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インド学を'''古典インド学'''と'''現代インド学'''に分ける学者もある。前者はサンスクリット他の古代語の文献に焦点があり、後者は現代のインドの政治や社会に焦点がある。 |
インド学を'''古典インド学'''と'''現代インド学'''に分ける学者もある。前者はサンスクリット他の古代語の文献に焦点があり、後者は現代のインドの政治や社会に焦点がある。 |
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'''インド学'''(インドがく)とは、[[インド亜大陸]](具体的には現在の[[インド]]、[[パキスタン]]、[[バングラデシュ]]、[[スリランカ]]、[[モルディブ]]、[[ネパール]]、および[[アフガニスタン]]東部)の[[インドの歴史|歴史]]、[[文化]]、[[インドの言語|言語]]、[[インド文学|文学]]の学術的研究を言い、[[東洋学]]の一分野をなす。 |
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'''インド学'''({{lang-de|Indologie}})という言葉はしばしば[[ドイツ]]の学問とみなされ、ドイツおよび大陸ヨーロッパの大学ではインド学の名のついた学部が[[英語圏]]よりも一般的に見られる。[[オランダ]]ではかつて ''Indologie'' という言葉が[[オランダ領東インド]]の植民地経営のための[[インドネシア]]の歴史・文化の学問を意味していた。 |
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インド学の分野としてはとくに[[サンスクリット]]文学、[[ヒンドゥー教]]他の宗教([[ジャイナ教]]、[[仏教]]と[[パーリ語]]文学、[[シーク教]]など)が含まれる。'''ドラヴィダ学 '''({{en|[[:en:Dravidology|Dravidology]]}}) は南インドの[[ドラヴィダ語]]の言語・文学・文化に関する学術的研究をいう。 |
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インド学を'''古典インド学'''と'''現代インド学'''に分ける学者もある。前者はサンスクリット他の古代語の文献に焦点があり、後者は現代のインドの政治や社会に焦点がある。 |
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== 主要なインド学者の一覧 == |
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* {{仮リンク|アンクティル・デュペロン|en|Abraham Hyacinthe Anquetil-Duperron}} (1731-1805) |
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* [[ウィリアム・ジョーンズ (言語学者)|ウィリアム・ジョーンズ]] (1746-1794) |
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* {{仮リンク|チャールズ・ウィルキンズ|en|Charles Wilkins}} (1749-1836) |
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* {{仮リンク|ヘンリー・トーマス・コールブルック|en|Henry Thomas Colebrooke}} (1765-1837) |
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* [[アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル]] (1767-1845) |
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* [[ジェームズ・プリンセプ]] (1799-1840) |
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* [[クリスチャン・ラッセン (東洋学者)|クリスチャン・ラッセン]] (1800-1876) |
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* {{仮リンク|ロバート・コールドウェル|en|Robert Caldwell}} (1814-1891) |
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* {{仮リンク|オットー・フォン・ベートリンク|en|Otto von Böhtlingk}} (1815-1904) |
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* {{仮リンク|モニエル・モニエル=ウィリアムズ|en|Monier Monier-Williams}} (1819-1899) |
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* [[フリードリヒ・マックス・ミュラー]] (1823-1900) |
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* [[ウィリアム・ドワイト・ホイットニー]] (1827-1894) |
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* {{仮リンク|ゲオルク・ビューラー|en|Georg Bühler}} (1837-1898) |
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* [[パウル・ドイセン]] (1845-1919) |
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* {{仮リンク|ヘルマン・ヤコビ|en|Hermann Jacobi}} (1850-1937) |
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* {{仮リンク|ジョージ・エイブラハム・グリアソン|en|George Abraham Grierson}} (1851-1941) |
