスカペと対戦し、ドクターストップでTKO勝ち。5度目の防衛に成功した。
UFC
2017年7月7日、UFC初参戦となったThe Ultimate Fighter 25 Finaleでライト級ランキング5位のマイケル・ジョンソンと対戦。ジョンソンのパンチで何度もダウン寸前に追い込まれるがスタンドパンチと膝蹴りの連打で2RTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2017年12月2日、UFC 218でライト級ランキング4位のエディ・アルバレスと対戦。序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、ローキックを効かせるものの、3Rに膝蹴りでダウンを奪われパウンドでKO負け。キャリア初黒星を喫したものの、2試合連続のファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2018年4月14日、UFC on FOX 29のメインイベントでライト級ランキング5位のダスティン・ポイエーと対戦。激しい打撃戦を繰り広げるも、4Rにローキックに合わせたカウンターの左ストレートでぐらつき、追撃のスタンドパンチ連打でTKO負け。2連敗となったものの、3試合連続のファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2018年8月25日、UFC Fight Night: Gaethje vs. Vickのメインイベントでライト級ランキング10位のジェームズ・ヴィックと対戦し、右ストレートで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2019年3月31日、UFC on ESPN: Barboza vs. Gaethjeでライト級ランキング6位のエジソン・バルボーザと対戦し、右フックで1RKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2019年9月15日、UFC Fight Night: Cowboy vs. Gaethjeのメインイベントでライト級ランキング4位のドナルド・セラーニと対戦。1R終盤に右フックでダウンを奪い、立ち上がったセラーニに追撃の右フック連打で再びダウンを奪って、パウンドで1RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、3試合連続の1R決着となった。
戦績
プロ総合格闘技
総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
24 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
22 勝 | 19 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 |
2 敗 | 2 | 0 | 0 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | トニー・ファーガソン | 5R 3:38 TKO (左ジャブ) | UFC 249: Ferguson vs. Gaethje 【UFC世界ライト級暫定王座決定戦】 |
2020年5月9日 |
○ | ドナルド・セラーニ | 1R 4:18 TKO(右フック→パウンド) | UFC Fight Night: Cowboy vs. Gaethje | 2019年9月14日 |
○ | エジソン・バルボーザ | 1R 2:30 KO(右フック) | UFC on ESPN 2: Barboza vs. Gaethje | 2019年3月31日 |
○ | ジェームズ・ヴィック | 1R 1:27 KO(右ストレート) | UFC Fight Night: Gaethje vs. Vick | 2018年8月25日 |
× | ダスティン・ポイエー | 4R 0:33 TKO(スタンドパンチ連打) | UFC on FOX 29: Poirier vs. Gaethje | 2018年4月14日 |
× | エディ・アルバレス | 3R 3:59 KO (右膝蹴り→パウンド) | UFC 218: Holloway vs. Aldo 2 | 2017年12月2日 |
○ | マイケル・ジョンソン | 2R 4:48 TKO(膝蹴り連打) | The Ultimate Fighter 25 Finale | 2017年7月7日 |
○ | ルイス・ブスカペ | 3R終了時 TKO(ドクターストップ) | WSOF 34: Gaethje vs. Firmino 【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】 |
2016年12月31日 |
○ | ブライアン・フォスター | 1R 1:43 TKO(ローキック連打) | WSOF 29: Gaethje vs. Foster 【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】 |
2016年3月12日 |
○ | ルイス・パロミーノ | 2R 4:30 TKO(右ストレート→パウンド) | WSOF 23: Gaethje vs. Palomino 2 【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】 |
2015年9月18日 |
○ | ルイス・パロミーノ | 3R 3:57 TKO(パウンド) | WSOF 19: Gaethje vs. Palomino 【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】 |
2015年3月28日 |
○ | メルヴィン・ギラード | 5分3R終了 判定2-1 | WSOF 15: Branch vs. Okami | 2014年11月15日 |
○ | ニック・ニューウェル | 2R 3:09 TKO(スタンドパンチ連打) | WSOF 11: Gaethje vs. Newell 【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】 |
2014年7月5日 |
○ | リチャード・パティシュノック | 1R 1:09 TKO(肘打ち連打) | WSOF 8: Gaethje vs. Patishnock 【WSOF世界ライト級王座決定戦】 |
2014年1月18日 |
○ | ダン・ローゾン | 2R 1:40 KO(右フック) | WSOF 6: Burkman vs. Carl | 2013年10月26日 |
○ | ブライアン・コッブ | 3R 2:19 TKO(ローキック連打) | WSOF 3: Fitch vs. Burkman 2 | 2013年6月15日 |
○ | J.Z.カルバン | 1R 2:27 TKO(ドクターストップ) | WSOF 2: Arlovski vs. Johnson | 2013年3月23日 |
○ | エイドリアン・バルディーズ | 2R 0:19 TKO(パンチ連打) | Rage in the Cage 164 | 2012年11月16日 |
○ | ドリュー・フィケット | 1R 0:12 KO(パンチ) | Rage in the Cage 163 | 2012年10月20日 |
○ | サム・ヤング | 2R 1:58 リアネイキドチョーク | Rage in the Cage 162 | 2012年9月29日 |
○ | マーカス・エドワーズ | 5分3R終了 判定3-0 | Ring of Fire 43: Bad Blood | 2012年6月2日 |
○ | ドニー・ベル | 2R 2:57 TKO(パンチ連打) | Ring of Fire 42: Who's Next | 2011年12月17日 |
○ | ジョー・ケルソ | 1R 4:32 TKO(パンチ連打) | BTT MMA 2: Genesis | 2011年10月1日 |
○ | ケヴィン・クルーム | 1R 1:01 KO(スラム) | Ring of Fire 41: Bragging Rights | 2011年8月20日 |
アマチュア総合格闘技
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | アーロン・カーター | 3R 1:48 TKO(膝蹴り連打) | Ring of Fire 40: Backlash | 2011年4月16日 |
○ | スコット・クレーヴ | 3分3R終了 判定2-1 | Ring of Fire 38: Ascension | 2010年6月5日 |
○ | オースティン・グリーア | 2R 1:56 TKO(パンチ連打) | VFC 27: Mayhem | 2009年5月1日 |
獲得タイトル
表彰
脚注
- ^ a b ジャスティン・ゲイジー WSOF公式サイト
- ^ [1] UFC公式サイト
- ^ a b 【WSOF19】やり過ぎゲイジー、3度目の王座防衛戦は穴をつきたいパロミーノと MMAPLANET 2015年3月27日
- ^ 【WSOF06】ジャスティン・ゲイジー 「俺はいつだってハングリー」 MMAPLANET 2013年10月27日
- ^ 【WSOF08】嵐のような猛攻、69秒でゲイジーがライト級王座獲得 MMAPLANET 2014年1月19日
関連項目
外部リンク
前王者 王座新設 |
初代WSOF世界ライト級王者 2014年1月18日 - 2017年4月27日 |
空位 次タイトル獲得者 N/A |