「エースキラー (ウルトラ怪獣)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
→‎『ウルトラ超伝説』に登場するエースキラー: ウィキペディアでは「氏」など敬称は不要です
19行目: 19行目:
[[てれびくん]]でのグラビアと漫画で展開された『[[ウルトラ超伝説]]』に登場。
[[てれびくん]]でのグラビアと漫画で展開された『[[ウルトラ超伝説]]』に登場。


グラビア版では、最初はてれびくん1981年6月号<ref>てれびくん1981年6月号、38-43頁</ref>にて、グア軍団によってパワーアップされた再生エースキラーとなって登場。80が去った後の地球に現れて破壊の限りを尽くし、ウルトラ兄弟を苦しめる。[[ゾフィー (ウルトラシリーズ)|ゾフィー]]をブラックホールに落とすなど圧倒的な強さを見せるが、現れた[[アンドロメロス]](実はゾフィー)のパンチで粉砕された。この時はグラビアでは再生エースキラーの姿はゾフィーを踏みつける足の部分しか掲載されておらず、メロスに粉砕されるシーンはイラストで載されている。
グラビア版では、てれびくん1981年6月号<ref>てれびくん1981年6月号、38-43頁</ref>グア軍団によってパワーアップされた再生エースキラーとて登場。80が去った後の地球に現れて破壊の限りを尽くし、ウルトラ兄弟を苦しめる。[[ゾフィー (ウルトラシリーズ)|ゾフィー]]をブラックホールに落とすなど圧倒的な強さを見せるが、現れた[[アンドロメロス]](実はゾフィー)のパンチで粉砕された。なお、再生エースキラーの姿はゾフィーを踏みつける足の部分しか掲載されておらず、メロスに粉砕されるシーンはイラストで載されている。


その後、1982年2月号<ref>てれびくん1982年2月号、31-37頁</ref>で他の改造怪獣と共に復活(こちらでは全身を見せている)、全員でメロスとウルフを取り囲んで高速旋回しながら炎の渦を発生させる火炎車戦法を仕掛ける、破られメカバルタン(改造バルタン星人)以外の怪獣を倒され、自身とメカバルタンもアンドロストリームで倒された。
その後、1982年2月号<ref>てれびくん1982年2月号、31-37頁</ref>で他の改造怪獣たちと共に復活(こちらでは全身を見せている)、全員でメロスとウルフを取り囲んで高速旋回しながら炎の渦を発生させる火炎車戦法を仕掛ける、破られたうえにメカバルタン(改造バルタン星人)以外の怪獣たちを倒され、自身とメカバルタンもアンドロストリームで倒された。


小学三年生1982年2月号<ref>小学三年生1982年2月号、134-135頁</ref>では展開がやや異なり、メカバルタンとエースキラーはメロスとウルフのアンドロビームで最初に倒され、その後残る改造怪獣も倒されたと3月号<ref>小学三年生1982年3月号、42-43頁</ref>で説明されている。
小学三年生1982年2月号<ref>小学三年生1982年2月号、134-135頁</ref>では展開がやや異なり、メカバルタンとエースキラーはメロスとウルフのアンドロビームで最初に倒され、その後残る改造怪獣たちも倒されたと3月号<ref>小学三年生1982年3月号、42-43頁</ref>で説明されている。


* 居村眞二の漫画版では基本的に6月号グラビア版と同じ展開を迎えるが、名前が「改造エースキラー」になっており、人語を話すこともできる。光線技を使わずに右手に持った刃物による格闘戦のみでウルトラ兄弟を追い詰め、M87光線も通じない。また人質を取るの卑劣な行為もわない。
* [[居村眞二]]の漫画版では基本的に6月号グラビア版と同じ展開を迎えるが、名前が「改造エースキラー」になっており、人語を話すこともできる。光線技を使わずに右手に持った刃物による格闘戦のみでウルトラ兄弟を追い詰め、M87光線も通じない。また人質を取るなどの卑劣な行為もいとわない。
* 屋外でメカバルタンと共にポーズを決めている写真が存在する<ref>KKベストセラーズ発行『語れ!ウルトラマン 兄弟激闘編』92頁。</ref>。
* 屋外でメカバルタンと共にポーズを決めている写真が存在する<ref>KKベストセラーズ発行『語れ!ウルトラマン 兄弟激闘編』92頁。</ref>。



