「坂ノ上おじゃる丸」の版間の差分

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貴族のため運動は苦手で、車といった速いものも苦手。理由はヘイアンチョウでは少しの距離でも牛車を使っており、あまり歩いたことがないためである。
貴族のため運動は苦手で、車といった速いものも苦手。理由はヘイアンチョウでは少しの距離でも牛車を使っており、あまり歩いたことがないためである。


溺れたトラウマから水嫌い<ref>第1期第8話(第8話)「風呂や水はイヤでおじゃる」</ref>で、[[風呂]]も嫌がるため、入浴の際は[[洗面器]]を使い入浴する。
溺れたトラウマから水嫌い<ref>第1期第8話(第8話)「風呂や水はイヤでおじゃる」</ref>で、[[風呂]]も嫌がるため、入浴の際は[[洗面器]]を使い入浴する。しかし慣れてきたのか最近の話では嫌がるものの湯舟に浸かっている。


非常に寒がりであり、寒い日には布団から出ず起きない。カズマが起こしても起きない。一度、カズマや電ボがシャクを奪取しに来た子鬼トリオとトランプをして楽しそうにすれば気になって起きるだろうとやったが起きなかった。田村愛(カズマの母親)に掛け布団を強制的にはがされて起きたと言うほど寒いのが大の苦手である。
非常に寒がりであり、寒い日には布団から出ず起きない。カズマが起こしても起きない。一度、カズマや電ボがシャクを奪取しに来た子鬼トリオとトランプをして楽しそうにすれば気になって起きるだろうとやったが起きなかった。田村愛(カズマの母親)に掛け布団を強制的にはがされて起きたと言うほど寒いのが大の苦手である。
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また、コーヒー仮面([[おじゃる丸の登場人物一覧#仮面]]参照)たちに対抗し、「プリン仮面」に扮することがあるが、すべて人任せで自分はぐうたらしている。
また、コーヒー仮面([[おじゃる丸の登場人物一覧#仮面]]参照)たちに対抗し、「プリン仮面」に扮することがあるが、すべて人任せで自分はぐうたらしている。
これらは世間知らず且つ自己中心的な性格のため、書店で屏風・脇息(きょうそく)・台座の「三点セット」を出して座り読みして他の客や店主を困らせたり、「月光町ソング大会」のステージ裏でキスケが作った歌を、「先に歌った者の勝ち」と盗用して歌ったりとワガママやへ理屈を持ち出し周囲に迷惑を掛けることが多い。
これらは世間知らず且つ自己中心的な性格のため、書店で屏風・脇息(きょうそく)・台座の「三点セット」を出して座り読みして他の客や店主を困らせたり、「月光町ソング大会」のステージ裏でキスケが作った歌を、「先に歌った者の勝ち」と盗用して歌ったりとワガママやへ理屈を持ち出し周囲に迷惑を掛けることが多い。

番外編でも性格は基本的にこのままであるが話によってはしっかりものだったりする。<ref>第14期54話「おじゃぱぱー」</ref>


== 経歴 ==
== 経歴 ==

2011年11月22日 (火) 15:57時点における版

坂ノ上おじゃる丸(さかのうえおじゃるまる)は、アニメ作品『おじゃる丸』に登場する架空の人物。シリーズにおける主人公である。声優小西寛子(1 - 3)→西村ちなみ(4 - )が担当。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


人物

1000年前のヘイアンチョウからやってきた「やんごとなき雅なお子様」。5歳の妖精貴族の子供。常に平安貴族風の赤い着物と青い烏帽子をかぶっている。おじゃる丸がヘイアンチョウからやってきたということは、カズマとトミー(カズマの祖父)しか知らない秘密。

貴族のため運動は苦手で、車といった速いものも苦手。理由はヘイアンチョウでは少しの距離でも牛車を使っており、あまり歩いたことがないためである。

溺れたトラウマから水嫌い[1]で、風呂も嫌がるため、入浴の際は洗面器を使い入浴する。しかし慣れてきたのか最近の話では嫌がるものの湯舟に浸かっている。

非常に寒がりであり、寒い日には布団から出ず起きない。カズマが起こしても起きない。一度、カズマや電ボがシャクを奪取しに来た子鬼トリオとトランプをして楽しそうにすれば気になって起きるだろうとやったが起きなかった。田村愛(カズマの母親)に掛け布団を強制的にはがされて起きたと言うほど寒いのが大の苦手である。 現代にタイムスリップするまで歯を磨いたことがなかったが虫歯はなく、愛ちゃんの指導もあり歯はきれいである。

歩くスピードが極端に遅くカメ・トメにも負けるほどであり(厳密にはゴールである電ボがおじゃる丸のゴールが遅いことから心配して動いてしまい、たまたま鉢合わせしたカメ・トメと合流したため、結果的に負けてしまった)、また疲れやすい。

