「巨神兵東京に現わる」の版間の差分
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『'''巨神兵東京に現わる'''』(きょしんへいとうきょうにあらわる)は、[[東京都現代美術館]]で[[2012年]][[7月10日]]より開催された展覧会「'''館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技'''」にて公開された[[特撮]][[短編映画]]<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/confidence/2011378/ ナウシカの“巨神兵”が特撮短編映画化 企画は“エヴァ”の庵野秀明] ORICON STYLE [[2012年]][[5月10日]]</ref><ref name = "宇宙船YB13">{{Cite journal|和書|date = 2013-04-01|title = 宇宙船vol.140特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2013 |journal = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]|volume = vol.140 |issue =(2013.春号)|publisher = [[ホビージャパン]] |page = 別冊p.32 |isbn = 978-4798605944 }}</ref>。 |
『'''巨神兵東京に現わる'''』(きょしんへいとうきょうにあらわる)は、[[東京都現代美術館]]で[[2012年]][[7月10日]]より開催された展覧会「'''館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技'''」にて公開された[[特撮]][[短編映画]]<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/confidence/2011378/ ナウシカの“巨神兵”が特撮短編映画化 企画は“エヴァ”の庵野秀明] ORICON STYLE [[2012年]][[5月10日]]</ref><ref name = "宇宙船YB13">{{Cite journal|和書|date = 2013-04-01|title = 宇宙船vol.140特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2013 |journal = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]|volume = vol.140 |issue =(2013.春号)|publisher = [[ホビージャパン]] |page = 別冊p.32 |isbn = 978-4798605944 }}</ref>。 |
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==概要== |
== 概要 == |
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2012年7月10日より開催され、その後全国を巡回した展覧会「館長 庵野秀明 特撮博物館」の館長を務める[[庵野秀明]]による企画作品。『[[風の谷のナウシカ]]』に登場する[[巨神兵]]を用いたスピンオフ作品となっている。 |
2012年7月10日より開催され、その後全国を巡回した展覧会「館長 庵野秀明 特撮博物館」の館長を務める[[庵野秀明]]による企画作品。『[[風の谷のナウシカ]]』に登場する[[巨神兵]]を用いたスピンオフ作品となっている。 |
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2014年9月5日の『[[金曜ロードSHOW!]]』で『巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版』が『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q]] TV版』と合わせて地上波初放送された。視聴率は関東地区で10.0%を記録した。 |
2014年9月5日の『[[金曜ロードSHOW!]]』で『巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版』が『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q]] TV版』と合わせて地上波初放送された。視聴率は関東地区で10.0%を記録した。 |
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==ストーリー== |
== ストーリー == |
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東京に |
[[東京]]に一人で暮らしている「私」のところに、突然弟がやってきて「明日、この街は滅ぶ」と予言めいたことを言い出す。いつもはそんなことを言わない弟を訝しく思いながらも取り合わない「私」だったが、翌日に突然異形の巨人「巨神兵」たちが東京に現れ、街を焼き尽くしていく。 |
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==スタッフ== |
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* 製作:[[庵野秀明]]、[[鈴木敏夫]] |
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* 巨神兵:[[宮崎駿]] |
