「Apple Desktop Bus」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし |
m →概要 |
||
3行目: | 3行目: | ||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
[[キーボード (コンピュータ)|キーボード]]・[[マウス (コンピュータ)|マウス]]・筆圧タブレットなど入力機器を接続する。Macintosh及びその互換機のほか、[[Apple II]] GS、[[ピピンアットマーク]]、[[NeXT]]のハードウェアなどにも採用されていた。端子の形状は[[S端子]]とほぼ同様のmini DIN 4pinである。しかし日本ではADBケーブルをS端子ケーブルで、あるいはS端子ケーブルをADBケーブルで代用することは避けたほうがよい。日本のS端子ケーブルとADBケーブルの端子は出っ張りが異なるためである。(詳しくは[[S端子#S端子形状]]の項を参照。ADBコネクタは海外のS端子コネクタと同形状) |
[[キーボード (コンピュータ)|キーボード]]・[[マウス (コンピュータ)|マウス]]・筆圧タブレットなど入力機器を接続する。Macintosh及びその互換機のほか、[[Apple II]] GS、[[ピピンアットマーク]]、[[NeXT]]のハードウェアなどにも採用されていた。端子の形状は[[S端子]]とほぼ同様の[[ミニDINコネクタ|mini DIN 4pin]]である。しかし日本ではADBケーブルをS端子ケーブルで、あるいはS端子ケーブルをADBケーブルで代用することは避けたほうがよい。日本のS端子ケーブルとADBケーブルの端子は出っ張りが異なるためである。(詳しくは[[S端子#S端子形状]]の項を参照。ADBコネクタは海外のS端子コネクタと同形状) |
||
バスパワーで電力を供給できる、世界初の汎用シリアル・バス接続システムで、ひとつのバスから周辺機器を3台まで数珠繋ぎに接続でき、一部のモデルを除きキーボードの電源ボタンでシステムの電源を入れることが可能である。 |
バスパワーで電力を供給できる、世界初の汎用シリアル・バス接続システムで、ひとつのバスから周辺機器を3台まで数珠繋ぎに接続でき、一部のモデルを除きキーボードの電源ボタンでシステムの電源を入れることが可能である。 |
||
ADBは1986年に発売されたApple II GSで最初に搭載され、1999年に発売された[[Power Macintosh]]G3が最後の搭載機種になった。[[iMac]]ではADBは公式には搭載されなかったが、[[はんだ付け]]を伴う改造によって利用可能である。[[PowerBook G3]]でも外部インターフェースとしては搭載されなかったが、キーボードやタッチパッドを接続する内部インターフェースとして使われていた。 |
ADBは1986年に発売されたApple II GSで最初に搭載され、1999年に発売された[[Power Macintosh]]G3が最後の搭載機種になった。[[iMac]]ではADBは公式には搭載されなかったが、[[はんだ付け]]を伴う改造によって利用可能である。[[PowerBook G3]]でも外部インターフェースとしては搭載されなかったが、キーボードやタッチパッドを接続する内部インターフェースとして使われていた。 |
||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
2016年2月27日 (土) 03:06時点における版
Apple Desktop Bus(アップル・デスクトップ・バス)はApple.Inc.(旧・Apple Computer Inc.)が開発したコンピュータ周辺機器の接続方式の一つ。ADBと略して表記される。
概要
キーボード・マウス・筆圧タブレットなど入力機器を接続する。Macintosh及びその互換機のほか、Apple II GS、ピピンアットマーク、NeXTのハードウェアなどにも採用されていた。端子の形状はS端子とほぼ同様のmini DIN 4pinである。しかし日本ではADBケーブルをS端子ケーブルで、あるいはS端子ケーブルをADBケーブルで代用することは避けたほうがよい。日本のS端子ケーブルとADBケーブルの端子は出っ張りが異なるためである。(詳しくはS端子#S端子形状の項を参照。ADBコネクタは海外のS端子コネクタと同形状)
バスパワーで電力を供給できる、世界初の汎用シリアル・バス接続システムで、ひとつのバスから周辺機器を3台まで数珠繋ぎに接続でき、一部のモデルを除きキーボードの電源ボタンでシステムの電源を入れることが可能である。
ADBは1986年に発売されたApple II GSで最初に搭載され、1999年に発売されたPower MacintoshG3が最後の搭載機種になった。iMacではADBは公式には搭載されなかったが、はんだ付けを伴う改造によって利用可能である。PowerBook G3でも外部インターフェースとしては搭載されなかったが、キーボードやタッチパッドを接続する内部インターフェースとして使われていた。