「1982年のパシフィック・リーグプレーオフ」の版間の差分

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2015年9月7日 (月) 19:33時点における版

1982年プロ野球パシフィック・リーグプレーオフ

概要

この年のパシフィック・リーグのプレーオフは前期優勝の西武ライオンズと後期優勝の日本ハムファイターズとの間で争われた。

第1戦

西武の先発は1980年まで日本ハムに在籍していた高橋直樹、一方の日本ハムはプレーオフ1ヶ月前に右手小指を骨折し、プレーオフは絶望と見られていた西武キラーの工藤幹夫の先発で始まった。8回表までは両軍無得点で進んだが8回裏、西武は7回途中から登板の江夏豊を攻め、一死満塁のチャンスを掴んだ。ここで代打・大田卓司が中前に2点適時打を放ち、均衡を破った。さらに続く石毛宏典も左前にタイムリーを放ち、江夏をノックアウト。この回さらに3点を加えた西武が6-0で初戦を物にした。

第2戦

西武は1回裏、田淵幸一の適時打で先制、しかし日本ハムは6回表クルーズの適時打で同点に追いつき、7回表には古屋英夫の本塁打で勝ち越しに成功した。しかし西武は前日に続いて8回裏に江夏を捕らえ、大田の適時打で3-2と逆転、9回は森繁和が抑えて逃げ切り、リーグ優勝に王手をかけた。

第3戦

後楽園に舞台を移した第3戦、もう後がない日本ハムは第1戦先発の工藤が先発、4回表まで両軍無得点で進んだが4回裏にクルーズの適時打で日本ハムが先制した。西武も5回表に石毛の適時打で同点に追いつくが5回裏に島田誠が勝ち越し二塁打を放ち2-1。工藤はこのリードを守りきって完投勝利をおさめたが、試合後は握手を左手で行うなど、負傷した右手は限界だった。

第4戦

2回表、西武はテリーの本塁打で先制したが、3回裏日本ハムはクルーズの二点本塁打で逆転した。さらにソレイタも本塁打を放ち4-1とした。しかし西武は4回表に1点を返すと5回にもテリーが満塁本塁打を放ち一気に逆転、6回にも黒田正宏の本塁打で1点を加えた。西武は7回裏に古屋の本塁打で1点を返されたものの7-5で逃げ切り、西武ライオンズとして初、西鉄時代から通算して19年ぶり6度目のリーグ優勝を果たした。

結果

第1戦

10月9日(土)西武ライオンズ球場

日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
西武 0 0 0 0 0 0 0 6 x 6

勝-東尾(1勝)、敗-江夏(1敗)

第2戦

10月10日(日)西武ライオンズ球場

日本ハム 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2
西武 1 0 0 0 0 0 0 2 x 3

勝-工藤公康(1勝)、セーブ-森繁(1S)、敗-江夏(2敗)
本塁打
古屋1号ソロ(7回表松沼雅

第3戦

10月12日(火)後楽園球場

西武 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
日本ハム 0 0 0 1 1 0 0 0 x 2

勝-工藤幹夫(1勝)、敗-杉本(1敗)

第4戦

10月14日(木)後楽園球場

西武 0 1 0 1 4 1 0 0 0 7
日本ハム 0 0 4 0 0 0 1 0 0 5

勝-東尾(2勝)、セーブ-小林(1S)敗-高橋一三
本塁打
テリー1号ソロ(2回表高橋里志)、クルーズ1号2ラン(3回裏高橋直樹)、ソレイタ1号2ラン(3回裏高橋直樹)、テリー2号満塁(5回表高橋一三)、黒田1号ソロ(6回表川原)、古屋2号ソロ(7回裏東尾) 

表彰選手

テレビ・ラジオ放送

テレビ中継

ラジオ中継

関連項目