2020年4月1日 (水) 01:19時点における版

ウルトラマンAの登場怪獣 > エースキラー (ウルトラ怪獣)

エースキラーは、特撮テレビ番組『ウルトラマンA』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名は異次元超人。英字表記はACE-KILLER[1][2]

本項では、エースキラーに関連した怪獣のメビウスキラーカブトザキラービクトリーキラーについても記述する。

エースキラー

『ウルトラマンA』に登場するエースキラー

ウルトラマンA』第14話「銀河に散った5つの星」に登場。

ヤプール人ウルトラマンA抹殺用に製作したサイボーグ超人。ゴルゴダ星の処刑場に置かれた棺の中から直立姿勢のまま起き上がって現れた。両腕を広げながら笑うような仕草を見せる。全身に施された金色の装甲は本物のエースやエースロボットのメタリウム光線を防ぐことができる[3][2]。左腕は鉤爪状になっており、右手には音叉のような形をした刃物を武器として持っている。ゴルゴダ星でゾフィーからM87光線、ウルトラマンからスペシウム光線、ウルトラセブンからエメリウム光線、ウルトラマンジャックからウルトラブレスレットを奪い取った後、目と胸部結晶に光が灯った。テスト相手のエースロボットを倒した後、ゴルゴダ星に現れた本物のエースと交戦。メタリウム光線を防ぎ、M87光線以外の必殺技を駆使して善戦し、スペシウム光線やエメリウム光線でダウンしたエースを右手の刃物で苦しめるが、体勢を立て直したエースにウルトラブレスレットを弾き飛ばされた後、ウルトラ5兄弟の力を結集したスペースQで爆破された。

  • デザインは鈴木儀雄が担当した[6][7]。鈴木は気に入った1体に挙げているが、独特な構成の頭部については自身でも描いた理由が分からないとしている[7]
  • 劇中では人類に目撃されることなく倒されたため、防衛チームの記録には残らず、後の『ウルトラマンメビウス』においても、GUYSの保管するドキュメントTACには記録されていないとの設定がなされている。
  • ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』では4兄弟の奪った能力による攻撃は「スペシャルショット」と名付けられた。

『ウルトラ超伝説』に登場するエースキラー

てれびくんでのグラビアと漫画で展開された『ウルトラ超伝説』に登場。

グラビア版では、てれびくん1981年6月号[8]でグア軍団によってパワーアップされた再生エースキラーとして登場。80が去った後の地球に現れて破壊の限りを尽くし、ウルトラ兄弟を苦しめる。ゾフィーをブラックホールに落とすなど圧倒的な強さを見せるが、現れたアンドロメロス(実はゾフィー)のパンチで粉砕された。なお、再生エースキラーの姿はゾフィーを踏みつける足の部分しか掲載されておらず、メロスに粉砕されるシーンはイラストで掲載されている。

その後、1982年2月号[9]で他の改造怪獣たちと共に復活し(こちらでは全身を見せている)、全員でメロスとウルフを取り囲んで高速旋回しながら炎の渦を発生させる火炎車戦法を仕掛けるが、破られたうえにメカバルタン(改造バルタン星人)以外の怪獣たちを倒され、自身とメカバルタンもアンドロストリームで倒された。

小学三年生1982年2月号[10]では展開がやや異なり、メカバルタンとエースキラーはメロスとウルフのアンドロビームで最初に倒され、その後に残る改造怪獣たちも倒されたと3月号[11]で説明されている。

  • 居村眞二の漫画版では基本的に6月号グラビア版と同じ展開を迎えるが、名前が「改造エースキラー」になっており、人語を話すこともできる。光線技を使わずに右手に持った刃物による格闘戦のみでウルトラ兄弟を追い詰め、M87光線も通じない。また、人質を取るなどの卑劣な行為もいとわない。
  • 屋外でメカバルタンと共にポーズを決めている写真が存在する[12]

『ウルトラライブステージ2006』に登場するエースキラー

ウルトラマンフェスティバル2006ライブステージ第2部に登場。

再び地球侵略とウルトラ兄弟抹殺を企むヤプールによって強化された改造エースキラーが登場し、地球を訪れたメビウスをベロクロンと共に攻撃する。『ウルトラマンA』の時と同様にウルトラ四兄弟の必殺技を使用するほか、新たにジャックのウルトラランスやタロウのストリウム光線まで使用できる。最終決戦では、手足が後に登場するUキラーザウルスのような形状になり、6兄弟とメビウスを相手に互角以上に渡り合うが、最後は彼らの一斉に発射した必殺光線を受けて敗れる。

