「ガーゴイルズ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
80行目: 80行目:
; スティールクランロボット(ガーゴイルロボット)
; スティールクランロボット(ガーゴイルロボット)
別名鋼鉄一族。ザナトスやオーエンらとザナトスの配下の会社が開発したゴライアスそっくりのロボット。外装は特殊な鋼鉄で造られており特殊合金並みの強度を誇っている。外装の色はスカイガーゴイルとは異なっている。スカイガーゴイル同様に背中に装備されたジェットによりマンハッタン一族を上回る飛行能力を持ち主に右腕に装備されたレーザーガンを武器に戦う。武装しているもののロボットであるため自分の意思で行動することができず戦闘能力は低い。最初のマンハッタン一族との戦いではゴライアスらに全滅させられ、その後2度の戦いでも全て破壊された。しかし、後に登場した個体はゴライアスの右腕を引っ掻いて血液を採取しサイラゴを造る要因を作ったがゴライアスに素手で八つ裂きにされ、デモーナの魔法により空を赤く染めるために複数の個体が爆破されたこともあり、オベロン戦でも複数登場したが全て破壊され、最後に数体登場した個体もコールドストーン戦で全て破壊され、以後は登場することはなくなった。コミック版ではその後強化ガーゴイルロボットとして大軍が登場する。スカイガーゴイルはこのクランロボットを元にして作られた。日本語版では翻訳が適当であるためただ単に「ロボット」としか言われない。原語版ではしっかり「スティールクランロボット」と呼ばれている。
別名鋼鉄一族。ザナトスやオーエンらとザナトスの配下の会社が開発したゴライアスそっくりのロボット。外装は特殊な鋼鉄で造られており特殊合金並みの強度を誇っている。外装の色はスカイガーゴイルとは異なっている。スカイガーゴイル同様に背中に装備されたジェットによりマンハッタン一族を上回る飛行能力を持ち主に右腕に装備されたレーザーガンを武器に戦う。武装しているもののロボットであるため自分の意思で行動することができず戦闘能力は低い。最初のマンハッタン一族との戦いではゴライアスらに全滅させられ、その後2度の戦いでも全て破壊された。しかし、後に登場した個体はゴライアスの右腕を引っ掻いて血液を採取しサイラゴを造る要因を作ったがゴライアスに素手で八つ裂きにされ、デモーナの魔法により空を赤く染めるために複数の個体が爆破されたこともあり、オベロン戦でも複数登場したが全て破壊され、最後に数体登場した個体もコールドストーン戦で全て破壊され、以後は登場することはなくなった。コミック版ではその後強化ガーゴイルロボットとして大軍が登場する。スカイガーゴイルはこのクランロボットを元にして作られた。日本語版では翻訳が適当であるためただ単に「ロボット」としか言われない。原語版ではしっかり「スティールクランロボット」と呼ばれている。
;ザ・パック(The Pack)
元はテレビのヒーローショーに出演するヒーロー達だったが、ザナトスの司令を受けてガーゴイルを倒そうとする集団となった。ゴライアスとレキシントンとの戦いで無関係な人々を巻き込んだ罪で逮捕されてしまい犯罪者に落ちぶれた。後に、3人がサイボーグとなる。ザナトスは一人一人を趣味のチェスの駒と考えている。

