「ゴーストバスターズ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Isbn44 (会話 | 投稿記録)
Isbn44 (会話 | 投稿記録)
61行目: 61行目:
;ルイス・タリー
;ルイス・タリー
:演:[[リック・モラニス]]
:演:[[リック・モラニス]]
: 会計士。ディナと同じマンションに住む男性で、ディナに想いを寄せている。変人で何かとドジを踏みやすい間の抜けた男。ある日、自室でパーティーを開いている最中に突然現れた「鍵の神・ビンツ」に取り憑かれる。作中一番のコミックリリーフ的キャラクター。
: 会計士。ディナと同じマンションに住む男性で、ディナに想いを寄せている。変人で何かとドジを踏みやすい間の抜けた男。20分の体操番組を早送りして10分での体操で済ませるなど要領がよいとは言えない一面がある。ある日、自室でパーティーを開いている最中に突然現れた「鍵の神・ビンツ」に取り憑かれる。作中一番のコミックリリーフ的キャラクター。
;ジャニーン・メルニッツ
;ジャニーン・メルニッツ
:演:[[アニー・ポッツ]]
:演:[[アニー・ポッツ]]

2016年11月23日 (水) 15:00時点における版

ゴーストバスターズ
Ghostbusters
監督 アイヴァン・ライトマン
脚本 ダン・エイクロイド
ハロルド・ライミス
製作 アイヴァン・ライトマン
製作総指揮 バーニー・ブリルスタイン
出演者 ビル・マーレイ
ダン・エイクロイド
ハロルド・ライミス
シガニー・ウィーバー
リック・モラニス
音楽 エルマー・バーンスタイン
主題歌 「ゴーストバスターズ」
レイ・パーカー・ジュニア
撮影 ラズロ・コヴァックス
編集 シェルドン・カーン
配給 コロムビア映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1984年6月8日
日本の旗 1984年12月2日
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 3000万ドル[1]
興行収入 2億3860万ドル[1] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
2億9160万ドル[1] 世界の旗
配給収入 40億9900万円[2] 日本の旗
次作 ゴーストバスターズ2
テンプレートを表示

ゴーストバスターズ』(Ghostbusters)は、1984年アメリカ映画。3人の科学者幽霊退治に賭けるSFコメディ映画アイヴァン・ライトマン監督。

ゴーストバスターズとは日本語で「幽霊退治人」という意。1984年北米興行収入第1位、歴代(当時)では7位という大ヒットを記録、世界各国で社会現象を起こした。

1989年には続編の『ゴーストバスターズ2』、2016年にはリブート版『ゴーストバスターズ (2016年の映画)』が公開された。

ストーリー

ニューヨークコロンビア大学超常現象幽霊・霊体の研究を行っていたピーター・ヴェンクマン博士(ビル・マーレイ)ら冴えない研究者3人。ある日、一方的に研究費を打ち切られ大学を追い出されたことをきっかけに、借金を重ね、科学的に超常現象全般を扱い幽霊退治を行う会社「ゴーストバスターズ」を開業。当初は資金もなく依頼もゼロに近かったが、とあるホテルでの幽霊退治をきっかけにビジネスは大当たり、メディア行政からも注目視される。

そんな中、謎の巨大霊的エネルギーが接近していた。その正体は破壊の神ゴーザ(スラビトザ・ジャバン)で、番犬である雌の「門の神ズール」と雄の「鍵の神ビンツ」の二頭に、「ゴーストバスターズ」に調査依頼をした女性ディナ(シガニー・ウィーバー)とその隣人のルイス(リック・モラニス)が取り憑かれてしまう。新人ウィンストン・ゼドモア(アーニー・ハドソン)を加えて絶好調のゴーストバスターズだったが、市環境保護局局長のウォルター・ペック(ウィリアム・アザートン)に目を付けられ、地下室の幽霊保管庫の電源を切られて大爆発を起こし、幽霊が保管庫からビルの屋上を突き破って逃走、ニューヨーク中に出没するようになってしまう。