『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』に登場するエースキラー(BS)

OV『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』に登場。別名「天球超人」で、名称はエースキラー(BS)

  • 身長:40メートル[13]
  • 体重:4万3千トン[13]
  • 出身地:ビートスター天球[13]

ビートスター天球の内部でビートスターが率いるロボット怪獣軍団の1体で、かつてヤプールが生み出したエースキラーのデータがビートスターによりコピーされたもの[13]。初代に加えてメビウスキラーの能力も持ち合わせており[13]、初代と同じ両腕を拡げるポーズも何度かとる。レギオノイド(BS)がレイの召喚するゴモラに倒された直後にキングジョー(BS)インペライザー(BS)と共に現れ、一度は3対1の勝負でゴモラに勝利するが、その後にウルティメイトフォースゼロと戦う。グレンファイヤーと互角の勝負を繰り広げ、最期はグレンドライバーで頭を地面に叩きつけられて爆散した。他のロボット怪獣と異なり量産はされておらず、1体しか登場しない[13]

ロボット(サイボーグ)ではあるが、劇中では吹き飛ばされたキングジョー(BS)やインペライザー(BS)の下敷きになりそうになって慌てふためいたり、グレンファイヤーのポーズを真似て挑発するなど、人間臭い動きも見せていた。

『ULTRAMAN』に登場するエースキラー

星団評議会に雇われたプロの殺し屋として登場する(作中における「エースキラー」とは『超一流の殺し屋』を意味し、本人もそう自称している)。表向きは人間と大差ない顔立ちだが、ウルトラマンスーツと酷似したスーツを装着することで、原典におけるエースキラーを思わせる姿へと変化する。 自身の身体能力は非常に高く、戦闘時には地球人の動体視力では追い切れないほどの素早さで動き回る。武器は刺股型の手斧と、ダガレット製の銃弾を放つハンドガン。

主に評議会における汚れ仕事や始末屋を担う傭兵集団のリーダー格で、配下にはネペンテス星人やウヴェルヴ星人がいる。本編の12年前に発生した航空機爆破事故の実行犯であり、この事故で北斗星司の両親や南夕子の家族を殺害した。後に当時の生き残りである北斗がそのことを調べている事を逆手にとってアジトにおびき出そうとするが、やって来たのが科学特捜隊の早田進二郎と諸星弾であった。それを逆手にとって2人を圧倒的な戦闘力でねじ伏せた後、ネペンテス星人の触手を使って2人を磔にした上で北斗を引き摺り出そうとした。

しかし早田進やベムラーをはじめとした援軍によって次第に不利に陥った挙句、北斗によって右腕を切断されてしまう。それに激昂して北斗を圧倒的な身体能力で蹂躙するが、最期は彼によって頭を吹き飛ばされて死亡した。


ゲーム作品に登場するエースキラー

ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ

PS及びPS2ソフト『ウルトラマン Fighting Evolution』のうち、『1』 - 『3』に登場。

『2』のオリジナルストーリー「大地球侵略作戦」では、ヤプールに捕らえられたウルトラ兄弟たちを救うために異次元へ乗り込んできたエースを迎え撃つ。援護キャラとしてヤプールが現れ、空間を歪ませるなどして妨害してくる。同作のCMでは、ベムスターのことを「越後屋」と呼んでいた。

『3』のウルトラモード「死刑ウルトラ5兄弟」では、原作と同様のストーリーで戦う。ちなみに、このモードではプレイヤーはエースロボット→ウルトラマンエースの順番で操作することになるが、エースロボットの時点でエースキラーに勝つこともでき、その際には「強すぎたエースロボット」というコメントが表示され、この条件を満たすと強制的にSランククリアとなり、エースロボットを使用できるようになる。

戦闘中には怪獣のようなオリジナル音声の鳴き声を上げるほか、ウルトラマンガイアウルトラマンアグルの突撃戦法も使用できる。

PDウルトラマンバトルコレクション64

NINTENDO64ソフト『PDウルトラマンバトルコレクション64』に登場。

原作どおり、M87光線、スペシウム光線、エメリウム光線を使用できる。ウルトラブレスレット系統の技はウルトラクロスのみ使用可能。

大怪獣バトル ULTRA MONSTERS

データカードダス大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第9話「決戦!エースキラー」、NEO第6話「執念のヤプール」に登場。