;ウルフ/[[ルーク]]
(声 - [[西前忠久]]/英 - [[クランシー・ブラウン]])
:本名不明。ザ・パックのメンバーでザナトスが言うにはチェスのルークに当てはまるという。元はテレビヒーローだったが事情により後にガーゴイル達と敵対する。実はバイキング族長ヘイコンの遠い子孫である。
;サイバーウルフ
:ガーゴイル達に勝てないことを知ったウルフが、恐らくセバリアスに改造を受け自らをサイボーグ化した姿。外見は狼男のような姿となりかなりの怪力を誇るが怪力のみに頼っており全く武装を施していないうえに長所である怪力もゴライアスに及ばないため強さはサイバーハイエナやサイバージャッカルに劣る。3人の中で最も機械化が進んでいる。感情が高ぶると頭部及び顔の形状が変化する。最後は亡霊ヘイコンが乗り移った斧と共にゴライアスとハドソンに最後の戦いを挑むが、スクラップ置き場での一騎打ちの末にゴライアスに敗北し車の下敷きとなった後ゴライアスに救出されるが、その後の消息は不明。コミック版では後に超ザ・パックの一員として再びマンハッタン一族に戦いを挑む。3人の中でもっとも体が機械化されている。ヘイコンの子孫であるためゴライアスとデモーナにとっては因縁の相手である。
;ヘイコン
:ワイバーン城を落城させたバイキングの族長で、ウルフの遠い先祖。後に亡霊ヘイコンとなってゴライアス、ハドソンと対決しハドソンに斧を破壊され封印される。コミック版ではミノタウロスゴライアスに強制成仏させられた。
;ジャッカル/[[ビショップ]]
:本名不明。ザ・パックのメンバーの1人でハイエナの兄。ザナトスによるとチェスの駒でいうビショップに該当する。普段はハイエナと共に宝石強盗をやっていたが、後にサイボーグ化。普段は爪型の武器を使用する。ブロードウェイに敗れた後の消息は不明。
;サイバージャッカル
:ジャッカルが自らをサボーグ化した姿。両手の爪の他に全身にミサイルや火炎放射器などを装備している上に全身が伸縮自在である。背中にはジェットエンジンが装備されているため自由自在に飛行が可能。しかし、両腕の関節などはかなり脆く捥げやすい弱点がある。後にサイバーハイエナと共にメンテナンスでバージョンアップし完全防水となったため水を浴びても錆びることがなくなったため入浴も可能となった。
;アヌビスジャッカル
:ジャッカルが死を司る神であるアヌビスを取り込んで強化変身した姿。サイボーグと古代の神の合体で恐ろしい戦闘能力を誇っている。武器は右目から放射する黒い煙でこの煙は物体や物質やバリアーや実体を持たない相手にも効果を発揮し相手をミイラ状態に老化させたり、魔法の効果もありサイバーウルフを猫にサイバーハイエナを赤ん坊に変えてしまった。さらに、機械にも有効らしくロボットであるコヨーテ3.0も一撃で大破させてしまっている。しかし、自身の戦闘能力自体はそれほど高くなく単純な戦闘能力はゴライアスに劣る。この煙を放射し続ければ数分で地球を滅ぼすことも可能である。ただし、この黒い煙も不死身であるデモーナには効果がないようである。
;ハイエナ/2代目[[クイーン]]
:本名不明。元はテレビヒーローのザ・パックだったが後に連続宝石強盗に成り下がった。初代クイーンのフォックスが脱退したため、ザナトスによりクイーンの称号を受け継いだ。ジャッカルの妹である。普段はジャッカル同様に爪型の武器を使用する。
;サイバーハイエナ
:ハイエナがサイボーグ化した姿。鋭い両手の爪の他にミサイルや火炎放射器など全身にジャッカル以上の武器を装備しており、さらにジャッカルを上回る体術を武器に戦う。背中にはジェットエンジンが装備されており自在に飛行が可能。飛行能力も高い。その他クモのように全身の形状を変化させたり全身の関節を全て外すこともできボール状になって攻撃することも可能。サイバージャッカル同様にメンテナンスにより完全防水になったため水に入っても錆びることはない。最後は初代クイーンである、フォクスとの一騎打ちに敗北する。その後の消息は不明。
;フォックス・ザナトス(fox xanatos)(旧姓レナード)/初代[[クイーン]]
(声 - [[小池亜希子]]/英 - [[ローラ・サン・ジャコモ]])
:ザ・パックの元リーダーで後にザナトスの妻となりアレクサンダーの母親となる。自らチェスのクイーンを自称し、ゴライアスの親友の1人でもある。本名もフォックスである。[[ヘリコプター]]の操縦免許も持っておりザナトスのヘリの専属のパイロットも務めている。操縦は得意らしく妊娠中にも操縦している。父親はレナードで神の一種であるティタニアを母親に持ち神の一種とのハーフであるため魔術も使えた。サイバーハイエナとサイバージャッカルとの最終決戦時に特殊スーツを装着した際には夫のザナトスが変身するスカイガーゴイルのそれとは比べ物にならない戦闘能力を見せた。ウルフフォックス戦やオベロン戦でゴライアスに助けられたことに恩義を感じていたらしく、ゴライアスらのピンチにはヘリで救出に向かった。もう一つの世界では登場しておらず、恐らくサイバーザナトスに吸収され殺害されたものと思われる。ザ・パックとの最終決戦ではジャッカルとハイエナに浚われたブロードウェイを助けるために、自らパワードスーツを装着して救出に向かい因縁の相手であるサイバーハイエナを敗った。
;ウルフフォックス
:フォックスがザナトスからの結婚祝いとして贈られたオーディンの瞳を首飾りとしてつけたために変身した狼人間。変身するようになってから数日が経過していたため疲労により過労死するまで後24時間の程度の命となっていた。ゴライアスを凌ぐ巨体であり、戦闘能力も高く不意打ちとはいえ新型銃を装備したスカイガーゴイルを一撃で大破させている。しかし、ゴライアスを凌ぐ巨体なわりにはゴライアスよりもパワーは劣っている。最後は、ゴライアスと新型のスーツを装着したザナトスに瞳を外され元に戻った。
