「キャスティング・ボート (比喩)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
経済準学士 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
経済準学士 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目: 1行目:
{{Anotheruse|日本における用法|発祥地における用法|議長決裁}}

'''キャスティング・ボート(英:Casting vote)''' は、発祥の地における用法と[[日本]]における用法が異なるので以下のように分けて記述する。尚、「キャスティングボー'''ド'''」という表記が見うけられるがこれは誤りである。
'''キャスティング・ボート(英:Casting vote)''' は、発祥の地における用法と[[日本]]における用法が異なるので以下のように分けて記述する。尚、「キャスティングボー'''ド'''」という表記が見うけられるがこれは誤りである。


14行目: 16行目:
[[Category:選挙|きやすていんくほと]]
[[Category:選挙|きやすていんくほと]]


[[en:Casting vote]]
{{Poli-stub}}
{{Poli-stub}}

2006年4月1日 (土) 07:50時点における版

このテンプレート(Template:Anotheruse)は廃止されました。「Template:Otheruses」を使用してください。

キャスティング・ボート(英:Casting vote) は、発祥の地における用法と日本における用法が異なるので以下のように分けて記述する。尚、「キャスティングボー」という表記が見うけられるがこれは誤りである。

分類

日本

日本では、国会において二大政党の勢力が拮抗している時の少数政党や、政党(主に自民党)内における二大派閥(勢力)以外の派閥(勢力)が、いずれかの陣営に付くことで政局の動向を左右できる場合に「キャスティング・ボートを握っている」という風に使われる言葉である。具体的には、55年体制下において公明党民社党が、このキャスティング・ボートを握っており、55年体制の崩壊直後は日本新党新党さきがけが同様の存在であった。近年は公明党がこれを握っていると言われる。このようなキャスティングボートを握る政党に対しては、しばしば二大政党から様々な取引の持ちかけが行われる。

英米

においては、議会での議決が賛否同数によって暗礁に乗り上げた際にこれを解決するため議長へ与えられる票のことを指す。特に、英国下院議長や米国上院の議長を兼務する副大統領の持つキャスティング・ボートが取り沙汰される。本項目の語源。日本では議長決裁という言葉が使われている。

関連項目