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'''ヴェスト・アグデル'''県(Vest-Agder) は[[ノルウェー]]の[[ノルウェーの県|県]]。[[ローガラン県]]を西に、[[アウスト・アグデル県]]を東に置く。人口は2002年調べで157,851人、ノルウェーの全人口のおよそ3.4%に当たる。面積は7,281 km²、県庁所在地は[[クリスティアンサン]]。
'''ヴェスト・アグデル'''県(Vest-Agder) は[[ノルウェー]]の[[ノルウェーの県|県]]。[[ローガラン県]]を西に、[[アウスト・アグデル県]]を東に置く。人口は2002年調べで157,851人、ノルウェーの全人口のおよそ3.4%に当たる。面積は7,281 km²、県庁所在地は[[クリスチャンサン]]。


ノルウェーの南西部に位置しており、[[北海]]に面する。[[スゲラク海峡]]から[[ステザレン]](Setesdalen)の南縁にかけて広がっており、Setesdalsheiene(ステザルシェイエネ?)山脈に囲まれている。
ノルウェーの南西部に位置しており、[[北海]]に面する。[[スゲラク海峡]]から[[ステザレン]](Setesdalen)の南縁にかけて広がっており、Setesdalsheiene(ステザルシェイエネ?)山脈に囲まれている。国土で最南端の地を含む県であり[[マーンダル]]南部の島が最南端であり、本土でも[[リンデスネス]]が最南端。とても起伏の激しい県である。
国土で最南端の地を含む県であり[[マーンダル]]南部の島が最南端であり、本土でも[[リンデスネス]]が最南端。とても起伏の激しい県である。


== 名称・県章 ==
== 名称・県章 ==
[[1662年]]にリスター県とマーンダル県とが合併し、リスター・オグ・マーンダル県(Lister og Mandal amt)となった。以後、[[1919年]]にヴェスト・アグデル県となり現在に至る。
[[1662年]]にリスター県とマーンダル県とが合併し、リスター・オグ・マーンダル県(Lister og Mandal amt)となった。以後、[[1919年]]にヴェスト・アグデル県となり現在に至る。


アグデル地方の西部であり、ヴェストは西を意味する。直訳すると西アグデル県(Vest-Agder)となる。また、この県の東には[[アウスト・アグデル県]](アウストは東)が存在する。
アグデル地方の西部であり、ヴェストは西を意味する。直訳すると西アグデル県(Vest-Agder)となる。また、この県の東にはアウスト・アグデル県(アウストは東)が存在する。


県の盾章は[[1958年]]に定められた[[オーク]]の木を描いたもの。
県の盾章は[[1958年]]に定められた[[オーク]]の木を描いたもの。


== 特色 ==
== 特色 ==
海岸線に[[クリスティアンサン]]、[[マーンダル]]、[[フレッケフィヨルド]]、[[ファールサン]]などの都市があり多くの人口が沿岸に住んでいる。31の[[フィヨルド]]があり、地形を使った海運、貿易業あるいは娯楽産業が主な産業となっている。
海岸線にクリスチャンサン、[[マーンダル]]、[[フレッケフィヨルド]]、[[ファールサン]]などの都市があり多くの人口が沿岸に住んでいる。31の[[フィヨルド]]があり、地形を使った海運、貿易業あるいは娯楽産業が主な産業となっている。


[[メキシコ湾流]]がこの県の沿岸にぶつかっておりその様子から'''[[ノルウェー]]の[[リグーリア海岸|リビエラ]]'''と呼ばれる。北部はほとんどが山であり、中央部の高原では牛や羊の放し飼いなどが行われる。
[[メキシコ湾流]]がこの県の沿岸にぶつかっておりその様子から'''ノルウェーの[[リグーリア海岸|リビエラ]]'''と呼ばれる。北部はほとんどが山であり、中央部の高原では牛や羊の放し飼いなどが行われる。


== 下位行政区 ==
== 下位行政区 ==
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* Flekkefjord
* Flekkefjord
* Hægebostad
* Hægebostad
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* クリスチャンサン(Kristiansand)
* Kvinesdal
* Kvinesdal
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[[Category:ノルウェーの県]]
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2011年10月5日 (水) 13:41時点における版

ヴェスト・アグデル県
Vest-Agder fylke
ヴェスト・アグデル県の県章
県の紋章
ヴェスト・アグデル県の位置
ノルウェーの旗 ノルウェー王国
地方区分ソールラン
県庁所在地クリスチャンサン
公用語ノルウェー語
面積
 - 総計
 - 陸上
 - 水域
 - 国土に占める割合
15位
7,276 km2
km2
km2 (%)
 - 2.19 %
人口
 - 総計 (2007)
 - 全人口に占める割合
 - 人口変化 (10年)
 - 人口密度
14位
165,944 人
3.50 %
7.8 %
24 人/km2
県内総生産
 - 総計(2001)
 - 全GDPに占める割合
14位
219,928 万NOK
2.27 %
県番号{{{県番号}}}
ISO 3166-2:NONO-10
時間帯夏時間CET (UTC+1)
CEST (UTC+2)
公式サイトwww.vaf.no

ヴェスト・アグデル県(Vest-Agder) はノルウェーローガラン県を西に、アウスト・アグデル県を東に置く。人口は2002年調べで157,851人、ノルウェーの全人口のおよそ3.4%に当たる。面積は7,281 km²、県庁所在地はクリスチャンサン

ノルウェーの南西部に位置しており、北海に面する。スカゲラク海峡からステザレン(Setesdalen)の南縁にかけて広がっており、Setesdalsheiene(ステザルシェイエネ?)山脈に囲まれている。国土で最南端の地を含む県でありマーンダル南部の島が最南端であり、本土でもリンデスネスが最南端。とても起伏の激しい県である。

名称・県章

1662年にリスター県とマーンダル県とが合併し、リスター・オグ・マーンダル県(Lister og Mandal amt)となった。以後、1919年にヴェスト・アグデル県となり現在に至る。

アグデル地方の西部であり、ヴェストは西を意味する。直訳すると西アグデル県(Vest-Agder)となる。また、この県の東にはアウスト・アグデル県(アウストは東)が存在する。

県の盾章は1958年に定められたオークの木を描いたもの。

特色

海岸線にクリスチャンサン、マーンダルフレッケフィヨルドファールサンなどの都市があり多くの人口が沿岸に住んでいる。31のフィヨルドがあり、地形を使った海運、貿易業あるいは娯楽産業が主な産業となっている。

メキシコ湾流がこの県の沿岸にぶつかっておりその様子からノルウェーのリビエラと呼ばれる。北部はほとんどが山であり、中央部の高原では牛や羊の放し飼いなどが行われる。

下位行政区

ヴェスト・アグデル県には15の下位行政区がある。

  • Åseral
  • Audnedal
  • Farsund
  • Flekkefjord
  • Hægebostad
  • クリスチャンサン(Kristiansand)
  • Kvinesdal
  • リンデスネス(Lindesnes)
  • Lyngdal
  • マーンダル(Mandal)
  • Marnardal
  • Sirdal
  • ソグネ(Søgne)
  • Songdalen
  • Vennesla