「JFマリンバンク」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
10行目: 10行目:
なお、JFマリン“バンク”を自称しているが、公認会計士等による[[外部監査]]は任意であり、ほとんど行われていないという点が銀行と大きく異なり、規制改革会議などでその信頼性が問題視されている。ただし、[[小切手法]]上は銀行と同等と見なされている。
なお、JFマリン“バンク”を自称しているが、公認会計士等による[[外部監査]]は任意であり、ほとんど行われていないという点が銀行と大きく異なり、規制改革会議などでその信頼性が問題視されている。ただし、[[小切手法]]上は銀行と同等と見なされている。


多くは漁協、もしくは都道府県信漁連が運営している。一部店舗網のない県も存在する。また、2017年4月を目処に、[[兵庫県]]と[[奈良県]]の信連の合併が検討されており、複数の県を跨ぐ信連がはじめて誕生する予定となっている。
多くは漁協、もしくは都道府県信漁連が運営している。一部店舗網のない県も存在する。また、2017年4月を目処に、[[兵庫県]]と[[奈良県]]の信連の合併が検討されており、複数の県を跨ぐ信連がはじめて誕生する予定となっている。


*信漁連が存在しない(かつ、県内漁協で信用事業がない) - [[栃木県]]・[[群馬県]]・[[埼玉県]]・[[神奈川県]](破たん)・[[山梨県]]・[[長野県]]・[[岐阜県]]・[[滋賀県]]・[[大阪府]]・[[奈良県]]・[[岡山県]]

*県域漁協を信漁連に統合 - [[山形県]](その後、信用事業を停止)
*信漁連が存在しない(かつ、県内漁協で信用事業がない) - [[秋田県]](2008年に、県域漁協による信用事業を終了)・[[栃木県]]・[[群馬県]]・[[埼玉県]]・[[神奈川県]](破たん)・[[山梨県]]・[[長野県]]・[[岐阜県]]・[[滋賀県]]・[[大阪府]]・[[奈良県]]・[[岡山県]]
*県域漁協を信漁連に統合 - [[山形県]]([[島根県]]・[[山口県]]・[[大分県]]も統合したが、マリンバンクは存続)
*地域漁協が運営 - [[熊本県]][http://www.jfmbk.org/support/syohinmadoguchi.html]
*地域漁協が運営 - [[熊本県]][http://www.jfmbk.org/support/syohinmadoguchi.html]
* 県域漁協が運営 - [[宮城県]]
* 県域漁協が運営 - [[秋田県]](2008年6月、県域漁協による信用事業を終了)・[[宮城県]]・[[島根県]]・[[山口県]]・[[大分県]]
* 地域漁協の信用事業を信漁連に統合 - [[岩手県]]
* 地域漁協の信用事業を信漁連に統合 - [[岩手県]]



[[File:マリンバンクATM.jpg|thumb|240px|right|新潟県信漁連のATM]]
[[File:マリンバンクATM.jpg|thumb|240px|right|新潟県信漁連のATM]]

2016年10月25日 (火) 20:07時点における版

JFマリンバンクとは、信用取扱いの日本の漁業協同組合 (JF) ・信用漁業協同組合連合会(JF信漁連)・農林中央金庫(農林中金)・全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)で構成する信用事業(貯金貸付等)の総称。運営主体は農林中央金庫である。

キャッチフレーズは「漁協貯金でおなじみのJFマリンバンク

概要

銀行における預金に相当する漁協貯金を中心に、漁業者への資金融資や各種ローン、さらに三菱UFJニコスの提供するNICOSブランドの『(新)マリンクレジット』カードの受付などを取り扱う。JFの金融事業であることから担い手支援などの漁業向け融資メニューが充実しているのが特徴。

2003年1月施行の再編強化法に基づいた『マリンバンク安心システム』(相互援助制度を更に強化させたもの)と言うセーフティーネットを構築させ、そのシステムと貯金保険制度との2つの防波堤により、組合員を中心とした利用者の貯金を保護している。

なお、JFマリン“バンク”を自称しているが、公認会計士等による外部監査は任意であり、ほとんど行われていないという点が銀行と大きく異なり、規制改革会議などでその信頼性が問題視されている。ただし、小切手法上は銀行と同等と見なされている。

多くは漁協、もしくは都道府県信漁連が運営している。一部店舗網のない県も存在する。また、2017年4月を目処に、兵庫県奈良県の信漁連の合併が検討されており、複数の県を跨ぐ信漁連がはじめて誕生する予定となっている。


新潟県信漁連のATM

納税貯蓄貯金・納税貯蓄組合貯金は農協と異なり実施されていないようで法律改正がされていない。

農協(JAバンク)は、東京島しょ農業協同組合の受け皿が見つからなかったケースが初となり、信連(東京都信用農業協同組合連合会)へ移管されることになったため、その折りに法改正がなされた。

カード利用について

JFマリンバンクのキャッシュカードは、「漁協キャッシュサービス」を活用した全国の信用取扱漁協・信漁連店舗窓口やATMでの入金(預入)・出金(引出・払戻)等の取引のほか、「全国キャッシュサービス(MICS)」のネットワークを通じ、JAバンク農協・都道府県信連)をはじめ、銀行(一部の銀行・商工中金等を除く)・信用金庫信用組合労働金庫の各ATM・CD機でも出金取引ができ、更に郵便局に設置のゆうちょ銀行ATMでも入金・出金取引が可能である。また、全国のセブン-イレブンイトーヨーカドー等に設置のセブン銀行ATMでも入金・出金取引が可能で、平日日中・土曜日中の指定された時間帯において利用手数料が無料となっている。その後、イーネットローソンATMもセブン銀行とほぼ同様の条件で利用可能となり、同時に対応開始となったJAバンク同様、農林中央金庫業務企画部の勘定を経由して接続されている。最長の利用可能時間は、JAバンク同様、県単位で異なる。

2010年4月1日より、全国のJFマリンバンクATMでの入出金手数料がATM稼働時間内において完全無料となったほか、全国のJAバンクATMによる出金についても完全無料化した。さらに、JFマリンバンクのキャッシュカードをゆうちょ銀行ATMにて入出金する場合の手数料が、平日 8:45 - 18:00の間に限り無料に改定した[1]

PR活動

キャラクター

現在
過去

CM・スポンサー

CM
  • ラジオCMでは、以前はオリジナルのCMソングを放送していたが、さかなクンがキャラクター起用されてからは、さかなクンがメッセージを読む形となった。
スポンサー

関連記事

脚注

  1. ^ 全漁連情報:第1686号 (PDF, 2010年3月31日発行より)

外部リンク