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2013年7月23日 (火) 12:12時点における版

大地讃頌
PE'Zシングル
初出アルバム『極月 -KIWAMARI ZUKI-(廃盤)(#1)』
『極月 -KIWAMARI ZUKI-(現行盤)(#2)』
『PE'Z BEST 1ST STAGE「藍」(#3)』
B面 A Night in Tunisia 〜チュニジアの夜〜
Please come here
大地讃頌 (Radio Edit)
リリース
規格 12cmCD(CD EXTRA)
録音 st Sound Valley, Sunrise st
ジャンル ジャズ/J-POP
時間
レーベル 東芝EMI
作詞・作曲 佐藤眞(#1,#4)
JOHN GILLESPIE・FRANK PAPARELLI(#2)
ヒイズミマサユ機(#3)
(全曲インスト楽曲のため作詞者はなく作曲者のみの意)
プロデュース PE'Z & S-KEN
チャート最高順位
PE'Z シングル 年表
DRY! DRY! DRY!
(2003年)
大地讃頌
2003年
AUCTION
2004年
テンプレートを表示

大地讃頌」(だいちさんしょう)は、PE'Zの3枚目のシングル。2003年11月19日東芝EMIより発売された。

解説

PE'Zのシングルとしては初めて、カヴァー曲を冠した作品であった。合唱曲として歌われる「混声合唱と管弦楽のためのカンタータ『土の歌』」の第7楽章である「大地讃頌」をPE'Zのアレンジを施しカヴァーしたものである。

カヴァーの際、日本音楽著作権協会の許諾を得て発売している。しかし、作曲者の佐藤眞によって編曲権及び同一性保持権を侵害しているとCDの販売停止を求めて裁判沙汰になった(そもそも日本音楽著作権協会は、編曲権や同一性保持権について管理する立場にない[1])。

東芝EMI・ワールドアパートは「別の曲に改変したのではない」と主張したものの、アーティスト本人であるPE'Zの意思により、シングル『大地讃頌』と曲「大地讃頌」を収録したアルバム『極月-KIWAMARI ZUKI-』の2枚のCDを出荷停止にし、レンタルCDについても回収した(この措置により、裁判は和解[2])。のちにアルバムは「大地讃頌」を「A Night in Tunisia 〜チュニジアの夜〜」(本来はアルバム未収録の楽曲)に差し替え2004年に再発売された。

東芝EMIでも当時導入され始めていたコピーコントロールCDでの発売ではなく、CD EXTRA仕様での発売となっており、「ヴァーチャル Realive 2003 〜武士はおどらナイトそんそん〜」という映像が収録されている。出荷停止となっているが、他に収録されないままであるためこのCDでしか見ることができない。

PE'Z公式サイトのDiscographyではこのシングルについて触れられていない[3]

収録曲

全曲ヴォーカル無しのインスト楽曲であるが、歌詞カードに「大地讃頌」の歌詞(作詞:大木惇夫)が書かれている。

  1. 大地讃頌(作曲:佐藤眞 / 編曲:PE'Z)
    • PVも制作された(丹修一監督作品)。しかしどのPV集にも収録されないまま現在も商品化されていない。
  2. A Night in Tunisia 〜チュニジアの夜〜(作曲:JOHN GILLESPIE・FRANK PAPARELLI / 編曲:PE'Z)
  3. Please come here(作曲:ヒイズミマサユ機 / 編曲:PE'Z)
    • 東レ「エクセーヌ」CMソング
    • しばらくアルバム未収録の状態が続いたが、2006年のベストアルバム『PE'Z BEST 1ST STAGE「藍」』に収録された。
  4. 大地讃頌 (Radio Edit)(作曲:佐藤眞 / 編曲:PE'Z)

脚注

  1. ^ PE’Z「大地讃頌」CD出荷停止の報道について(日本音楽著作権協会)
  2. ^ INFORMATION - PE'Z『大地讃頌』に関するお知らせ
  3. ^ PE'Z Official HomePage - Single