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*"'''d'''ifferential"(微分)の頭文字として、[[数学]]では[[微分]]関連の記号としてよく使われる。(例)dy/dx、微分作用素''D'' |
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*[[数学]]では、一般に既知の数、集合、行列等を示す、[[A]], [[B]], [[C]]に次ぐ文字として、また判別式を示す文字として用いられる。 |
*[[数学]]では、一般に既知の数、集合、行列等を示す、[[A]], [[B]], [[C]]に次ぐ文字として、また判別式を示す文字として用いられる。 |
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*数学・[[自然科学]]では差 ('''d'''ifference)、距離 ('''d'''istance)や[[次元]] ('''d'''imension) を示す文字として用いられる。 |
*数学・[[自然科学]]では差 ('''d'''ifference)、距離 ('''d'''istance)、濃度 ('''d'''ensity) や [[次元]] ('''d'''imension) を示す文字として用いられる。 |
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*[[ドイツ語]]で[[与格]](間接目的語を表す格)'''''D'''ativ''の略。 |
*[[ドイツ語]]で[[与格]](間接目的語を表す格)'''''D'''ativ''の略。 |
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*[[電界効果トランジスタ]](FET)の端子の一つ。ドレイン ('''d'''rain) |
*[[電界効果トランジスタ]](FET)の端子の一つ。ドレイン ('''d'''rain) |
2012年5月10日 (木) 03:55時点における版
Dd Dd | |||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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Dは、ラテン文字(アルファベット)の4番目の文字。ギリシャ文字のΔ(デルタ)に由来し、キリル文字のДに相当する。小文字は d 。
字形
大きく分けて2つの字形が使われる。
- 縦線の右に半円を1つ続けた形で、大文字がそうである。フラクトゥールではのようである。しばしばOやPやbとの区別のため縦線に横棒を加えてÐのように書くことがある。また、アイスランド語、フェロー語のÐ ð、並びに南スラヴ諸語やベトナム語の Đ đ、エヴェ語のƉ ɖは別の字である。
- 縦線の下部の左に円を1つ付けた形で、小文字がそうである。フラクトゥールののように、しばしば上に延びた線が左に曲がることがあるが、この場合、線が折り返してはならず、また円との接点より下には線が続いていてはならない。そうでないとaと区別が付かなくなる。
呼称
日本では「ディー」と呼ぶことが多い
音素
この文字が表す音素は、/d/(有声歯茎破裂音)ないしその類似音である。
- ドイツ語では語末や無声子音の前で無声化する。
- フランス語では語末の d を黙字とする。ただし、後続の単語が母音で始まっていれば、リエゾンして/t/となる。
- 英語では、規則動詞の過去形の語尾-edは、その前の音により/d/、/t/、/Id/などと変
Dの意味
学術的な記号・単位
- ローマ数字の500。
- 1/10を表すSI接頭辞デシ(小文字)。
- 水素の同位体重水素を表す記号(大文字)。
- 十六進数と二十進数において、十三(十進数での13)を一桁(一文字)で表すために用いられる。
- 双極子モーメントの単位、デバイ(Debye、大文字)。
- "differential"(微分)の頭文字として、数学では微分関連の記号としてよく使われる。(例)dy/dx、微分作用素D
- 数学では、一般に既知の数、集合、行列等を示す、A, B, Cに次ぐ文字として、また判別式を示す文字として用いられる。
- 数学・自然科学では差 (difference)、距離 (distance)、濃度 (density) や 次元 (dimension) を示す文字として用いられる。
- ドイツ語で与格(間接目的語を表す格)Dativの略。
- 電界効果トランジスタ(FET)の端子の一つ。ドレイン (drain)
- ダイオード (diode)
- 洋楽で用いられる音名の一つ(英米式、独式)。イタリア式では「re」、日本式では「ニ」に相当。→ニ (音名)
- 音階の2番目の音であることから、音楽関係者の間で2を表す隠語として使われる。例:D(デー)万=2万(円)
- Dで、ドイッチュ番号(シューベルトの作品に付せられる)
- Rh血液型における抗原の一つ。これにより、+と−とが判定される。
- 電磁気学の分野では電束密度を表す。
- ケッペンの気候区分の冷帯(亜寒帯)を表すD。
- 化学で、キラリティーのある分子を識別する記号 (dextro)。
- 遅延スイッチ。構内電気設備配線用図記号(JIS C 0303:2000)で用いられる。スイッチの図記号に傍記。
その他の記号
- 日(day)
- 自動車のATのドライブ(前進及び通常走行位置)。
- ダイニング(dining 食事)の略。
- デザイナー (designer) の略。
- 古代ローマ人の個人名デキムス (Decimus) の略。
- テレビ・ラジオの放送業界や、音楽業界などでのディレクターの意味。
- 二重を意味するdoubleの略。日本ではこの意味でWが使われることもあるが、英語圏では用いられない(詳しくはWの記事を参照)。
- 欧米のアスキーアートにおいて、しばしば空けた口を意味する。(例 :-D)
- ドイツ読みのD(デー)はレの音を表す
- 欧州の自動車のカテゴリー、全長を基準に設定されている記号。Dセグメント。
- 「デルタ」フォネティックコードの第四コード。
- 博士号 (doctor) の略。
- デジタルの略。DA変換など。
商品名・作品名・固有名等
- コンピュータ
- D (データベース言語仕様) (Tutorial D などのデータベース言語の基となっている仕様)
- D言語(プログラミング言語の一つ)。
- 電気・機械
- 作品・キャラクター名等
- 芸能・スポーツ
符号位置
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
D | U+0044
|
1-3-36
|
D D
|
d | U+0064
|
1-3-68
|
d d
|
|
D | U+FF24
|
1-3-36
|
D D
|
d | U+FF44
|
1-3-68
|
d d
|
全角 |