「腹腔」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
en:Abdominal cavityから図転用
WikitanvirBot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: et:Kõhuõõs, pl:Jama brzuszna
26行目: 26行目:
[[de:Bauchhöhle]]
[[de:Bauchhöhle]]
[[en:Abdominal cavity]]
[[en:Abdominal cavity]]
[[et:Kõhuõõs]]
[[fi:Vatsaontelo]]
[[fi:Vatsaontelo]]
[[fiu-vro:Kõtukuup]]
[[fiu-vro:Kõtukuup]]
32行目: 33行目:
[[lt:Pilvo ertmė]]
[[lt:Pilvo ertmė]]
[[nl:Buikholte]]
[[nl:Buikholte]]
[[pl:Jama brzuszna]]
[[ru:Брюшная полость]]
[[ru:Брюшная полость]]
[[th:ช่องท้อง]]
[[th:ช่องท้อง]]

2011年3月4日 (金) 13:59時点における版

腹腔
十二指腸、すい臓、腎臓を含む腹部前面
概要
表記・識別
ラテン語 cavitas abdominis
MeSH D034841
ドーランド
/エルゼビア
Abdominal cavity
TA A01.1.00.051、A10.1.00.001
FMA 12266
解剖学用語

腹腔(ふくこう/ふくくう、Abdominal cavity)とは人間を含む哺乳類の身体の部分のうち、横隔膜より下部で腹部の内腔を指す。その下部には骨盤がある。腹腔内面や内部の内臓腹膜に覆われている。腹腔と腹膜腔を同義で用いることがしばしばあるが、厳密には、単純に横隔膜や腹壁に囲まれた空間を腹腔と呼び、その内面の腹膜によって作られる空間を腹膜腔という。例えるならば、壁紙を貼る前の部屋が「腹腔」、「腹膜」という壁紙で囲まれた空間を「腹膜腔」と呼ぶ。

註:の読みはこうであるが、稀字でもあり、古くからこうくうの発音が混在していた。1943年(昭和18年)日本解剖学会の用語委員会が統一解剖学用語(Nomina Anatomica)の翻訳を行った際に、くうと発音することを決定した(同音の別字(孔など)との区別のためと推測される)。以後、医学分野においてはくうと発音するのが正則である[1]