「門の神ズール」にとり憑かれたディナと「鍵の神ビンツ」にとり憑かれたルイスが出会うことでゴーザが復活することを4人は知る。彼らは爆発物所持等の容疑で拘留されていたが、レニー市長(デヴィッド・マーギュリーズ)の希望で呼び出され、幽霊騒ぎを収拾するために活動を開始する。そのころディナの住む高層ビルでも爆発が起き、黒い雲が覆い、ゴーザが現れようとしていた。そのビルは、ゴーザを崇拝しこの世の終りを祈る秘密結社の信者イヴォが特殊な設計によって建築したもので、異次元と現実世界との接点になっていた。そしてルイスがそのビルにたどりつきディナと遭遇したとき、4人のゴーストバスターもビルに侵入し、ディナたちがいる高層階までたどりつく。するとゴーザが復活して4人の前に現れ、破壊の方法を選べと迫る。その瞬間たまたまレイモンド・スタンツ博士(ダン・エイクロイド)の頭に浮かんだのがマシュマロマンであり、ゴーザは巨大マシュマロマンとなって街を破壊し始める。4人はゴースト退治の特殊な武器を使った危険な賭けに出て、マシュマロマン=ゴーザを退治しようとする。

登場人物

ゴーストバスターズ

ピーター・ヴェンクマン博士
演:ビル・マーレイ
ゴーストバスターズのリーダー。口八丁で常に女性を口説こうとする、軽薄で冷笑的な性格。心理学超心理学の博士号を取得している。大学の仲間たちと超常現象の研究をしていたが、透視実験に参加した女性をあからさまに下心から依怙贔屓して口説き、もう一人の男性の参加者に電気ショックを仕掛ける等[3]、研究に対する姿勢は怠慢そのもので、そんな職務態度も仇となって、大学から教員資格を剥奪されてしまう。
当初は仲間たちを小馬鹿にしていたものの、図書館で悪霊を目撃したのをきっかけに金儲けが出来ると考え、レイモンドの実家を元資にゴーストバスターズ社を創立する。
レイモンド・スタンツ博士
演:ダン・エイクロイド
ゴーストバスターズのメンバー。ピーターの学友で超常現象オタク。幽霊を科学的側面で研究しているが、メンバーの中で最も臆病で幽霊に遭遇すると恐怖で立ち尽くす。ピーターにそそのかされてゴーストバスターズの開業資金のために自分の実家を担保に入れる。マシュマロが子供のころから好きで、その嗜好が終盤で仇となった。
イゴン・スペングラー博士
演:ハロルド・ライミス
ゴーストバスターズのメンバー。ピーターの学友で幽霊退治のメカニック開発を主に担当。丸縁の眼鏡を着用しスーツで身を整えている。メンバーの中では堅物な性格。営業停止の強制執行に現れ、幽霊保管庫の電源を切るように命じるウォルターに「電源を切ったら破裂の恐れがある」と断ろうとしたが「恩着せがましい口を利くな!」とあしらわれた。
ウィンストン・ゼドモア
演:アーニー・ハドソン
ゴーストバスターズが売れ出し、人手不足で新たに雇われた。メンバーの中で唯一肉体派。幽霊への興味よりも給料の高さでバスターズに入ったが、採用からゴーザ出現までの二週間のうちに幽霊の存在を確信するようになる。ガタイが良く大柄ながら、レイモンドに劣らぬ臆病な性格。

その他

ディナ・バレット
演:シガニー・ウィーバー
バスターズに最初に依頼して来た演奏家。当初は自宅の怪しい物音に悩まされていたが、次第にマンションに潜んでいる「門の神・ズール」に取り憑かれる。当初はピーターのセクハラ発言にいらだちを覚えていたが、次第にピーターに心を許していく。ズールに取り憑かれてからは艶っぽい雰囲気に変身して、「鍵の神・ビンツ」を待ち受ける。
ルイス・タリー
演:リック・モラニス
会計士。ディナと同じマンションに住む男性で、ディナに想いを寄せている。変人で何かとドジを踏みやすい間の抜けた男。20分の体操番組を早送りして10分での体操で済ませるなど要領がよいとは言えない一面がある。ある日、自室でパーティーを開いている最中に突然現れた「鍵の神・ビンツ」に取り憑かれる。作中一番のコミックリリーフ的キャラクター。
ジャニーン・メルニッツ
演:アニー・ポッツ
ゴーストバスターズ社の受付嬢。当初は依頼の無さから暇を持て余してたが、ゴーストバスターズが軌道に乗り始めた事で休みが無くなってしまう。イゴンに好意を持っている模様。
ウォルター・ペック
演:ウィリアム・アザートン
市の環境保護局局長。ゴーストバスターズの運営は環境を配慮しているか調査するために来社。幽霊保管庫を見ようとしたが断られたため、警官電力会社の人間を伴って再度来社。一方的に営業停止命令を言い渡した上、ピーターの忠告を無視して電源を切り、保管されていたゴースト達がニューヨーク中に溢れ出す原因を作った。
ニューヨークが大混乱に陥った後、悩んだ末にゴーストバスターズを信頼する事を選んだ市長に対し、尚も彼らを違法労働者といちゃもんを付けてまくし立てるが、追い出されてしまう。
その後、マシュマロマンが暴れまわった現場にも居合わせたが、最後はゴーストバスターズに倒されて分解されたマシュマロマンの残骸が降りかかり、マシュマロ塗れになってしまうというしっぺ返しを受けた。

