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*伊豆の国市長銅 10,894
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*伊豆の国市北江間 18,212
*伊豆の国市北江間 18,212
*沼津市下貫 21,868
*沼津市下貫 21,868
*沼津市三園町 24,247
*沼津市三園町 24,247
*三園橋 25,015
*三園橋 25,015

2016年8月31日 (水) 08:09時点における版

日本の道路 > 一般国道 > 国道414号
一般国道
国道414号
陸上区間 73.7 km
制定年 1982年
起点 静岡県下田市
中島橋交差点(北緯34度40分40.48秒 東経138度56分42.74秒
主な
経由都市
静岡県伊豆市伊豆の国市
終点 静岡県沼津市
上石田交差点(北緯35度7分13.57秒 東経138度52分53.68秒
接続する
主な道路
記法
国道135号
国道136号
国道246号
国道1号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

国道414号(こくどう414ごう)は、静岡県下田市から、同県沼津市を結ぶ一般国道である。

概要

河津七滝ループ橋
国道414号、沼津市志下にて

河津町から伊豆市にかけて通る天城山は観光地でハイキングなどで人気であり、また、720度の河津七滝ループ橋を通過する。 伊豆南部の天城峠にある河津七滝ループ橋は、高低差45m、2回転の間円形ループ橋で、一般国道のなかでも特に目を引くループ橋の名所として知られる[1]。もともと、山腹沿いにつづら折れの道路があったが、1978年伊豆大島近海地震で大崩落してしまったために、新に建設されたものである[1]

伊豆半島の真ん中にある天城峠越えの国道414号旧道でもある天城路は、自然と文学の歴史ある路として、1986年(昭和61年)に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された、「日本の道100選」の一つに選定されている[2]

路線データ

路線状況

バイパス

別名

天城峠越えの道筋は、下田街道の名で知られ、なかでも河津町湯ヶ野 - 伊豆市湯ケ島間の旧天城トンネルで峠を越える旧道は、天城路ともよばれる。

重複区間

道の駅

道の駅天城越えにある昭和の森会館は、川端康成の短編小説『伊豆の踊子』をはじめとする天城文学ゆかりの展示品を集めた伊豆近代文学博物館がある[3]

交通量

平成22年度道路交通センサスより

  • 下田市東中 12,529
  • 下田市河内 10,109
  • 下田市箕作 4,218
  • 賀茂郡河津町梨本 5,154
  • 伊豆市湯ヶ島 4,840
  • 伊豆市月ヶ瀬 7,884
  • 伊豆の国市長銅 10,894
  • 伊豆の国市北江間 18,212
  • 沼津市下香貫 21,868
  • 沼津市三園町 24,247
  • 三園橋 25,015
  • 沼津市杉崎町 26,170
  • 沼津市大岡 17,294
  • 沼津市下香貫から三園橋にかけて土日祝日は激しい渋滞が起きている。

バス路線

地理

伊豆半島のほぼ真ん中に位置する天城峠を越える道路沿いは、天城の自然豊かな深い山間地域であり、ヤマメマスが生息する渓流が流れ、沢には特産のワサビ田が点在し、伊豆市湯ケ島には天城随一の名瀑である浄蓮の滝がある[3]。天城峠一帯の原生林は、昭和天皇在位50周年を記念して国民休養林に指定した「昭和の森」である[3]。天城周辺は湯ヶ野河津七滝湯ヶ島など数多くの温泉が点在し、古くから湯治場として栄えたといわれる[3]

通過する自治体

交差する道路

(単独区間のみ。国道136号との重複区間は国道136号を参照。)

この間、国道136号と重複
沼津市役所前交差点、静岡県道139号原木沼津線との交差点

沿線

脚注

参考文献

  • 佐藤健太郎『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年、34-35頁。ISBN 978-4-06-288282-8 
  • 「日本の道100選」研究会 著、国土交通省道路局(監修) 編『日本の道100選〈新版〉』ぎょうせい、2002年6月20日。ISBN 4-324-06810-0 

関連項目