「雁坂峠」の版間の差分

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* [[点線国道]]
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* [[雁坂トンネル有料道路]]
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2018年3月8日 (木) 08:18時点における版

国道140号標識
国道140号標識
雁坂峠
表示板
所在地 埼玉県秩父市山梨県山梨市
座標
雁坂峠の位置(日本内)
雁坂峠
北緯35度53分34秒 東経138度47分24秒 / 北緯35.89278度 東経138.79000度 / 35.89278; 138.79000座標: 北緯35度53分34秒 東経138度47分24秒 / 北緯35.89278度 東経138.79000度 / 35.89278; 138.79000
標高 2,082 m
山系 奥秩父山塊
通過路 国道140号秩父往還)(雁坂トンネル
プロジェクト 地形
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雁坂峠(かりさかとうげ)は埼玉県秩父市山梨県山梨市の境にある標高2,082m。奥秩父の山域の主脈の一つであり針ノ木峠三伏峠と並び、「日本三大峠」に数えられる。

概要

かつての、武蔵国秩父盆地甲斐国を結ぶ峠。「かりさかみち」とも呼称された。現在では、国道140号がほぼ真下を雁坂トンネルで通過する。1998年4月にこのトンネルが開通するまで、この峠を自動車では通行することは出来ず「開かずの国道」と言われ、峠を越えるハイキングコースが国道140号に指定されていた。「秩父往還」という呼び方のほか、埼玉県側は「彩甲斐街道」、山梨県側は「雁坂みち」とも呼ぶ。彩甲斐街道を少し北上したところに栃本関跡があり、山梨側にトンネルを出たところすぐに西沢渓谷がある。また、埼玉県側から山梨県側に向かう際、便所のなかを通っていたことから、『便所国道』ともいわれていたこともあった。

峠の頂上には薮の草原が大きく広がり、南側に広い展望が開けている。日本三大峠飛騨山脈越えの針ノ木峠2,541m、赤石山脈越えの三伏峠2,580m、奥秩父主脈越えの雁坂峠)のひとつ。武田信玄の軍事用路「甲斐九筋」の一つ。『日本書紀景行記』に「日本武尊が通った」とあるとされている。


雁坂峠の位置(100x100内)
雁坂嶺
雁坂峠
南西に位置する乾徳山から見た雁坂嶺と雁坂峠

周辺にある小屋

隣接する山

舞台とする作品

小説

関連項目

外部リンク