「ライオンお笑いネットワーク」の版間の差分
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2015年5月18日 (月) 14:19時点における版
ライオンお笑いネットワーク | |
---|---|
ジャンル | バラエティ番組(演芸) |
出演者 | 多数 |
製作 | |
制作 | 読売テレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1970年10月 - 1975年3月 |
放送時間 | 下記を参照 |
放送分 | 25→15→25分 |
特記事項: ライオン油脂・ライオン歯磨(現:ライオン)の単独提供。 |
『ライオンお笑いネットワーク』(ライオンおわらいネットワーク)とは、1970年10月から1975年3月まで日本テレビ系列で平日昼に放送された、読売テレビ制作の寄席演芸風のバラエティ番組である。ライオン油脂・ライオン歯磨(現:ライオン)の単独提供。
その後も冠スポンサー無しで『お笑いネットワーク』と題し、2000年代に至るまで不定期に放送された。
概要
大阪・心斎橋筋にあった「日立ホール」(後に南海ホールを経て心斎橋筋2丁目劇場)で公開録画を実施していた寄席演芸番組。夢路いとし・喜味こいし、中田ダイマル・ラケット、暁伸・ミスハワイ、海原千里・万里、桂米朝、桂文珍、笑福亭仁鶴、笑福亭鶴光といった上方漫才・上方落語の演者たちをメインにした内容で、平日の昼の時間、ゆったり・のんびりと楽しめる寄席演芸番組として、主に主婦層や年配者層をターゲットにしてのオンエアを展開してきた。
この番組を放送するまでの読売テレビは千日劇場と関係が深く、当時人気のあった道頓堀角座は朝日放送が、うめだ花月は毎日放送が押さえていた。それゆえに松竹芸能所属の芸人や吉本興業所属の芸人も両局に出る機会が多く、千日劇場もまた関西テレビとの相乗りであったことで、読売テレビの上方お笑い番組は藤山寛美や大村崑などを主役に据えた自社制作喜劇を中心に凌いでいた。やがて千日劇場自体が凋落して1969年に閉館の憂き目に遭うことで、読売テレビは演芸番組制作に対する姿勢を見直し、松竹・吉本両プロダクションに食い込んで、両社の芸人を中心にブッキングした貸しホールでの収録番組に注力することに切り替えた。それまでの読売テレビの演芸番組は東京・日本テレビからの『笑点』、『お笑いカラー寄席』、『夜の笑待席』、『東宝名人会中継』など東京演芸ばかりであったものが、この番組の登場でようやく自前の上方演芸番組を持てるようになった。
放送期間・放送時間
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1970年10月 - 1975年3月、月曜 - 金曜の昼1:30 - 1:55 (13:30 - 13:55、以下JST) → 1:45 - 2:00 (13:45 - 14:00) → 1:30 - 1:45 (13:30 - 13:45) → 1:30 - 1:55 (13:30 - 13:55)に放送。
期間 | 放送時間 (日本時間) | |
---|---|---|
1970. | 1971.03 | 月曜日 - 金曜日 13:30 - 13:55(25分) |
1971.04 | 1972.03 | 月曜日 - 金曜日 13:45 - 14:00(15分) |
1972.04 | 1974.03 | 月曜日 - 金曜日 13:30 - 13:45(15分) |
1974.04 | 1975.03 | 月曜日 - 金曜日 13:30 - 13:55(25分) |
番組のその後
打ち切り後も『お笑いネットワーク』として、週末午後に不定期放送のかたちで移動。関西ローカル番組ならびにNNS系列局の番組販売枠として放送されていた。しかし、1999年12月に吉本興業と読売テレビの共同制作による特別番組『ZAIMAN』がスタートしてからは、放送回数が縮小されていくこととなった。しばらくの間は並行して放送されていたが、やがて『お笑いネットワーク』の収録および放送は行われなくなっている。
ちなみに『お笑いネットワーク』になってからは当初読売テレビ本社スタジオが収録現場に使われ、後に大阪近辺の寄席・演芸場や貸ホールが使用されるようになり、1996年からは大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)内「ワッハホール」にて収録が行われていた。1978年10月からは寄席・演芸番組としてはいち早くステレオ放送を実施。放送時間は原則30分であったが、1980年代後期 - 1990年代前期には60分枠での放送がメインとなり、1時間番組の際には「お笑いネットワークスペシャル」とタイトルを変更して放送されていた。また、この頃には太平サブロー・シローをレギュラーMCに据え、サブロー・シローを中心としたコミックバンドのコーナーをレギュラー企画として放送した時代があった。
なお、再放送VTRに関しては読売テレビの他にもCS放送「ファミリー劇場」で見ることができた(現在では放送されていない)。
テーマ曲