;ディンゴ/[[ナイト]]
:本名は不明。ザナトスによるとチェスでいうナイトに当たるという。オーストラリア出身で唯一最後までサイボーグ化しなかった。普段は特殊スーツを着用して戦う。連続強盗犯だったが後に更生しオーストラリアを守るヒーローとなった。
;アップグレードディンゴ
:自らをサイボーグ化することを躊躇ったディンゴがスカイガーゴイルと同様に特殊スーツを身に纏った姿。外装は頑丈で右腕のレーザーガンと掌からの超音波砲を武器として戦う。一度はサイバーウルフとのタッグでゴライアスを追い詰めるも敗北し、2度目の戦いではクレーン車の磁石を利用されてエリサに敗れる。オーストラリアに登場した際にはバージョンアップを受けたらしくパワーアップしていた。
;マトリックスディンゴ
:ディンゴがマトリックスと同化した姿。同化してオーストラリアを守っていくことを誓う。ただし、マトリックスの持っていた物体や物質に変化するなどの能力は同化してしまったため使えなくなってしまっている。
;マトリックス
:フォックスと母親のティタニアが共同開発した超金属生命体で究極のナノマシンでもある。普段は液体金属状の姿をしており最大の特徴は触れた物体や物質や生物を侵食し自分の好きなように勝手に作り変え進化させてしまう能力である。さらに体を物体や物質に自在に変化させられる他、地中を自在に移動し、神出鬼没に相手を攻撃する。放置していれば24時間で地球を完全に侵食してしまう。倒すには地球ごと消滅させるか、マトリックスが作り出した仮装空間内でマトリックスを説得し侵食を止めさせるしか方法がない。最後には地球すらも侵食し自らの一部としようとするが、自らが作り出した仮装空間内でゴライアスとディンゴと対決したものの、ゴライアスに自分のエネルギー吸収され、ハードワイヤードゴライアスに変身されたゴライアスとディンゴに一方的に追い詰められゴライアスの説得もあり地球侵食を諦めた。その後はディンゴと同化し正義を学ぶためにオーストラリアを守っていくこととなった。コミック第1巻の1ページ目の悪役紹介で紹介された最初の悪役である。
;[[タスマニアタイガー]]
:生き残ったタスマニアタイガーを使って強盗を行う強盗犯。コミックのみの登場。ディンゴのライバルで雌雄のタスマニアタイガーを武器として使う。グレッグ・ワイズマンが正式に許可をとり[[デアデビル]]と[[バットマン]]のデザインを流用しており、姿はアニメ版のバットマンそのものである。
;コヨーテ1.0/[[キング]]
(声 - [[飛田展男]]/英 - [[ジョナサン・フレイクス]])
:ザナトスのロボットが特殊スーツを身に纏った姿。ザナトス曰くチェスでいうキング。戦闘能力こそゴライアスに劣るものの腕に超音波砲などの強力な武器を装備している。最後はレキシントンにレーザーガンで胴体を貫かれ、ゴライアスの蹴りで頭部を吹き飛ばされ大破。頭部は後にコヨーテ2.0に利用された。モデルは破損後の頭部のみ[[ターミネーター]][[T-800]]
;コヨーテ2.0
(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)
:コヨーテ1.0の頭部を移植された巨大ロボットで巨体の上に素早い。1.0同様音波砲などの武器を装備している。最後はゴライアスに弱点の頭部を捥がれゴライアスとブロードウェイの体当たりを受けて電車に轢かれて破壊される。
;コヨーテ3.0
(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)
:アヌビス復活のためにエジプトに出現。急遽作られたためか他のコヨーテシリーズと比べられないぐらい戦闘能力は低く、スティールクランロボットにも劣り、ブロンクスやエリサにすらパワー負けしてしまうほど。背中に装備されたジェットにより4.0同様に飛行が可能。武器は装備されており、右腕のレーザーガンとワイヤーの他に高圧電流の流れるケーブルを武器として使用する。暴走したアヌビスジャッカルに一撃で破壊される。
;コヨーテ4.0
(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)
:かなりの巨体を誇り、戦闘能力も恐ろしく高くなったコヨーテの最新型。頭部に連射型のレーザー砲を装備し右腕に超音波砲と両腕に強力な破壊力を持つレーザーガンを装備している。さらにスカイガーゴイル同様に両足などにジェットを装備しており自在に飛行が可能。一度はゴライアスとアンジェラを圧倒するも、2度目の戦いでは空中戦でゴライアスと激闘を展開したがスピード負けしていた。最後は胴体に閉じ込めていた人質のコヨーテをアンジェラに奪還されたあげく、ゴライアスに鉄骨で串刺しにされ、なおも立ち上がるもコヨーテの陽動作戦により鉄骨の下敷きになって完全に大破。なお、大破した状態でも腕だけはしばらく動いていた。外装は魔法の釜を溶かした鉄で作られている。上記のように胴体にコヨーテを人質にとっており、ゴライアスは文字通り攻撃することができなかったため、アンジェラがいなければゴライアスに勝っていた可能性もある。
;コヨーテ5.0
:コミック版に登場。外見はコヨーテ4.0の強化型のような姿をしている。より2.0に近い容姿となっており、コヨーテの口の中に1.0の頭部があるのが特徴。超ザ・パックのリーダーとしてコヨーテ6.0と共にゴライアスらに最後の戦いを挑む。ゴライアスに空中戦を挑むが最後はエレクトロニックゴライアスのガーゴイルサンダーで破壊された。
;コヨーテ6.0
:コヨーテ5.0の強化型。戦闘能力はコヨーテ5.0を凌ぐうえに武器も最新鋭のものを装備している。5.0と共にゴライスらマンハッタン一族と対決した。アニメ未登場。ビーナスストームアンジェラと戦うも、最後はビーナスイリュージョンで撃破された。


