「ジャスティン・ゲイジー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
66行目: 66行目:
=== プロ総合格闘技 ===
=== プロ総合格闘技 ===
{{MMA recordbox
{{MMA recordbox
|total=23
|total=24
|wins=21
|wins=22
|KOwins=18
|KOwins=19
|subwins=1
|subwins=1
|decwins=2
|decwins=2

2020年5月10日 (日) 05:21時点における版

ジャスティン・ゲイジー
基本情報
本名 ジャスティン・レイ・ゲイジー
(Justin Ray Gaethje)
通称 ザ・ハイライト (The Highlight)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1988-11-14) 1988年11月14日(35歳)[1]
出身地 アリゾナ州サフォード[1]
所属 グラッジ・トレーニング・センター
→ジェネシス・トレーニング・センター
身長 180cm
体重 70kg
リーチ 180cm
階級 ライト級
バックボーン レスリング
総合格闘技戦績
総試合数 23
勝ち 21
KO勝ち 18
一本勝ち 1
判定勝ち 2
敗け 2
テンプレートを表示

ジャスティン・ゲイジーJustin Gaethje、男性、1988年11月14日 - )は、アメリカ合衆国総合格闘家アリゾナ州サフォード出身。ジェネシス・トレーニング・センター所属。2020年2月現在、UFC世界ライト級ランキング4位[2]。元WSOF世界ライト級王者。

レスリングで培った体幹の強さから繰り出すローキックなどの強烈な打撃と、「やり過ぎゲイジー」と形容されるほどアグレッシブなファイトスタイルを特徴とする[3]。また、毎試合と言っていいほど激闘を繰り広げることから「ザ・ハイライト (The Highlight)」の異名を持ち、UFCでの全6試合全てがファイトボーナスを受賞している名勝負製造機である。

来歴

1歳からレスリングを始め、サフォード高校時代はアリゾナ州王者に2度なった[4]。北コロラド大学ではNCAAディビジョン1でオールアメリカンに選出された。レスリング部に総合格闘家が出稽古に訪れていた事から総合格闘技に興味を持ち、卒業後の2011年にプロデビュー[3]

WSOF

2013年3月23日、WSOF初参戦となったWSOF 2でJ.Z.カルバンと対戦し、ドクターストップでTKO勝ちを収めた。

2014年1月18日、WSOF 8の世界ライト級王座決定戦でリチャード・パティシュノックと対戦し、肘打ち連打でTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[5]

2014年7月5日、WSOF 11の世界ライト級タイトルマッチでニック・ニューウェルと対戦し、パンチラッシュでTKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2015年3月28日、WSOF 19の世界ライト級タイトルマッチでルイス・パロミーノと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2015年9月18日、WSOF 23の世界ライト級タイトルマッチでルイス・パロミーノと再戦し、パウンドでTKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した。

2016年3月12日、WSOF 29の世界ライト級タイトルマッチでブライアン・フォスターと対戦し、ローキック連打でTKO勝ちを収め4度目の防衛に成功した。

2016年12月31日、WSOF34の世界ライト級タイトルマッチでルイス・ブスカペと対戦し、ドクターストップでTKO勝ち。5度目の防衛に成功した。

UFC

2017年7月7日、UFC初参戦となったThe Ultimate Fighter 25 Finaleでライト級ランキング5位のマイケル・ジョンソンと対戦。ジョンソンのパンチで何度もダウン寸前に追い込まれるがスタンドパンチと膝蹴りの連打で2RTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年12月2日、UFC 218でライト級ランキング4位のエディ・アルバレスと対戦。序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、ローキックを効かせるものの、3Rに膝蹴りでダウンを奪われパウンドでKO負け。キャリア初黒星を喫したものの、2試合連続のファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年4月14日、UFC on FOX 29のメインイベントでライト級ランキング5位のダスティン・ポイエーと対戦。激しい打撃戦を繰り広げるも、4Rにローキックに合わせたカウンターの左ストレートでぐらつき、追撃のスタンドパンチ連打でTKO負け。2連敗となったものの、3試合連続のファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年8月25日、UFC Fight Night: Gaethje vs. Vickのメインイベントでライト級ランキング10位のジェームズ・ヴィックと対戦し、右ストレートで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年3月31日、UFC on ESPN: Barboza vs. Gaethjeでライト級ランキング6位のエジソン・バルボーザと対戦し、右フックで1RKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年9月15日、UFC Fight Night: Cowboy vs. Gaethjeのメインイベントでライト級ランキング4位のドナルド・セラーニと対戦。1R終盤に右フックでダウンを奪い、立ち上がったセラーニに追撃の右フック連打で再びダウンを奪って、パウンドで1RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、3試合連続の1R決着となった。

