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叔父は[[フォーミュラ1|F1]]レーサーの[[モーリス・トランティニアン|モーリス・トランティニャン]]である。自身もレーサーとしても知られているが、2007年にバイク事故を起こしている<ref>http://www.enterinside.com/browse/news/3/118435/</ref>。
叔父は[[フォーミュラ1|F1]]レーサーの[[モーリス・トランティニアン|モーリス・トランティニャン]]である。自身もレーサーとしても知られているが、2007年にバイク事故を起こしている<ref>http://www.enterinside.com/browse/news/3/118435/</ref>。


女優の[[ステファーヌ・オードラン]]と最初の結婚をするが離婚。映画監督の[[ナディーヌ・トランティニャン]]と二度目の結婚し、3人子供をもうけるも離婚。二度目の妻との間に出来たの[[マリー・トランティニャン]]も女優となった(2003年に急逝
女優の[[ステファーヌ・オードラン]]と最初の結婚をするが映画[[素直な悪女]]で共演した[[ブリジット・バルドー]]と撮影中に浮気が発覚し離婚。映画監督の[[ナディーヌ・トランティニャン]]と二度目の結婚し、一男二女をもうけるも離婚。二度目の妻との間に出来た長女は乳児期に病死し、次女の[[マリー・トランティニャン]]も女優となったが、2003年に恋人のロックミュージシャンに暴行を受け急逝した


== 主な出演作品 ==
== 主な出演作品 ==

2016年12月6日 (火) 02:21時点における版

ジャン=ルイ・トランティニャン
Jean-Louis Trintignant
Jean-Louis Trintignant
2012年
生年月日 (1930-12-11) 1930年12月11日(93歳)
出生地 ヴォクリューズ県
国籍 フランスの旗 フランス
配偶者 ステファーヌ・オードラン
ナディーヌ・トランティニャン (1960 - 1976)
著名な家族 マリー・トランティニャン(娘)
主な作品
男と女
暗殺の森
離愁
 
受賞
カンヌ国際映画祭
男優賞
1969年Z
ヨーロッパ映画賞
男優賞
2012年愛、アムール
セザール賞
主演男優賞
2012年愛、アムール
その他の賞
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ジャン=ルイ・トランティニャンJean-Louis Trintignant, 1930年12月11日 - )は、フランスヴォクリューズ県出身の映画俳優

来歴

法律家を志していたが、20歳を過ぎてから興味を持った演劇ダンスを学び1955年に映画デビュー。知的で温厚な個性を発揮、数多くの青春映画や犯罪映画に主演、『男と女』や『フリック・ストーリー』などが当たり役となった。また舞台ではシェイクスピア劇などに出演した。

クロード・ルルーシュエリック・ロメールフランソワ・トリュフォージャン=リュック・ゴダールアラン・ロブ=グリエベルナルド・ベルトルッチエンキ・ビラルパトリス・シェローら玄人好みの映像作家的な監督らと多数組み、代表作を残す。中でも『アンジェリク』シリーズ、『殺しが静かにやって来る』、『男と女』、『悲しみのヴァイオリン』などが知られている。またカルト的支持の高いSF映画『バンカー・パレス・ホテル』、人間群像劇『愛する者よ、列車に乗れ』で主演を務めた。昨今に至っても衰えを知らず、齢70を過ぎても活躍している。

私生活

叔父はF1レーサーのモーリス・トランティニャンである。自身もレーサーとしても知られているが、2007年にバイク事故を起こしている[1]

女優のステファーヌ・オードランと最初の結婚をするが映画素直な悪女で共演したブリジット・バルドーと撮影中に浮気が発覚し離婚。映画監督のナディーヌ・トランティニャンと二度目の結婚し、一男二女をもうけるも離婚。二度目の妻との間に出来た長女は乳児期に病死し、次女のマリー・トランティニャンも女優となったが、2003年に恋人のロックミュージシャンに暴行を受け急逝した。