第9話では、バトルナイザーを破壊しようとするヤプールによってタイラントやバキシムと共に送り込まれる。実質的に第1部の最後の敵であり、かなりの強さを持つ。バトルナイザーの怪獣と激しい戦いを繰り広げた後、倒された。

NEO第6話でもバトルナイザー破壊を企む巨大ヤプールにより、バキシムと共に従えられて登場する。だが、こちらもバトルナイザーの怪獣に倒された。

ステータスはアタックが高いが、パワーが低いのが欠点。必殺技は今までのゲーム作品に登場したエースキラー同様「エメリウム光線」、「ウルトラブレスレット」、「M87光線」とウルトラ兄弟から奪ったものを使用し、さらにNEO第3弾では生みの親である巨大ヤプールと組むことで、強力な闇属性のタッグ必殺技「キラーマリオネット」(その際、『ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ』の突撃戦法のような動きを見せる)が発動可能となった。NEO第7弾では、エースロボットを倒す際に披露した、ウルトラ兄弟の技を一気に放つ攻撃技「カラミティショット」も追加されている。

また、NEOでは光属性に耐性を持っている。EXではロボット超人としての側面がいささか薄かったが、NEOでは弱点として雷と水属性が追加され、さらにスピードゲージがロボット怪獣のものになったため、ロボットであることが強調された。

  • ポリゴンは『ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ』に使用されたものの流用。[要出典]

その他の作品に登場するエースキラー

メビウスキラー

『ウルトラマンメビウス』に登場するメビウスキラー

ウルトラマンメビウス』第43話「脅威のメビウスキラー」に登場。

  • 体長:40メートル[16]
  • 体重:4万3千トン[16]
  • 出身地:異次元[17]

かつてウルトラマンAが戦ったエースキラーと同型のサイボーグ超人で、黒ずくめの男の姿をしたヤプールによって呼び寄せられた。鉤爪状になった左腕など、容姿はかつてのエースキラーとほぼ同じだが、爪先のとげが足と一体化しているなど、細部が所々異なり、右手に持っていた刃物状の武器も今回はない。また、エースキラーは終始声を発さなかったのに対し、こっちは低く不気味な声を発する。

高い格闘能力を有しており、最初はヤプールからもエースキラーと呼ばれたが[注釈 1]、メビウスの戦闘データを読み取った宇宙同化獣ガディバと同化することで、胸の「キラークリスタル」が点灯して右腕にメビウスブレスと同じ役割を持ち、カラータイマーのように点滅するクリスタルが追加され、かつてウルトラ兄弟の技を模倣したようにメビュームシュート(メビウスと異なり左腕から使用)や、メビュームブレードを模倣した「キラーブレード」(メビュームブレードとは逆の右腕で使用)、さらにはメビュームバーストを放つことさえも可能となる。かつてのエースキラーの性能テストの時と同じように、技を放つときはヤプールが技名を叫んで指示を送る。その高い戦闘能力でメビウスを相手に善戦するも、アヤの声援を受けて奮起したメビウスがとっさに編み出したウルトラダイナマイトのメビウス版である新技・メビュームダイナマイトによって爆散した。

メビウスキラーの使命はメビウスの抹殺であり、これは失敗に終わるが、ヤプールは倒す際にメビウスが疲弊することも読んで二段構えの作戦を立てていたらしく、疲れ果て元に戻ったメビウス=ミライを、近くにいたアヤとヒルカワもろとも異次元空間に誘拐することには成功した。

『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場するメビウスキラー(G)

『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場。

  • 身長:40メートル[23]
  • 体重:4万3千トン[23]
  • 出身地:怪獣墓場[23]

他の暗黒四天王と共に復活を果たした巨大ヤプールが、活動するための肉体としてメビウスキラーに憑依したもので、メビウスキラー(G)とも呼ばれる。『テレビマガジン』版ではメビウスキラーが登場するが、『てれびくん』版ではカブトザキラーがこの役割を果たしている(#てれびくん版『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場するカブトザキラーを参照)。

OV版でも『テレビマガジン』版と同様の形で登場。今作ではメビュームスラッシュらしき技を使っていた。過去のメビウスキラ一を凌駕する身体能力を持つ[23]