=== 第3勢力 ===
=== 第3勢力 ===

2010年11月5日 (金) 15:35時点における版

アニメ:ガーゴイルズ
アニメーション制作 ディズニー
放送局 トゥーン・ディズニー
放送期間 1994年 - 1996年
話数 全78話
テンプレート - ノート

ガーゴイルズ英語: Gargoyles)は、1994年から1996年まで放送された、アメリカ合衆国テレビアニメ。または、作品の主人公達の名称。全3シーズン、78話。日本ではトゥーン・ディズニーで放送された。

概要

ディズニー製作のアニメ美女と野獣の正式な半リメイク作品でもある。何度も敵に攫われて人質にされ、女性のエリサに何度も助けられ、終盤からは自分の実の娘にも何度も救出される主人公という世界のアニメ史上では初の設定で話題を呼び、さらに一般人の主婦が主人公と共に敵に挑む、人間の王女が主人公を毎回圧倒した宿敵をあっさり倒すなどアニメではありえない描写もあった。公式サイトによると作風にはティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズデビルマンの影響を受けたとされており、初期の内容などがデビルマンに似ているのはスタッフ達がファンであったためあえて行ったことである。ただし、当然ながらその後のストーリーは全く異なる。ディズニー初のダーク・ファンタジーで物語の重要なテーマに「愛」を置き、子供向け作品というよりも大人向けともいうべきバトル物にもかかわらずラブストーリーで、シリーズ後半ではブリジット・バーコが声優として参加したこともあり終盤のラブストーリーはブリジットの主演映画である続・蘭の女 官能のレッドシューズダーク・アイランド/堕ちた楽園などの大人向け恋愛映画の影響を多いに受けたとされている。