ゴースト

作中では科学的に幽霊が解釈されており、半透明の有形心霊体と述べられている。劇中ではどのゴーストも出没するとその場所にスライム状の粘液を残す。

ライブラリー・ゴースト
ニューヨークの市立図書館に出没した老女のゴースト。書物や整理カードを空中に飛ばしたりするが、通常は静かに本を読んでいる。読書を邪魔されると恐ろしい形相となる。
スライマー英語版
別名アグリー・リトル・スパッド(醜い小さなジャガイモ)。高級ホテルのレストランに出没したゴースト。緑色発光性で食物に限らず食器やバケツごと平らげてしまう。人そのものには粘液をかける以外の危害は加えない。
テラードッグ
デイナのマンションの屋上にある「ゴーザの寺院」の番犬。雌の「門の神ズール」と雄の「鍵の神ビンツ」の二頭がおり、デイナとルイスにとり憑いた。
破壊の神ゴーザ
世界に終末をもたらすヒッタイトの神。どんな姿を取ることもでき、世界を破壊するためマシュマロマンに変身した。
マシュマロマン
レイモンドの頭に浮かんだステイパフト・マシュマロの袋に描かれているマスコットキャラクターが身長約34メートル(112.5フィート)の巨大なゴーストになったもの。ニューヨークの町を我が物顔で歩き回り破壊する。なおディナの自宅のキッチンにも、袋入りのステイパフト・マシュマロが置かれていた。
その他
レイモンドのベッドに現れたドリーム・ゴースト、地下鉄の入り口から現れたサブウェイ・ゴースト、タクシーで危険な運転をする腐乱したミイラの姿のタクシー・ゴーストなど。

装備・メカニック

プロトンパック
バスターズが使用するレーザー装置。小型の原子炉になっており、初使用の際はまだテストもしてない状態であった。ゴーストたちを捕まえる際に利用するが、銃として役割を果たす場合とゴーストに巻きつけて使用する場合がある。二挺以上の光線を交差させると陽子の変化で強大な力になり、爆発する危険性がある。
保管装置
バスターズがゴースト捕獲の際に使用する箱。内部から光を放っている。
ECTO-1(エクトワン)
バスターズの専用車両。ナンバーはECTO-1。白い車体にサイレンと点滅灯を装備し、ドア部分にシンボルのNo Ghostマークが描かれている。元は中古車屋で売っていたものを4800ドルでレイモンドが手に入れる。
ゴーストバスターズ本部
古い元消防署を改装したバスターズ本部。出動時にはポールを伝って下に降りる。
保管庫
バスターズ本部内に幽霊を格納している保管庫。光線によって幽霊を縛り付けているが、保安局が電源を落したために幽霊が飛び出す事となる。