  • 声:田中亮一
    • 他の四天王は全員オリジナルキャストなのに対し、このメビウスキラーのみ声優が異なる。
  • スーツは『メビウス』テレビシリーズの流用だが、目などの電飾が緑から青白い色となっている。
  • 企画当初では巨大ヤプールがそのまま登場する予定だったが、撮影時期に巨大ヤプールの着ぐるみがイベントで出払っていたため、憑依しているという設定でメビウスキラーが登場することになった[24]
  • 名前に付くGは「ゴースト」を意味する。

『ウルトラマンベリアル THE STAGE 超最強!ベリアル銀河帝国』に登場するメビウスキラー

『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の前日談にあたるショー『ウルトラマンベリアル THE STAGE 超最強!ベリアル銀河帝国』に登場。

ウルトラマンベリアルを捕らえて支配下に置こうと企むヤプールによって送り込まれる。ドラゴリーが倒された後、ルナチクスと共に登場。ウルトラマンゼロに敗れた直後で弱っていたベリアルを素早い動きによる格闘で追い詰め、ヤプールの傘下に入っていたが用なしと見なされたダークゴーネもろとも倒そうとする。最終的にはベリアルの力に惹かれてヤプールから離反したダークゴーネのゴーネブレードによる攻撃で倒された。

  • スーツは『メビウス』などでの撮影用の物をそのまま使用している。[要出典]

その他の作品に登場するメビウスキラー

  • めちゃ×2イケてるッ!2009年12月5日放送分では、メビウスキラーが『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』出演のオーディションに他の怪獣と共に参加。名札は「メビウスキラー」とされていたが、エースキラーと姿が同じであるため、ナレーションでもエースキラーと間違われていた。プレッシャー星人に挑みかかろうとしたレッドキングを一度は制止する。合格はしたが、映画には登場していない。

カブトザキラー

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』のオリジナルキャラクターとして初登場。

  • 身長:40メートル
  • 体重:4万3千トン

エースキラーの改造・強化タイプ。身に纏った戦国武者風のアーマーと、鋏状の腕が特徴。アーマーを纏ったことで防御力が大幅にアップしている。鋏で相手を切り裂く「クロー・スライサー」を必殺技とするほか、先代と同様にウルトラ兄弟の光線技も使用でき、さらに言葉を話すようにまでなっている。

当初は怪獣カード化されず、スーパーコンボのみの登場だったが、NEO第7弾にて怪獣カードとして参戦した。

  • 声:田中亮一
  • 元は児童誌による「エースキラー強化改造計画」の最優秀賞受賞作品。
  • ソフビ化もカード付きでされているが、その付属するカードはスーパーコンボカードであり、シリーズ初応援カード以外のカードが付属する怪獣ソフビとなった。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』に登場するカブトザキラー

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』ギャラクシーサーガモードのエピソード5、エピソード6に登場。

歴史改変を目論むヤプールが過去のゴルゴダ星に送り込んだ刺客。歴史通りにエースキラーを倒したウルトラマンエースの前に現れ、エースを倒して磔にし、ZAPにはベムスターとブラックキングを差し向ける。

二体が倒されるとエピソード6にて自らZAPに襲い掛かる。ストーリーモード第一部でのエースキラーを彷彿、もしくはそれ以上の強さでレイの怪獣(プレイヤーキャラクター)を苦しめるが、ZAPの救援にキール星人グランデが現れ、最後はレイが発見したウルトラブレスレットによって撃破される。

『てれびくん』版『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場するカブトザキラー

『てれびくん』版の『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』(画:内山まもる)に登場。

復活した巨大ヤプールが、活動するための肉体として化身したもので、インペライザー軍団の中に紛れており、ウルトラマンタロウと激突する。ヤプールが化身しているため、人語を話す。インペライザー軍団が捕らえたウルトラ兄弟の技を奪い、ウルトラスパーク、メビュームシュート、ナイトシュート、さらにはスペースQをタロウに向かって放つが、ウルトラの父譲りのウルトラホーンに光の光線技は有効とならず、逆に光線技を吸収して増幅させた「コスモミラクルダイナマイト」を受け、消滅する。しかし、その後にデスレムと戦うウルトラ兄弟の前に超獣軍団を率いて再び現れ、巨大ヤプールの正体を現す。

なお、本来これは『テレビマガジン』版やOV版におけるメビウスキラーの役割である(詳細は#『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場するメビウスキラー(G)を参照)。