あらすじ

舞台は、西暦994年イギリススコットランドのワイバーン城。バイキング族長ヘイコン達により城が落城寸前となったとき日没により城に住むゴライアスら鳥獣の魔物ガーゴイル達が目覚め城は救われたものの、翌日には守衛の隊長の裏切りによりワイバーン城が落城。キャサリン王女とメイガスらもヘイコンらに囚われてしまう。ゴライアスらが駆けつけ、仲違いを始めたヘイコンと隊長は共に崖から落下して転落死し、王女はゴライアスに救われるが、王女が死んだと勘違いしたメイガスにより5人のガーゴイルが呪いにより彫像にされてしまう。そのことに絶望したゴライアスは孵化する前のアンジェラらを王女達に託し自らも呪いにより石化する。それから1000年後、1995年の初頭、大富豪デヴィッド・ザナトスとデモーナにより再び6人のガーゴイルが現代のマンハッタンで覚醒するのであった。そして、ゴライアスらマンハッタン一族は人間の女性で刑事のエリサ・マーザと出会い、はじめはエリサに恐怖心と疑惑を抱くゴライアスだったが、次第に信用し愛と正義を学んでいく。そしてゴライアスはマンハッタンに住み現代のバーバリアンから町と人間を守っていくことを決意する。しかし、ゴライアスの妻デモーナはそれをよしとせず次々に刺客を送り込んでくる。

他作との違い

  • 他のディズニー作品では、最後に主人公と対決するのは、赤の他人か主人公が動物などであれば捕食目的の生物であるが、本作では主人公と対決するのは主人公と同じ日に同じ時間に同じ部屋で生まれ結婚し娘まで設けた自分の親友でもあった妻である。
  • 一つのアニメの過去編と現代編のストーリーが同時進行で現代編の主人公であるゴライアスは登場せず、過去編ではデモーナやキャサリン王女などが主人公である。
  • 他のディズニー作品と違い主人公が既に結婚し、もうすぐ娘が生まれるという幸せの絶頂に悲劇が起き、どんどん堕いていく主人公を描いている。
  • 宿敵には勝利したものの、主人公が孤独に絶叫するというのも本作のみ。

シナリオ

本作の大きな特徴として挙げられるのが、ゴライアスを主人公にした現代編(1995年)と、ゴライアスの妻であるデモーナを主人公にした過去編(994年)のストーリーが独立して放送され、それぞれが並行して描かれており、過去編と現代編の内容がフラッシュバックし2時代同時進行でストーリーが展開されていくのが本作の特徴でもある。また、過去編ではキャサリン王女などの過去編の人物が主役になる場合もある。

登場人物

マンハッタン一族

ゴライアス
声 - 楠大典/英 - キース・デイヴィッド

本作の現代編の主人公で種族はガーゴイル。デモーナの夫でアンジェラの父親。

エリサ・マーザ
声 - 加藤優子/ 英 - サリー・リチャードソン

ニューヨーク市警の女性刑事。ゴライアスの相棒。

アンジェラ
声 - 竹内順子/英 - ブリジット・バーコ

ゴライアスとデモーナの娘で元ワイバーン一族の王女候補。戦闘の他、負傷した仲間の手当ても担当している。

ハドソン
声 - 宗矢樹頼/英 - エドワード・アズナー

マンハッタン一族で一番老齢なガーゴイルで元ワイバーン一族のリーダー。

ブルックリン
声 - 加瀬康之/英 - ジェフ・ベネット

マンハッタン一族のサブリーダー。赤い体色のガーゴイルでゴライアス達に比べると町を守ろうとする使命感は低く、初期の頃は軽犯罪を行うこともあった。強盗団により警備員の犠牲者が出ているにもかかわらず犯人の逮捕を適当に行うなど一応、使命感はあっても常識が足りない。最終的にはアンジェラにサブリーダーの座を奪還された形になっていく。

レキシントン
声 - 加藤将之/英 - トム・アドコックス=エルナンデス

一番小柄なガーゴイル。非力ながらもマンハッタン一族で二番目に素早く滑空することができ知能も一番高くヘリコプターの操縦もできるため機械部門の担当。

ブロードウェイ
声 - 高瀬右光/英 - ビル・ファッガーバッケ

太ったガーゴイルで体色は青。食べることがなによりも好きでハリウッド映画に憧れており、一度はハリウッドデビューも図ったこともある。

過去編・現代編共通の登場人物

キャサリン王女
声 - 英 - キャス・スーシー

マルコム王子とエレナ王女の娘で元ワイバーン城の王女。

トム
アンジェラ達の養父。ガーゴイルの卵のガーディアン。城の人間達がガーゴイル達を醜い化け物として嫌っていたがトムと隊長のみがガーゴイル達と信頼関係にあった。城の落城後は王女やメイガスと共にアバロン島に移住した。王女と結婚しており、王女の夫となっていた。現代編で再びゴライアスと再会した。
メイガス
声 - ジェフ・ベネット
元はアーチメイジで弟子だった、王女の側近でハドソンらを1000年間彫像にした張本人。魔法を習っており老後は強力な魔法も使用可能となっていた。過去編で彫像にしてしまったガーゴイル達に償いをしたいといつも思っていたようである。最後は、3人の魔女との戦いで力を使い果たして死亡してしまう。