キャスト

役名 俳優 日本語吹き替え版
フジテレビ テレビ朝日 DVD/BD
ピーター・ヴェンクマン博士 ビル・マーレイ 野田秀樹 樋浦勉 安原義人
レイモンド・スタンツ博士 ダン・エイクロイド 堀勝之祐 広川太一郎 玄田哲章
イゴン・スペングラー博士 ハロルド・ライミス 西沢利明 小川真司 牛山茂[4]
ディナ・バレット シガニー・ウィーバー 田島令子 鈴木弘子 駒塚由衣
ルイス・タリー リック・モラニス 山口良一 富山敬 高木渉
ジャニーン・メルニッツ アニー・ポッツ 藤田淑子 安達忍
ウィンストン・ゼドモア アーニー・ハドソン 銀河万丈 玄田哲章 菅原正志[5]
ウォルター・ペック ウィリアム・アザートン 小川真司 羽佐間道夫 森田順平
レニー・クラッチ・ニューヨーク市長 デヴィッド・マーギュリーズ 村越伊知郎 阪脩 小島敏彦
大司教 トム・マクダーモット 塚田正昭 北村弘一 伊井篤史
市警本部長 ノーマン・マトロック 藤本譲 飯塚昭三 仲野裕
ホテル支配人 マイケル・エンサイン 納谷六朗 青野武 岩崎ひろし
男子生徒 スティーヴン・タッシュ 堀川亮 津久井教生
女子生徒 ジェニファー・ラニヨン 勝生真沙子
図書館長 ジョン・ロスマン 村山明 仲木隆司 小形満
図書館員 アリス・ドラモンド 斉藤昌 水原リン
看守 レジナルド・ヴェルジョンソン 秋元羊介 塚田正昭 岩崎ひろし
不動産屋 ローダ・ジャミニャーニ 竹口安芸子 矢野陽子
背の高い女性 ジーン・カセム さとうあい
ラリー・キング ラリー・キング(本人) 秋元羊介 石波義人
ゴーザ スラビトザ・ジャバン(演) 水原リン
パディ・エドワーズ(声)
その他:岸野一彦島田彰
演出:河村常平、翻訳:たかしまちせこ、効果:遠藤堯雄/桜井俊哉、フジテレビ担当:酒井彰、解説:高島忠夫、製作:東北新社
その他:光野栄里山田礼子、橋本るり子
演出:壺井正、翻訳:平田勝茂、挿入歌翻訳:落合寿和、選曲:東上別府精、効果:PAG、調整:飯塚秀保、解説:淀川長治、製作:グロービジョン
  • DVD・BD版:DVD用新規製作 1999年発売
その他:堀井真吾鈴木正和園田恵子梅田貴公美
演出:木村絵理子、翻訳:平田勝茂、製作:東北新社

※ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売の「製作30周年記念Blu-ray BOX」には次作の『ゴーストバスターズ2』とともに、4Kマスターを使用した本編ディスクとは別にHD放映版の映像を使用してフジテレビ版(100分)とテレビ朝日版(93分)の吹替版を収録した特典Blu-rayが付属している。

スタッフ

配役

当初、脚本段階では主役のヴェンクマン博士はジョン・ベルーシが演じる予定だったが、彼の急死によりビル・マーレイが演じることとなった。また、リック・モラニスが演じたルイス・タリーも元々コメディアンのジョン・キャンディが打診されていた。キャンディは本作の主題歌のPVカメオ出演している。

ゴーストバスターズの“頭脳”でもあるイゴン・スペングラー役には、チェビー・チェイスクリストファー・ウォーケンマイケル・キートンジェフ・ゴールドブラムジョン・リスゴークリストファー・ロイドニック・ノルティケヴィン・クラインダスティン・ホフマンウィリアム・ハートリチャード・ドレイファスジェームズ・ウッズマルコム・マクダウェルが打診された。だが、もともと脚本にも参加してキャラクターを熟知しているという理由で、ハロルド・ライミスが同役を演じた。

後に新人ゴーストバスターズとしてやってくる黒人のウィンストン・ゼッドモアは、エディ・マーフィーを構想していたとのことだが、マーフィーは同時期に撮影された『ビバリーヒルズ・コップ』を優先させたためにアーニー・ハドソンが演じた。彼以前にはグレゴリー・ハインズビリー・ディー・ウィリアムズリチャード・プライヤーも候補に入っていた。

ゴーザ役には当初、「ピーウィー・ハーマン」で知られるポール・ルーベンスデヴィッド・ボウイジョン・トラボルタも候補になったが、結局ユーゴスラビアのモデルであるスラビトザ・ジャバンが演じた。

サウンドトラック

アリスタ・レコードよりサウンドトラックが発売。レイ・パーカー・ジュニアによる主題歌『ゴーストバスターズ(Ghostbusters)』は印象的なベースラインとキャッチーな掛け声が特徴的で、シングル曲はBillboard Hot 100で3週連続1位を記録、同年のアカデミー歌曲賞にノミネートされた。