ビクトリーキラー

ウルトラファイトビクトリー』に登場。

エースキラーやメビウスキラーと同型のサイボーグ超人。メビウスキラー同様の不気味な低い声を発し、当初は巨大ヤプールからエースキラーと呼ばれていたうえ、「エースキラーを超えた存在」と評されていた。エースキラーから引き継いだウルトラ兄弟の能力を使用する他、巨大ヤプールにより、ウルトラマンビクトリーの能力・ウルトランスを模倣したキラートランスを実装されている。ウルトランスと異なりスパークドールズ無しに発動している他、使用する際はビクトリーランサーと同様に「キラートランス!(能力名)!!」と巨大ヤプールの声が流れる。

惑星グアの衛星ゴルゴダでウルトラマンギンガを十字架に捕らえ、救援に駆けつけたウルトラマンAと対峙する。ウルトラ兄弟の能力はAにとってはもはや通用せず、当初はAと互角の戦いを繰り広げたが、巨大ヤプールの指示により、EXレッドキングナックル、キングジョーランチャー、エレキングテイルを立て続けに使用し、一度はAをダウンさせる。

その後、サドラシザースやグドンウィップも使用してウルトラマンビクトリーナイトと戦うが、ビクトリーナイトにとっては敵ではなく、最後はシェパードンの援護を受けたビクトリーナイトのナイトビクトリウムシュートで倒される。

その他

脚注

注釈

  1. ^ 公式サイトでは対メビウス用にカスタマイズされたエースキラーの別個体であり、ガディバと一体化することで完全なメビウスキラーになると記述している[16]。『ウルトラマンメビウス アーカイブ・ドキュメント』ではエースキラーにガディバが合体してメビウスキラーになったと解説している[18]。『円谷プロ全怪獣図鑑』ではエースキラーに酷似したもの[17]、『僕たちの好きなウルトラマンメビウス』ではエースキラーの復元体[19]と記述している。

出典

  1. ^ a b c d 白書 1982, p. 176, 「ウルトラマンA 怪獣リスト」
  2. ^ a b c d e 画報 上巻 2002, p. 130
  3. ^ a b c d ウルトラ怪獣大全集 1984, p. 51, 「ウルトラマンA 全怪獣」
  4. ^ a b c 大辞典 2001, p. 61
  5. ^ a b c 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 71
  6. ^ ファンタスティックコレクションNo.10『空想特撮映像のすばらしき世界・ウルトラマンPARTII』(朝日ソノラマ・1978年)33頁。
  7. ^ a b 「70's円谷怪獣リスペクト検証 栄光の怪獣王国、狂乱のデザイン史 [第7回] 超獣を永遠に超獣たらしめる、鈴木儀雄の超感覚デザイン」『宇宙船』vol.159(WINTER 2018.冬)、ホビージャパン、2017年12月29日、78-81頁、ISBN 978-4-7986-1602-5 
  8. ^ てれびくん1981年6月号、38-43頁
  9. ^ てれびくん1982年2月号、31-37頁
  10. ^ 小学三年生1982年2月号、134-135頁
  11. ^ 小学三年生1982年3月号、42-43頁
  12. ^ KKベストセラーズ発行『語れ!ウルトラマン 兄弟激闘編』92頁。
  13. ^ a b c d e f 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 375
  14. ^ ウルトラ銀河伝説超全集 2009, p. 78, 「百体怪獣ベリュドラ完全攻略」.
  15. ^ ウルトラゾーン完全ガイド 2012, p. 30, 「ウルトラゾーンアイキャッチコレクション2」.
  16. ^ a b c hicbc.com:ウルトラマンメビウス 怪獣図鑑”. CBC. 2017年1月25日閲覧。
  17. ^ a b 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 340
  18. ^ アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 43.
  19. ^ 僕たち 2007, p. 108.
  20. ^ 宇宙船YEAR BOOK 2007』朝日ソノラマ〈ソノラマMOOK〉、2007年4月20日、30頁。ISBN 978-4-257-13096-3 
  21. ^ アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 62.
  22. ^ a b デザインワークス 2019, p. 280, 「丸山浩デザイン解説 ウルトラマンメビウス」
  23. ^ a b c d 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 344
  24. ^ 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』の解説書より。
  25. ^ a b 登場キャラクター ウルトラファイトビクトリー”. 2017年3月6日閲覧。
  26. ^ a b X超全集 2016, p. 12, 「特別付録 ウルトラファイトビクトリー超全集 怪獣図鑑」

参考文献