デモーナ
声 - 田村聖子/英 - マリーナ・サーティス

過去編の主人公。過去編ではゴライアスの妻でアンジェラの母親。現代編ではゴライアスの最強最悪の宿敵にしてライバル。

デヴィッド・ザナトス
声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス

デモーナと共にゴライアスらを復活させた人物でゴライアスのライバルの1人。

スティールクランロボット(ガーゴイルロボット)

別名鋼鉄一族。ザナトスやオーエンらとザナトスの配下の会社が開発したゴライアスそっくりのロボット。外装は特殊な鋼鉄で造られており特殊合金並みの強度を誇っている。外装の色はスカイガーゴイルとは異なっている。スカイガーゴイル同様に背中に装備されたジェットによりマンハッタン一族を上回る飛行能力を持ち主に右腕に装備されたレーザーガンを武器に戦う。武装しているもののロボットであるため自分の意思で行動することができず戦闘能力は低い。最初のマンハッタン一族との戦いではゴライアスらに全滅させられ、その後2度の戦いでも全て破壊された。しかし、後に登場した個体はゴライアスの右腕を引っ掻いて血液を採取しサイラゴを造る要因を作ったがゴライアスに素手で八つ裂きにされ、デモーナの魔法により空を赤く染めるために複数の個体が爆破されたこともあり、オベロン戦でも複数登場したが全て破壊され、最後に数体登場した個体もコールドストーン戦で全て破壊され、以後は登場することはなくなった。コミック版ではその後強化ガーゴイルロボットとして大軍が登場する。スカイガーゴイルはこのクランロボットを元にして作られた。日本語版では翻訳が適当であるためただ単に「ロボット」としか言われない。原語版ではしっかり「スティールクランロボット」と呼ばれている。

ザ・パック(The Pack)

元はテレビのヒーローショーに出演するヒーロー達だったが、ザナトスの司令を受けてガーゴイルを倒そうとする集団となった。ゴライアスとレキシントンとの戦いで無関係な人々を巻き込んだ罪で逮捕されてしまい犯罪者に落ちぶれた。後に、3人がサイボーグとなる。ザナトスは一人一人を趣味のチェスの駒と考えている。