和歌蹴鞠が趣味。

シャクを変幻自在に扱う。そのシャクはピンク色で、おじゃる丸の意のままに、変幻自在に変化し、先が手に変化しどこまでも伸びていったり、コインマーク・OKの手に変化したり、ラケットのように広がり落ちてくるものを受け止めたり、熊手に変化したり鳴き声を発したりとシャク自身、意思と命を持っている。また物や人を変身させる力もある。シャクの力でおじゃる丸自身女の子(おじゃる子)に変身したこともある。月光町ちっちゃいものクラブの会長で、会員ナンバーは1番。ヘイアンチョウで「月光町博物館」を開くために、異次元空間の広がる烏帽子(エボシ)に何でも入れてしまう。また、烏帽子の中に入った人物は、その人物の立場・心境に応じた異次元空間の中へ入っていく[2]。烏帽子の中には屏風脇息(きょうそく)・台座の「三点セット」が入っており、外出時に出している。

の花びらのような眉毛である。自分ではかわいい顔だと思っている。

古語で喋るので一人称は「麿(まろ)」、二人称は「そち」または「そなた」(近年は前者が一般的)。語頭・語尾に「おじゃ」や「おじゃる」を付ける。少し腹が立った時、「おじゃむー!」と言う。すごく腹が立った時は、「やめー!!」と言う。「まったり」とよく言う。まったりとはくつろいでいる様子を表す。「まったり」をこの意味で使うことは、おじゃる丸より前は稀であった。

まれにカズマと喧嘩するが、すごく仲良し。「坂ノ上おじゃる丸」という名前の由来は、坂上田村麻呂

性格はのんびり、まったり、わがままで自己中心的。依存心が強く、甘えん坊で少々泣き虫。冷たくされると泣くこともある。食に関してはかなり卑しい。相手に対し(屁)理屈を並べ立て挑発するような言動や、情に訴えて自分の欲求を適えようとするなど狡猾な面もある。目的達成の為には手段を問わず、他人の所有物を勝手に使用したり、損壊する場合もある。 更に上記の様に(屁)理屈とを並べて挑発する際、強調して言い張るも周囲に自分の並べた(屁)理屈が受け容れられず、「違う」と責められて窮地に立たされると態度を一変し、「マロも○○じゃと思っておったのじゃ」と周囲の意見に沿うと言う卑怯な面もある。 また、コーヒー仮面(おじゃる丸の登場人物一覧#仮面参照)たちに対抗し、「プリン仮面」に扮することがあるが、すべて人任せで自分はぐうたらしている。 これらは世間知らず且つ自己中心的な性格のため、書店で屏風・脇息(きょうそく)・台座の「三点セット」を出して座り読みして他の客や店主を困らせたり、「月光町ソング大会」のステージ裏でキスケが作った歌を、「先に歌った者の勝ち」と盗用して歌ったりとワガママやへ理屈を持ち出し周囲に迷惑を掛けることが多い。

番外編でも性格は基本的にこのままであるが話によってはしっかりものだったりする。[3]

経歴

現代にやってきた経緯は、エンマ大王からシャクを奪い、その後「満月ロード」を介して現代へ逃げ込んだ[4]からである。

現代でプリンを食べてからプリンにはまる[5]。プリンのためにおじゃる丸は現代に居座ることとなった。健康のため、プリンは1日1個まで、と決められている。おやつには必ずプリンを食べる。バケツのように大きいプリンを作ってもらったことがあるが食べ切れなかった[6]。現代でプリンを食べる前は、煎り豆が好物だった。一度だけ、金ちゃんの家でゼリーを食べた際にプリンではなくゼリーに夢中になった事がある。

オカメ姫との許婚

オカメ姫の許婚であるが、本人はあまり好きではなく、オカメ姫がくるといつも逃げる。しかし、その割にオカメ姫に見合い話が持ち上がると見合いの様子を見に行っているので、やはり多少は気になるらしい。因みに見合い相手はおじゃる丸の親戚にあたるあじゃり丸で、オカメ姫を大変気に入っている。月光町の歴史資料館には、おじゃる丸とオカメ姫によく似た男女が夫婦として描かれている1000年前の絵巻物が残されている。

星の王子様・お姫様コンテスト

また、月光町で7年に一度行われている伝統行事「星まつり」のメインイベントである「星の王子様・お姫様コンテスト」で星の王子様に選ばれた[7]。ちなみに、お姫様に選ばれたのはオカメ姫である。その時に叶えて欲しい願い事を言うことになっており、おじゃる丸は「これからずーっと風呂に入らなくて済みますように」と言う周囲が呆れる程の願い事であった。それに対し、オカメ姫は「これからもおじゃる様が毎日1日1個のプリンを食べられますように」と願った。

脚注

  1. ^ 第1期第8話(第8話)「風呂や水はイヤでおじゃる」
  2. ^ 第1期第2話(第2話)「月からおとうとふってきた」
  3. ^ 第14期54話「おじゃぱぱー」
  4. ^ 第1期第1話(第1話)「マロがおじゃる丸でおじゃる」
  5. ^ 第1期第9話(第9話)「ホームシックでおじゃる」
  6. ^ 第8期第21話(第651話)「愛ちゃんのプロジェクトP」
  7. ^ 第9期第46話(第866話)「星まつり」

関連項目

外部リンク