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2012年7月30日 (月) 08:54時点における版

国道140号標識
国道140号標識
雁坂峠
雁坂峠
所在地 埼玉県秩父市
山梨県山梨市
標高 2,082 m
山系 奥秩父山塊
通過路 国道140号秩父往還
雁坂トンネル
プロジェクト 地形
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雁坂峠(かりさかとうげ)は埼玉県秩父市(旧秩父郡大滝村)と山梨県山梨市(旧東山梨郡三富村)の境にある標高2,082m。奥秩父の山域の主脈の一つであり針ノ木峠三伏峠と並び、「日本三大峠」に数えられる[要出典]

概要

かつての、武州秩父盆地甲州甲斐の国を結ぶ峠。「かりさかみち」とも呼称された。現在では、国道140号がほぼ真下を雁坂トンネルで通過する。1998年4月にこのトンネルが開通するまで、この峠を自動車では通行することは出来ず「開かずの国道」と言われ、峠を越えるハイキングコースが国道140号に指定されていた。「秩父往還」という呼び方のほか、埼玉県側は「彩甲斐街道」、山梨県側は「雁坂みち」とも呼ぶ。彩甲斐街道を少し北上したところに栃本関跡があり、山梨側にトンネルを出たところすぐに西沢渓谷がある。

峠の頂上には薮の草原が大きく広がり、南側に広い展望が開けている。日本三大峠北アルプス越えの針ノ木峠2,541m、南アルプス越えの三伏峠2,580m、奥秩父主脈越えの雁坂峠)のひとつ。武田信玄の軍事用路「甲斐九筋」の一つ。『日本書紀景行記』に「日本武尊が通った」とあるとされている。

周辺にある小屋

隣接する山

舞台とする作品

小説

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度53分34秒 東経138度47分24秒 / 北緯35.89278度 東経138.79000度 / 35.89278; 138.79000