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* {{仮リンク|ヘルマン・オルデンベルク|en|Hermann Oldenberg}} (1854-1920) |
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* {{仮リンク|アーサー・アンソニー・マクドネル|en|Arthur Anthony Macdonell}} (1854-1930) |
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* [[モーリス・ブルームフィールド]] (1855-1928) |
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* [[セルゲイ・オルデンブルク]] (1863-1934) |
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* {{仮リンク|シルヴァン・レヴィ|en|Sylvain Lévi}} (1863-1935) |
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* [[高楠順次郎]] (1866-1945) |
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* {{仮リンク|ステン・コノウ|en|Sten Konow}} (1867-1948) |
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* {{仮リンク|フランクリン・エジャートン|en|Franklin Edgerton}} (1885-1963) |
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* {{仮リンク|ハインリヒ・ツィンマー|en|Heinrich Zimmer}} (1890-1943) |
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* {{仮リンク|ヤン・ゴンダ|en|Jan Gonda}} (1905-1991) |
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2015年4月6日 (月) 15:53時点における版
インド学(インドがく)とは、インド亜大陸(具体的には現在のインド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、モルディブ、ネパール、およびアフガニスタン東部)の歴史、文化、言語、文学の学術的研究を言い、東洋学の一分野をなす。
インド学(ドイツ語: Indologie)という言葉はしばしばドイツの学問とみなされ、ドイツおよび大陸ヨーロッパの大学ではインド学の名のついた学部が英語圏よりも一般的に見られる。オランダではかつて Indologie という言葉がオランダ領東インドの植民地経営のためのインドネシアの歴史・文化の学問を意味していた。
インド学の分野としてはとくにサンスクリット文学、ヒンドゥー教他の宗教(ジャイナ教、仏教とパーリ語文学、シーク教など)が含まれる。ドラヴィダ学 (Dravidology) は南インドのドラヴィダ語の言語・文学・文化に関する学術的研究をいう。
インド学を古典インド学と現代インド学に分ける学者もある。前者はサンスクリット他の古代語の文献に焦点があり、後者は現代のインドの政治や社会に焦点がある。
インド学(インドがく)とは、インド亜大陸(具体的には現在のインド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、モルディブ、ネパール、およびアフガニスタン東部)の歴史、文化、言語、文学の学術的研究を言い、東洋学の一分野をなす。
インド学(ドイツ語: Indologie)という言葉はしばしばドイツの学問とみなされ、ドイツおよび大陸ヨーロッパの大学ではインド学の名のついた学部が英語圏よりも一般的に見られる。オランダではかつて Indologie という言葉がオランダ領東インドの植民地経営のためのインドネシアの歴史・文化の学問を意味していた。
インド学の分野としてはとくにサンスクリット文学、ヒンドゥー教他の宗教(ジャイナ教、仏教とパーリ語文学、シーク教など)が含まれる。ドラヴィダ学 (Dravidology) は南インドのドラヴィダ語の言語・文学・文化に関する学術的研究をいう。
インド学を古典インド学と現代インド学に分ける学者もある。前者はサンスクリット他の古代語の文献に焦点があり、後者は現代のインドの政治や社会に焦点がある。
主要なインド学者の一覧
- アンクティル・デュペロン (1731-1805)
- ウィリアム・ジョーンズ (1746-1794)
- チャールズ・ウィルキンズ (1749-1836)
- ヘンリー・トーマス・コールブルック (1765-1837)
- アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル (1767-1845)
- ジェームズ・プリンセプ (1799-1840)
- クリスチャン・ラッセン (1800-1876)
- ロバート・コールドウェル (1814-1891)
- オットー・フォン・ベートリンク (1815-1904)
- モニエル・モニエル=ウィリアムズ (1819-1899)
- フリードリヒ・マックス・ミュラー (1823-1900)
- ウィリアム・ドワイト・ホイットニー (1827-1894)
- ゲオルク・ビューラー (1837-1898)
- パウル・ドイセン (1845-1919)
- ヘルマン・ヤコビ (1850-1937)
- ジョージ・エイブラハム・グリアソン (1851-1941)
- ヘルマン・オルデンベルク (1854-1920)
- アーサー・アンソニー・マクドネル (1854-1930)
- モーリス・ブルームフィールド (1855-1928)
- セルゲイ・オルデンブルク (1863-1934)
- シルヴァン・レヴィ (1863-1935)
- 高楠順次郎 (1866-1945)
- ステン・コノウ (1867-1948)
- フランクリン・エジャートン (1885-1963)
- ハインリヒ・ツィンマー (1890-1943)
- ヤン・ゴンダ (1905-1991)
- パウル・ティーメ (1905-2001)