「Message Passing Interface」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
11行目: | 11行目: | ||
*[http://www-unix.mcs.anl.gov/mpi/ The Message Passing Interface (MPI) standard] |
*[http://www-unix.mcs.anl.gov/mpi/ The Message Passing Interface (MPI) standard] |
||
*[http://www-unix.mcs.anl.gov/mpi/mpich/ MPICH] |
*[http://www-unix.mcs.anl.gov/mpi/mpich/ MPICH] |
||
*[http://www.nag-j.co.jp/nag_lib.htm NAG parallel Library] |
*[http://www.nag-j.co.jp/nag_lib.htm#nd NAG parallel Library] |
||
[[Category:並列コンピューティング]] |
[[Category:並列コンピューティング]] |
||
2006年7月27日 (木) 07:30時点における版
Message Passing Interface(MPI)とは、 並列コンピューティング環境を利用するための標準化された規格である。実装自体を指すこともある。
複数のCPUが情報をバイト列からなるメッセージとして送受信することで協調動作を行えるようにする。自由に使用できる実装としてはMPICHが有名である。他にも商用ベンダなどによる独自の実装が存在する。
ライブラリレベルでの並列化であるため、言語を問わず利用でき、プログラマが細密なチューニングを行えるというメリットがある一方、利用にあたっては明示的に手続きを記述する必要があり、ロックの対処などもプログラマ側が大きな責任をもたなければならない。
業界団体や研究者らのメンバからなる MPI Forum によって規格が明確に定義されているため、ある環境で作成したプログラムが他の環境でも動作することが期待できる。