「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」の版間の差分

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2016年5月26日 (木) 08:48時点における版

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
監督 山田洋次
脚本 山田洋次
朝間義隆
原作 山田洋次
音楽 山本直純
撮影 高羽哲夫
編集 石井巌
配給 松竹
公開 日本の旗 1976年7月24日
上映時間 109分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 9億7400万円
前作 男はつらいよ 葛飾立志篇
次作 男はつらいよ 寅次郎純情詩集
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(おとこはつらいよ とらじろうゆうやけこやけ)は、1976年7月24日に公開された日本映画。『男はつらいよ』シリーズの17作目。同時上映は『忍術猿飛佐助』。

あらすじ

「とらや」に久々に帰って来た寅次郎が満男の小学校入学祝いの席上、また内輪ゲンカをして家を飛び出す。駅前の焼き鳥屋で飲んでいたらみすぼらしい老人(宇野重吉)が無銭飲食を店員にとがめられるのを見た。かわいそうに思って支払いを肩代わりして家につれて帰る。

「とらや」に一晩泊まり、宿屋と間違えた老人は、おいちゃん、おばちゃんたちに横柄な態度を取りひんしゅくを買う。家族に苦情を言われた寅次郎に説教された老人は、「おわびだ」といって紙に筆で落書きしたものを渡した。

老人に「持ってけば、いくらかになるから…」と指定された神保町の古本屋に出かけ、半信半疑でその紙切れを店の主人(大滝秀治)に見てもらったところ、「7万円で譲って欲しい」と言われ、腰を抜かす。実はこの老人こそ、日本画壇を代表する池ノ内青観画伯だったのだ。間もなくとらやの連中とひともんちゃく起こして旅に出た寅次郎は、播州龍野で池ノ内画伯と再会する。そして、画伯に請われるかたちで、ある宴席で杯を傾けた寅次郎は、そこで、「ぼたん」という名の美しい芸者(太地喜和子)に出会った。後日、上京してとらやを訪れたぼたんは、悪い男に200万円を騙し取られたことを寅次郎に告白する。義侠心に燃えた寅次郎が立ち上がるのだが。

キャッチコピー

夕焼け雲に想いを託す 寅の心はあの赤とんぼだけが知っている!

キャスト

ロケ地

スタッフ

記録

  • 観客動員:168万5千人
  • 配給収入:9億7,400万円[1]

受賞

脚注

  1. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン全史: 1946-2002』キネマ旬報社、2003年、214-215頁。ISBN 4-87376-595-1 

外部リンク