主な出演作品

公開年 邦題
原題
役名 備考
1955 空と海の間に
Si tous les gars du monde
ジャン=ルイ
1956 街の仁義
La loi des rues
イヴ
素直な悪女
Et Dieu... créa la femme
ミシェル
乙女の館
Club de femmes
ミシェル
1959 危険な関係
Les Liaisons dangereuses
ダンスニー
激しい季節
Estate violenta
カルロ・カレモーリ
1961 アトランタイド
Antinea, l'amante della città sepolta
ピエール
1962 新7つの大罪
Les Sept péchés capitaux
追い越し野郎
Il sorpasso
ロベルト
スエーデンの城
Château en Suède
エリック
1964 マタ・ハリ
Mata Hari, agent H21
1965 七人目に賭ける男
Compartiment tueurs
エリク
1966 男と女
Un homme et une femme
ジャン・ルイ
殺人プロデューサー
Safari diamants
ラファエル
1967 消される男
Un homme à abattre
ラファエル ベルリン国際映画祭 男優賞 受賞
危険な恋人
Col cuore in gola
1968 殺しを呼ぶ卵
La morte ha fatto l'uovo
マルコ
女鹿
Les Biches
ポール・トーマス
恋びと
Mon amour, mon amour
殺しが静かにやって来る
Il grande silenzio
サイレンス
女性上位時代
La Matriarca
カルロ・デ・マルキ博士
1969 孤独なアメリカ人
L'américain
ブルーノ
Z
Z
判事 カンヌ国際映画祭 男優賞 受賞
モード家の一夜
Ma nuit chez Maud
ジャン=ルイ
甘く危険な女
Così dolce... così perversa
ジャン
1970 暗殺の森
Il Conformista
マルチェッロ・クレリチ
流れ者
Le voyou
1971 刑事キャレラ/10+1の追撃
Sans mobile apparent
ステファン・キャレラ
1972 狼は天使の匂い
La Course du lièvre à travers les champs
トニー
影の暗殺者/フランスの陰謀
L'attentat
1973 パリから来た殺し屋
Un homme est mort
ルシアン
離愁
Le Train
ジュリアン
1974 暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ
Le Secret
1975 危険な戯れ
Le jeu avec le feu
フランツ/フランシス
ヘルバスター
L'Agression
フリックストーリー
Flic Story
エミール・ビュイッソン
サンチャゴに雨が降る
Il pleut sur Santiago
上院議員
1976 タタール人の砂漠
Il deserto dei tartari
軍医ロヴィン
1978 銀行/銀色の愛情
L'Argent des autres
アンリ
1979 メランコリー・ベビー
Melancoly Baby
ピエール
1980 華麗なる女銀行家
La Banquière
バニステール
1982 流血の絆/野望篇
Le Grand pardon
警視
1983 日曜日が待ち遠しい!
Vivement dimanche!
ザ・クライム/陰謀の罠
La crime
アンダー・ファイア
Under Fire
マルセル・ジャジー
1984 ヴィバラビィ
Viva la vie!
1985 遠い日の家族
Partir, revenir
ランデヴー
Rendez-vous
1986 男と女II
Un homme et une femme, 20 ans déjà
ジャン=ルイ
1987 悲しみのヴァイオリン
La Femme de ma vie
ピエール
幻の女
La vallée fantôme
1989 バンカー・パレス・ホテル
Bunker Palace Hôtel
オルム
1991 メルシー・ラ・ヴィ
Merci la vie
1994 トリコロール/赤の愛
Trois couleurs: Rouge
元判事
天使が隣で眠る夜
Regarde les hommes tomber
1995 フェスタ
Fiesta
1996 ロスト・チルドレン
La Cité des enfants perdus
イルヴィン 声の出演
つつましき詐欺師
Un héros très discret
1997 ティコ・ムーン
Tykho Moon
1998 愛する者よ、列車に乗れ
Ceux qui m'aiment prendront le train
ルシアン・エメリッヒ
2003 歌え! ジャニス★ジョプリンのように
Janis et John
キャノン
2012 愛、アムール
Amour
ジョルジュ

著作

参考文献

外部リンク