1990年頃には下記のように若年層の視聴者を意識した選曲が行われていたこともあった。
- マイケル・フォーチュナティ「ハレルヤ」
- すぎやまこういち「ドラゴンクエスト『序曲』(交響組曲版)」
番組ネット局
全国ネット時代、系列は当時の系列。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|
近畿広域圏 | 読売テレビ | 日本テレビ系列 | 製作局 |
関東広域圏 | 日本テレビ | ||
北海道 | 札幌テレビ | 1972年3月まではフジテレビ系列とのクロスネット局 | |
岩手県 | テレビ岩手 | 日本テレビ系列 NETテレビ系列 |
|
宮城県 | ミヤギテレビ | ||
山形県 | 山形放送 | 日本テレビ系列 | |
福島県 | 福島中央テレビ | 日本テレビ系列 NETテレビ系列 |
|
中京広域圏 | 中京テレビ | 日本テレビ系列 | 1973年4月から |
鳥取県 →鳥取県・島根県 |
日本海テレビ | 日本テレビ系列 NETテレビ系列 |
1972年9月21日までの放送エリアは鳥取県のみ、 かつフジテレビ系列とのクロスネット局 1972年9月22日から電波相互乗り入れに伴い島根県でも放送 |
香川県 | 西日本放送 | 日本テレビ系列 | 当時の放送エリアは香川県のみ |
福岡県 | 福岡放送 | ||
長崎県 | 長崎放送 | TBS系列 | 14:00から放送 |
この節の加筆が望まれています。 |
DVD
ポニーキャニオンより番組の編集版DVDが発売
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 横山やすし・西川きよし
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 太平サブロー・シロー
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 コメディNo.1
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 ザ・ぼんち
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 海原千里・万里
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 オール阪神・巨人
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 西川のりお・上方よしお、中田カウス・ボタン
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 喜味こいし・夢路いとし
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 Wヤング
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 B&B
- お笑いネットワーク発 漫才の殿堂 中田ダイマル・ラケット
放送ライブラリーにおける視聴
横浜市の放送ライブラリーでは当番組そのものは公開されていないが、主に当番組の再編集で構成された3時間特番『特選!!思い出の漫才コンビベストテン』(1988年3月26日に読売テレビで放送され、後日中京テレビ等一部系列局にも番販ネットされた)が公開されている。なお、同番組内には1977年放送の当番組において駆け出し時代の明石家さんまが兄弟子の五所の家小禄(現在は引退)と漫才を演じた貴重な映像も含まれている。
関連項目
- 平成紅梅亭(読売テレビ)[なぜ?]
- 笑点(日本テレビ)[なぜ?]
- お好み演芸会(NHK総合テレビ)[なぜ?]
- 大正テレビ寄席(NETテレビ)[なぜ?]
- お茶の間寄席(フジテレビ)[なぜ?]
- シャボン玉寄席(朝日放送)[なぜ?]
- スポット演芸(NETテレビ)[なぜ?]
- おまたせしました演芸2題(フジテレビ)[なぜ?]
日本テレビ系列 平日13:30 - 13:55枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
13:30-ごちそうさま
13:45-ライオンお笑いネットワーク |
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日本テレビ系列 平日13:45 - 14:00枠 | ||
13:30-ライオンお笑いネットワーク
13:55-左幸子の幸ちゃんレポート |
ライオンお笑いネットワーク
(1971年4月 - 1972年3月) 【読売テレビ制作】 |
|
日本テレビ系列 平日13:30 - 13:45枠 | ||
13:30-ごちそうさま
13:45-ライオンお笑いネットワーク |
ライオンお笑いネットワーク
(1972年4月 - 1974年3月) 【読売テレビ制作】 |
ライオンお笑いネットワーク
(13:30 - 13:55) |
日本テレビ系列 平日13:30 - 13:55枠 | ||
ライオンお笑いネットワーク
(1974年4月 - 1975年3月) 【読売テレビ制作】 |