「おばちゃんチップス」の版間の差分

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2018年4月1日 (日) 05:43時点における版

おばちゃんチップス』は、田中誠監督の日本の映画。関西テレビホリプロ大阪経済大学の共同製作で、配給はファントム・フィルム。上映時間は112分。2007年1月21日公開。同年8月1日にはDVDが発売された。

映画のもととなっているのは、大阪経済大学とホリプロの共同企画で、コミュニケーション力・企画力などの育成を目的に設けられた「基盤能力開発講座『OSAKA BRAND 03』」という講座において、大阪経済大学の学生が発表した同名の商品企画である。この菓子は映画公開にあわせて、江崎グリコから商品化された(現在は販売終了)。

ストーリー

人情と商人と元気なおばちゃんが溢れる街、大阪。家弓修平(船越英一郎)は一流建築会社の仕事を辞め、東京での生活を捨てて、大阪へやってきた。彼の下宿先となるのは、昔ながらのひなびた雑貨屋、樋元商店。店主である情に厚くて威勢が良い樋元千春(京唄子)や、向かいに住む可愛らしいおばちゃん予備軍のホステス赤銅麻衣子(misono)に囲まれて、新たなる生活がスタートした。大阪での修平の仕事は、大学の非常勤講師。言語学の教授という夢への第一歩となるはずだったのだが、あまりの安月給ゆえ生活に困窮してしまう。樋元商店でアルバイトも始めた修平だが、「おでんの汁だけタダでちょうだい!」など勝手し放題のおばちゃんたちの勢いに困惑を隠せない。そんな惨憺たるありさまの店に立ち寄った麻衣子は、修平を手伝うことにする。ある日、麻衣子は修平の授業に忍び込むが、内容は全く楽しくなく、生徒の評判もすこぶる悪かった。そんな修平に彼女は「大学の先生もしゃべりのプロやろ!」とはっぱをかける。また古書店では、言い値どおりの額を支払おうとする修平を差し置いて、麻衣子が威勢良く値切り始める。そして繰り広げられる、かけあい漫才のような店主と麻衣子の会話。「大阪っていうのは、言語学的ワンダーランドだね」と感心する修平と圧倒的勝利をおさめる麻衣子。気を良くした修平は彼女に、標準語と大阪弁のイントネーションの違いを楽しげに説明する。少しずつふたりの距離が近づいていくが……。

キャスト

スタッフ

外部リンク