戦績

プロ総合格闘技

総合格闘技 戦績
24 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
22 19 1 2 0 0 0
2 2 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
トニー・ファーガソン 5R 3:38 TKO (左ジャブ) UFC 249: Ferguson vs. Gaethje
【UFC世界ライト級暫定王座決定戦】
2020年5月9日
ドナルド・セラーニ 1R 4:18 TKO(右フック→パウンド) UFC Fight Night: Cowboy vs. Gaethje 2019年9月14日
エジソン・バルボーザ 1R 2:30 KO(右フック) UFC on ESPN 2: Barboza vs. Gaethje 2019年3月31日
ジェームズ・ヴィック 1R 1:27 KO(右ストレート) UFC Fight Night: Gaethje vs. Vick 2018年8月25日
× ダスティン・ポイエー 4R 0:33 TKO(スタンドパンチ連打) UFC on FOX 29: Poirier vs. Gaethje 2018年4月14日
× エディ・アルバレス 3R 3:59 KO (右膝蹴り→パウンド) UFC 218: Holloway vs. Aldo 2 2017年12月2日
マイケル・ジョンソン 2R 4:48 TKO(膝蹴り連打) The Ultimate Fighter 25 Finale 2017年7月7日
ルイス・ブスカペ 3R終了時 TKO(ドクターストップ) WSOF 34: Gaethje vs. Firmino
【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】
2016年12月31日
ブライアン・フォスター 1R 1:43 TKO(ローキック連打) WSOF 29: Gaethje vs. Foster
【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】
2016年3月12日
ルイス・パロミーノ 2R 4:30 TKO(右ストレート→パウンド) WSOF 23: Gaethje vs. Palomino 2
【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】
2015年9月18日
ルイス・パロミーノ 3R 3:57 TKO(パウンド) WSOF 19: Gaethje vs. Palomino
【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】
2015年3月28日
メルヴィン・ギラード 5分3R終了 判定2-1 WSOF 15: Branch vs. Okami 2014年11月15日
ニック・ニューウェル 2R 3:09 TKO(スタンドパンチ連打) WSOF 11: Gaethje vs. Newell
【WSOF世界ライト級タイトルマッチ】
2014年7月5日
リチャード・パティシュノック 1R 1:09 TKO(肘打ち連打) WSOF 8: Gaethje vs. Patishnock
【WSOF世界ライト級王座決定戦】
2014年1月18日
ダン・ローゾン 2R 1:40 KO(右フック) WSOF 6: Burkman vs. Carl 2013年10月26日
ブライアン・コッブ 3R 2:19 TKO(ローキック連打) WSOF 3: Fitch vs. Burkman 2 2013年6月15日
J.Z.カルバン 1R 2:27 TKO(ドクターストップ) WSOF 2: Arlovski vs. Johnson 2013年3月23日
エイドリアン・バルディーズ 2R 0:19 TKO(パンチ連打) Rage in the Cage 164 2012年11月16日
ドリュー・フィケット 1R 0:12 KO(パンチ) Rage in the Cage 163 2012年10月20日
サム・ヤング 2R 1:58 リアネイキドチョーク Rage in the Cage 162 2012年9月29日
マーカス・エドワーズ 5分3R終了 判定3-0 Ring of Fire 43: Bad Blood 2012年6月2日
ドニー・ベル 2R 2:57 TKO(パンチ連打) Ring of Fire 42: Who's Next 2011年12月17日
ジョー・ケルソ 1R 4:32 TKO(パンチ連打) BTT MMA 2: Genesis 2011年10月1日
ケヴィン・クルーム 1R 1:01 KO(スラム) Ring of Fire 41: Bragging Rights 2011年8月20日

アマチュア総合格闘技

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
アーロン・カーター 3R 1:48 TKO(膝蹴り連打) Ring of Fire 40: Backlash 2011年4月16日
スコット・クレーヴ 3分3R終了 判定2-1 Ring of Fire 38: Ascension 2010年6月5日
オースティン・グリーア 2R 1:56 TKO(パンチ連打) VFC 27: Mayhem 2009年5月1日

獲得タイトル

表彰

  • レスリング NCAAオールアメリカン(1回)
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(1回)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
王座新設
初代WSOF世界ライト級王者

2014年1月18日 - 2017年4月27日

空位
次タイトル獲得者
N/A