テーマ曲のPVには、本作に出演しているビル・マーレイをはじめとするメンバーのほか、チェビー・チェイスメリッサ・ギルバートジョージ・ウェントジョン・キャンディダニー・デヴィートピーター・フォークテリー・ガーアイリーン・キャラアル・フランケンカーリー・サイモンら豪華な顔ぶれがカメオ出演を果たしている。

当初、映画関係者がヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの楽曲『アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ(I Want a New Drug)』(アルバム『スポーツ』収録)』を映画に使用させてほしいと申し出があったが、ヒューイ・ルイスがこれを拒否。代わりに映画関係者がパーカーに「この曲と同じイメージで」という指示の下、主題歌を作らせた経緯がある。そのため、ベースラインを初めとして楽曲に類似点が多いことからルイスが盗作を訴えたが、後に双方でオリジナルには言及しないと和解している[6][7]

なお、英国のバンド・Mのロビン・スコットからも、自身の曲『ポップ・ミューヂック(Pop Muzik)』の盗作を指摘しているが、この曲は『アイ・ウォント〜』よりもさらに早い1979年に発売され、さらにはこの曲と『アイ・ウォント〜』も少なからず似ていることから、ルイスもこの曲を参考にして曲を作った可能性が高いとする説がある。

ゲーム

コンピュータゲーム

ゴーストバスターズ
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ [FC]
開発元 Workss
発売元 徳間書店
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 1986年9月22日
テンプレートを表示

本作のヒットに伴いパソコンゲームが発売され、日本国内でもファミリーコンピュータにも移植され、発売された。しかしファミリーコンピュータ版は、移動の旅に頻繁にレースモードが始まるというゲーム性の単調さ[8]、何をすればよいのかわかりづらい仕様や、所持金を延々と増やせるバグやエンディングメッセージが正しく表示されず黒地の画面に「りり」と表示されるだけのバグ[9][8]など、問題点も多い。英語版ではバグが修正され、プレイヤーをたたえる文字が表示されるが、誤字だらけである。

この他、1990年Genesisメガドライブ)版でも発売されている[10]

RPG

1986年にウエスト・エンド・ゲームズ英語版からテーブルトークRPGが発売された。

このゲームの世界では、ゴーストバスターズ社がフランチャイズ化しており、プレイヤーはゴーストバスターズ社の社員となって、ゴースト退治の仕事を行う。本ゲームにおいてゲームマスターは「ゴーストマスター」と称される。

小説版

  • 『映画小説 ゴーストバスターズ ハチャメチャお化け騒動記』
    著:井口民樹講談社X文庫より1984年11月発売。ISBN 978-4061900202
    映画本編のノベライズ。ヴェンクマンの視点で、ゴーストバスターズ結成の経緯からゴーザ退治までが語られる。

テレビアニメ

アメリカでは1986年1991年にかけ、テレビアニメシリーズ『The Real Ghostbusters』が放送されている。

その他

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b c Ghostbusters (1984)”. Box Office Mojo. 2009年11月3日閲覧。
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)440頁
  3. ^ その参加者は女性と男性であり、女性が間違えても優しくしていたが、男性が間違えたら「全然違うよ」と言わんばかりに電気ショックをかけた。
  4. ^ 過去に発売されたDVDには「納谷六朗」と誤表記されているものがある。
  5. ^ 過去に発売されたDVDには「大塚明人」と誤表記されているものがある。大塚明夫の間違いと推測されるが、大塚はキャストではない。
  6. ^ "Ray Parker Jr. Suing Huey Lewis Over ‘Ghostbusters’ Comment"”. MTV News (2004年5月23日). 2016年8月22日閲覧。
  7. ^ The Huey Lewis Lawsuit”. 2006年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月22日閲覧。
  8. ^ a b M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』14ページから15ページ
  9. ^ この「りり」という文字は雑誌とタイアップで行われていたキャンペーンの応募用キーワードである。
  10. ^ Ghostbusters Sega
  11. ^ Apple Spoofed Ghostbusters in 1984 2012年9月1日閲覧
  12. ^ インフォメーション | スペーシア スペシャルサイト

外部リンク