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'''組織神学'''(そしきしんがく、{{lang-en|Systematic Theology}})は[[聖書学]]、[[歴史神学]]、組織神学、[[弁証学]]、[[実践神学]]、のキリスト教神学の科目の一つであり、聖書を絶対的基準として、教会の歴史的遺産である[[信条]]などを参考にして、聖書において啓示されている真理を体系的に提示し、教会形成と[[伝道]]の働きに用いることを目的とする学問である。おもに、英米系の[[神学者]]によって用いられる名称である。序論、[[神論]]、[[人間論]]、[[キリスト論]]、[[聖霊論]]、[[救済論]]、[[教会論]]、[[終末論]]によって構成される。誤りない神のことばとしての聖書の客観的な権威を認めない[[自由主義神学]]や[[新正統主義]]の神学者は[[教義学]]({{lang-de|Dogmatik}})を用いることが多い。
'''組織神学'''(そしきしんがく、{{lang-en|Systematic Theology}})は[[キリスト教神学]]の科目([[聖書学]]、[[歴史神学]]、組織神学、[[弁証学]]、[[実践神学]]の一つであり、聖書を絶対的基準として、教会の歴史的遺産である[[信条]]などを参考にして、聖書において啓示されている真理を体系的に提示し、教会形成と[[伝道]]の働きに用いることを目的とする学問である。に、英米系の[[神学者]]によって用いられる名称である。序論、[[神論]]、[[人間論]]、[[キリスト論]]、[[聖霊論]]、[[救済論]]、[[教会論]]、[[終末論]]によって構成される。誤りない神のことばとしての聖書の客観的な権威を認めない[[自由主義神学]]や[[新正統主義]]の神学者は[[教義学]]({{lang-de|Dogmatik}})を用いることが多い。


== 主な組織神学の神学者 ==
== 主な組織神学の神学者 ==

2012年12月23日 (日) 05:43時点における版

組織神学(そしきしんがく、英語: Systematic Theology)はキリスト教神学の科目(聖書学歴史神学、組織神学、弁証学実践神学)の一つであり、聖書を絶対的基準として、教会の歴史的遺産である信条などを参考にして、聖書において啓示されている真理を体系的に提示し、教会形成と伝道の働きに用いることを目的とする学問である。主に、英米系の神学者によって用いられる名称である。序論、神論人間論キリスト論聖霊論救済論教会論終末論によって構成される。誤りない神のことばとしての聖書の客観的な権威を認めない自由主義神学新正統主義の神学者は教義学ドイツ語: Dogmatik)を用いることが多い。

主な組織神学の神学者

参考文献

  • 牧田吉和『組織神学』「新キリスト教辞典」いのちのことば社、1991年
  • 松田一男「教義学」『新キリスト教辞典』いのちのことば社、1991年、293-294ページ