「米国化学会誌」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Calvero (会話 | 投稿記録)
m 校正、文章1行追加
Calvero (会話 | 投稿記録)
m 初版の出典は en:Journal of the American Chemical Society 22:59, 14 January 2006?
1行目: 1行目:
'''米国化学会誌''' (''Journal of the American Chemical Society'') は[[アメリカ化学会]]により発行されている[[学術雑誌]]である。しばしば'''''JACS'''''(ジャックス)という略称が用いられる。[[アンゲヴァンテ・ケミー・インターナショナル・エディション]] (''Angewandte Chemie International Edition'') などとともに[[化学]]分野における最高峰の学術雑誌である。
'''米国化学会誌''' (''Journal of the American Chemical Society'') は[[アメリカ化学会]]により発行されている[[学術雑誌]]である。しばしば'''''JACS'''''(ジャックス)という略称が用いられる。[[アンゲヴァンテ・ケミー・インターナショナル・エディション]] (''Angewandte Chemie International Edition'') などとともに[[化学]]分野における最高峰の学術雑誌である。


1879年に創刊され、1893年に ''Journal of Analytical and Applied Chemistry'' が、1914年には ''American Chemical Journal'' が吸収された。世界各国、化学全般における研究者より投稿される論文は[[ピアレビュー]]により精査され、基準にあうもののみが掲載される。''Institute for Scientific Information Statistics'' によるとJACSは化学分野の中でもっとも引用数の多い雑誌である。2006年現在の編集責任者は[[ユタ大学]]のピーター・J・スタングが務めている。
1879年に創刊され、1893年に ''Journal of Analytical and Applied Chemistry'' が、1914年には ''American Chemical Journal'' が吸収された。世界各国、化学全般における研究者より投稿される論文は[[ピアレビュー]]により精査され、基準を満たすもののみが掲載される。[[科学情報研究所]] (Institute for Scientific Information, ISI) の統計によると、米国化学会誌は化学分野の中でもっとも引用数の多い雑誌である。2006年現在の編集責任者は[[ユタ大学]]のピーター・J・スタングが務めている。


週に1回刊行され、4-10ページ程度の論文と2ージの速報が掲載されている。
週に1回刊行され、4-10ページ程度の論文と2ージの速報が掲載されている。


==外部リンク==
==外部リンク==

2006年2月19日 (日) 11:08時点における版

米国化学会誌 (Journal of the American Chemical Society) はアメリカ化学会により発行されている学術雑誌である。しばしばJACS(ジャックス)という略称が用いられる。アンゲヴァンテ・ケミー・インターナショナル・エディション (Angewandte Chemie International Edition) などとともに化学分野における最高峰の学術雑誌である。

1879年に創刊され、1893年に Journal of Analytical and Applied Chemistry が、1914年には American Chemical Journal が吸収された。世界各国、化学全般における研究者より投稿される論文はピアレビューにより精査され、基準を満たすもののみが掲載される。科学情報研究所 (Institute for Scientific Information, ISI) の統計によると、米国化学会誌は化学分野の中でもっとも引用数の多い雑誌である。2006年現在の編集責任者はユタ大学のピーター・J・スタングが務めている。

週に1回刊行され、4-10ページ程度の論文と2ページの速報が掲載されている。

外部リンク