* 巨神兵:[[宮崎駿]] |
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* 製作:[[スタジオジブリ]] |
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==キャスト== |
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* 声:[[林原めぐみ]] |
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==脚注== |
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2017年1月30日 (月) 06:29時点における版
巨神兵東京に現わる | |
---|---|
監督 | 樋口真嗣 |
脚本 | 庵野秀明 |
ナレーター | 林原めぐみ |
音楽 | 岩崎太整 |
製作会社 |
特撮研究所 カラー スタジオジブリ |
公開 | 2012年7月10日 |
上映時間 | 9分3秒 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
巨神兵東京に現わる 劇場版 | |
---|---|
監督 | 樋口真嗣 |
脚本 | 庵野秀明 |
ナレーター | 林原めぐみ |
音楽 | 岩崎太整 |
製作会社 |
特撮研究所 カラー スタジオジブリ |
公開 | 2012年11月17日 |
上映時間 | 10分7秒 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『巨神兵東京に現わる』(きょしんへいとうきょうにあらわる)は、東京都現代美術館で2012年7月10日より開催された展覧会「館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」にて公開された特撮短編映画[1][2]。
概要
2012年7月10日より開催され、その後全国を巡回した展覧会「館長 庵野秀明 特撮博物館」の館長を務める庵野秀明による企画作品。『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵を用いたスピンオフ作品となっている。
本作品ではCGを一切使用しないという制約の下、新旧様々な手法による特撮技術とデジタル合成のみで製作されている[3]。ミニチュアは一部を新造したほか、マーブリング・ファインアーツ・東宝・特撮研究所で保管していたものも総動員された[2]。
2012年11月17日より、『巨神兵東京に現わる 劇場版』のタイトルで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と同時上映された[4]。特撮博物館上映版と違い、エンドロールの追加、音声の調整に加え、映像の調整として巨神兵の羽や電柱、火花等に3DCGを使用している[5]。 2013年4月24日発売の同作のBD/DVDにも映像特典として収録。
舞城王太郎による「言語」(劇中テキスト)は、雑誌『文藝』2013年夏季号の「特集:舞城王太郎」に全文掲載された[6]。
2013年2月23日、VFX-JAPANアワードの「CM、博展映像部門」を受賞した[7]。
2014年9月5日の『金曜ロードSHOW!』で『巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版』が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q TV版』と合わせて地上波初放送された。視聴率は関東地区で10.0%を記録した。
ストーリー
東京に一人で暮らしている「私」のところに、突然弟がやってきて「明日、この街は滅ぶ」と予言めいたことを言い出す。いつもはそんなことを言わない弟を訝しく思いながらも取り合わない「私」だったが、翌日に突然異形の巨人「巨神兵」たちが東京に現れ、街を焼き尽くしていく。
スタッフ
- 製作:庵野秀明、鈴木敏夫
- 巨神兵:宮崎駿
- 監督・画コンテ:樋口真嗣
- 脚本・光学作画:庵野秀明
- 監督補・特殊技術統括:尾上克郎
- 美術監督:三池敏夫
- 美術:稻付正人
- 攝影:鈴木啓造、桜井景一
- 照明:安藤和也
- 特殊効果・操演:関山和昭
- 編集:佐藤敦紀
- 巨神兵デザイン:前田真宏
- 巨神兵造型:竹谷隆之
- 巨神兵操演:村本明久
- 音響効果:野口透
- 音楽:岩崎太整
- 言語:舞城王太郎
- プロデューサー:小林毅
- 製作補:川上量生、橋田真、轟木一騎
- 制作:特撮研究所、カラー
- 製作:スタジオジブリ
キャスト
- 声:林原めぐみ
脚注
- ^ ナウシカの“巨神兵”が特撮短編映画化 企画は“エヴァ”の庵野秀明 ORICON STYLE 2012年5月10日
- ^ a b 「宇宙船vol.140特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2013」『宇宙船』vol.140(2013.春号)、ホビージャパン、2013年4月1日、別冊p.32、ISBN 978-4798605944。
- ^ - 東京都現代美術館の企画展「館長 庵野秀明 特撮博物館」が開催
- ^ 『ヱヴァQ』同時上映に『巨神兵東京に現わる』が決定!ジブリ鈴木Pの提案で実現! - シネマトゥデイ
- ^ - CG WORLD.jp 日本にCGフルアニメは根付くのか?: 第11回 樋口真嗣(映画監督・特技監督)
- ^ “文藝 2013年夏季号”. 河出書房新社. 2013年4月5日閲覧。
- ^ 「三丁目の夕日’64」、もののけ島、巨神兵など VFX-JAPANアワード受賞 | アニメ!アニメ!