「SCO・Linux論争」の版間の差分

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SCOとGPLの項を原文や出典に従って改訳・修正・出典追加など
(日付、かかりうけの修正など)
(SCOとGPLの項を原文や出典に従って改訳・修正・出典追加など)
EWeekは、SCOは[[Linuxカーネル]]の機能の一部をSCO UNIXに逆に輸入しているのではないかという指摘を報告した<ref>[http://www.eweek.com/article2/0,1895,1653684,00.asp Did SCO Violate the GPL?<!-- Bot generated title -->]</ref>。もし本当であれば、Linuxカーネルのコピーライトを侵害していることになる。SCOはこの指摘を否定しているが、[[Groklaw]]によれば、一人のSCO社員が委託でそれを確認したとのことである<ref>[http://www.groklaw.net/article.php?story=20050809082902461 Groklaw - Erik Hughes Deposition: LKP Did Include Linux Kernel Code<!-- Bot generated title -->]</ref>。
 
=== SCOとGPL違反 ===
[[フリーソフトウェア財団]](FSF)の法務顧問・[[エベン・モグレン]](当時)は、FSFの見解として次のように述べた。すなわち、SCOが守秘義務の違反や著作権の侵害を主張するソースコードは、SCO自身が何年も前から[[GNU General Public License]](GPL)にのっとってLinuxを頒布しているため、同社の主張は成り立たない<ref name="fsf">{{cite web|url=http://www.fsf.org/licensing/sco/sco-v-ibm.html|title=FSF Statement on SCO v. IBM|date=2003-06-27|author=Moglen, Eben|publisher=[[Free Software Foundation]], Inc.|accessdate=2019-01-15}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.internetnews.com/dev-news/article.php/2207791|title=SCO Faces Hurdles in Linux Claims - InternetNews.|website=www.internetnews.com|accessdate=2019-01-15}}</ref>。
[[フリーソフトウェア]]コミュニティ、特に[[GNU General Public License]] (GPL) の[[コピーレフト]]制約の厳守を求めるユーザーはSCOグループがリリースするUNIX SVRxにソースコードの公開のないソフトウェアバイナリが含まれていることを確認して、GPLに違反してソースコードが公開されていないことを指摘した<ref>[http://www.internetnews.com/dev-news/article.php/2207791 SCO Faces Hurdles in Linux Claims<!-- Bot generated title -->]</ref>。GPLのコピーレフト制約は、GPLの適用されたソフトウェアがソフトウェアパッケージに含まれいる場合、ソフトウェアパッケージの全てのソフトウェアにGPLを適用することを強制し、ライセンスに従ってソフトウェアのソースコードを公開する義務がある<ref name="gnu-copyleft">{{citeweb|publisher=Free Software Foundation|url=https://www.gnu.org/copyleft/copyleft.html|title=What is Copyleft?|date=2018-01-01|accessdate=2018-02-09}}</ref>。
 
2006年7月SCOはこれに対しSVRx自社のコードがLinuxに含まれていことを知らなかったのであるから、GPLによる頒布をしたことにはあたらないと反論した。ただ、SCOが自社の主張を唱え始めてから数年後の2006年7月~8月になっても、[[Executable and Linkable Format|ELF]]ファイルをソ形式に関連するファイル(SCOがSystem V関係のファイルであると主張するファイルの一部)が同社のFTPサスコバーからGPLでダウンロードの公開可能くリリースし状態にあった<ref>[{{cite web|url=http://www.groklaw.net/article.php?story=20060731122623203 |title=Groklaw - SCO is Distributing ELF Under the GPL Still. Yes. Now. Today<!.|website=www.groklaw.net|accessdate=2019-01- Bot generated title -->]15}}</ref><ref>[{{cite web|url=http://www.groklaw.net/article.php?story=20060806074745174 |title=Groklaw - SCO Is Still Distributing ELF Under the GPL, Part 2<!.|website=www.groklaw.net|accessdate=2019-01- Bot generated title -->]15}}</ref>。GPLのコピーレフト制約の特性上、SVRxに含まれるソフトウェアはGPLが適用され、ソフトウェアのソースコードは原則ソースコードの公開が必須であり、このELFファイルのみのリリースはGPL違反である
 
訴訟の初期の段階で、SCOはGPLが無効であり、法的効力はないとも訴えた<ref>{{cite web|url=http://www.groklaw.net/article.php?story=20031027193958740 |title=Groklaw - SCO Declares Total War on the GPL -- Says GPL Is Not Enforceable|website=www.groklaw.net|accessdate=2019-01-15}}</ref>。前出のエベン・モグレンはこれに対し、SCOがLinuxを頒布できたのは、GPLがあったからにほかならないと主張した<ref>{{cite web|url=http://www.internetnews.com/ent-news/article.php/3302801|title=GPL Awaits Test in SCO Group/IBM Dispute - InternetNews.|website=www.internetnews.com|accessdate=2019-01-15}}</ref>。後にSCOは「SCO対IBM」裁判でIBMから反訴を受けた際、ライセンスに従っているとした<ref>{{cite web|url=http://www.groklaw.net/article.php?story=2007020910561488|title=Groklaw - SCO's Memo in Opp. to IBM's Motion for SJ on Claim of Copyright Infringement|website=www.groklaw.net|accessdate=2019-01-15}}</ref>。
 
「SCO対IBM」裁判でGPLが問題点として取り上げられるようになった。米国の著作権法においては、第三者が著作権を保有する著作物を頒布するには著作権者の許可を得る必要があり、通常はライセンスの形でこの許可が与えられる。GPLはそうしたライセンスの一例であり、一定の制約のもとに頒布が許される。IBMは問題となっているコードをGPLで公開したたため、Linuxに含まれるIBMのコードをSCOが複製および頒布するにはGPLが定める条件を満たなければならず、その中にはGPLを「承諾する」ことも含まれている。IBMは、SCOがGPLを公に無効だといい、さらに米国憲法、著作権法、輸出管理法令に反すると主張するのはGPL違反であると主張した。また、SCOが展開するSCOsourceプログラムは、GPLに基づいて公開された著作物の(複製やサポートの手数料を請求することはできるが、ライセンスは無料でなければならないとする)頒布要件に合致しないとした。その上でIBMは、SCOがIBMの著作物を有料のライセンスで頒布することによって、GPLに違反し、IBMの著作権を侵害していると反訴した<ref>{{cite web|url=http://www.groklaw.net/article.php?story=20040331043539340|title=Groklaw - IBM's Second Amended Counterclaims Lists 9 Newly Registered Copyrights|website=www.groklaw.net|accessdate=2019-01-15}}</ref>。
 
== 法廷論争 ==

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