ウルフ/ルーク

(声 - 西前忠久/英 - クランシー・ブラウン

本名不明。ザ・パックのメンバーでザナトスが言うにはチェスのルークに当てはまるという。元はテレビヒーローだったが事情により後にガーゴイル達と敵対する。実はバイキング族長ヘイコンの遠い子孫である。
サイバーウルフ
ガーゴイル達に勝てないことを知ったウルフが、恐らくセバリアスに改造を受け自らをサイボーグ化した姿。外見は狼男のような姿となりかなりの怪力を誇るが怪力のみに頼っており全く武装を施していないうえに長所である怪力もゴライアスに及ばないため強さはサイバーハイエナやサイバージャッカルに劣る。3人の中で最も機械化が進んでいる。感情が高ぶると頭部及び顔の形状が変化する。最後は亡霊ヘイコンが乗り移った斧と共にゴライアスとハドソンに最後の戦いを挑むが、スクラップ置き場での一騎打ちの末にゴライアスに敗北し車の下敷きとなった後ゴライアスに救出されるが、その後の消息は不明。コミック版では後に超ザ・パックの一員として再びマンハッタン一族に戦いを挑む。3人の中でもっとも体が機械化されている。ヘイコンの子孫であるためゴライアスとデモーナにとっては因縁の相手である。
ヘイコン
ワイバーン城を落城させたバイキングの族長で、ウルフの遠い先祖。後に亡霊ヘイコンとなってゴライアス、ハドソンと対決しハドソンに斧を破壊され封印される。コミック版ではミノタウロスゴライアスに強制成仏させられた。
ジャッカル/ビショップ
本名不明。ザ・パックのメンバーの1人でハイエナの兄。ザナトスによるとチェスの駒でいうビショップに該当する。普段はハイエナと共に宝石強盗をやっていたが、後にサイボーグ化。普段は爪型の武器を使用する。ブロードウェイに敗れた後の消息は不明。
サイバージャッカル
ジャッカルが自らをサボーグ化した姿。両手の爪の他に全身にミサイルや火炎放射器などを装備している上に全身が伸縮自在である。背中にはジェットエンジンが装備されているため自由自在に飛行が可能。しかし、両腕の関節などはかなり脆く捥げやすい弱点がある。後にサイバーハイエナと共にメンテナンスでバージョンアップし完全防水となったため水を浴びても錆びることがなくなったため入浴も可能となった。
アヌビスジャッカル
ジャッカルが死を司る神であるアヌビスを取り込んで強化変身した姿。サイボーグと古代の神の合体で恐ろしい戦闘能力を誇っている。武器は右目から放射する黒い煙でこの煙は物体や物質やバリアーや実体を持たない相手にも効果を発揮し相手をミイラ状態に老化させたり、魔法の効果もありサイバーウルフを猫にサイバーハイエナを赤ん坊に変えてしまった。さらに、機械にも有効らしくロボットであるコヨーテ3.0も一撃で大破させてしまっている。しかし、自身の戦闘能力自体はそれほど高くなく単純な戦闘能力はゴライアスに劣る。この煙を放射し続ければ数分で地球を滅ぼすことも可能である。ただし、この黒い煙も不死身であるデモーナには効果がないようである。
ハイエナ/2代目クイーン
本名不明。元はテレビヒーローのザ・パックだったが後に連続宝石強盗に成り下がった。初代クイーンのフォックスが脱退したため、ザナトスによりクイーンの称号を受け継いだ。ジャッカルの妹である。普段はジャッカル同様に爪型の武器を使用する。
サイバーハイエナ
ハイエナがサイボーグ化した姿。鋭い両手の爪の他にミサイルや火炎放射器など全身にジャッカル以上の武器を装備しており、さらにジャッカルを上回る体術を武器に戦う。背中にはジェットエンジンが装備されており自在に飛行が可能。飛行能力も高い。その他クモのように全身の形状を変化させたり全身の関節を全て外すこともできボール状になって攻撃することも可能。サイバージャッカル同様にメンテナンスにより完全防水になったため水に入っても錆びることはない。最後は初代クイーンである、フォクスとの一騎打ちに敗北する。その後の消息は不明。
フォックス・ザナトス(fox xanatos)(旧姓レナード)/初代クイーン

(声 - 小池亜希子/英 - ローラ・サン・ジャコモ

ザ・パックの元リーダーで後にザナトスの妻となりアレクサンダーの母親となる。自らチェスのクイーンを自称し、ゴライアスの親友の1人でもある。本名もフォックスである。ヘリコプターの操縦免許も持っておりザナトスのヘリの専属のパイロットも務めている。操縦は得意らしく妊娠中にも操縦している。父親はレナードで神の一種であるティタニアを母親に持ち神の一種とのハーフであるため魔術も使えた。サイバーハイエナとサイバージャッカルとの最終決戦時に特殊スーツを装着した際には夫のザナトスが変身するスカイガーゴイルのそれとは比べ物にならない戦闘能力を見せた。ウルフフォックス戦やオベロン戦でゴライアスに助けられたことに恩義を感じていたらしく、ゴライアスらのピンチにはヘリで救出に向かった。もう一つの世界では登場しておらず、恐らくサイバーザナトスに吸収され殺害されたものと思われる。ザ・パックとの最終決戦ではジャッカルとハイエナに浚われたブロードウェイを助けるために、自らパワードスーツを装着して救出に向かい因縁の相手であるサイバーハイエナを敗った。
ウルフフォックス
フォックスがザナトスからの結婚祝いとして贈られたオーディンの瞳を首飾りとしてつけたために変身した狼人間。変身するようになってから数日が経過していたため疲労により過労死するまで後24時間の程度の命となっていた。ゴライアスを凌ぐ巨体であり、戦闘能力も高く不意打ちとはいえ新型銃を装備したスカイガーゴイルを一撃で大破させている。しかし、ゴライアスを凌ぐ巨体なわりにはゴライアスよりもパワーは劣っている。最後は、ゴライアスと新型のスーツを装着したザナトスに瞳を外され元に戻った。
ディンゴ/ナイト
本名は不明。ザナトスによるとチェスでいうナイトに当たるという。オーストラリア出身で唯一最後までサイボーグ化しなかった。普段は特殊スーツを着用して戦う。連続強盗犯だったが後に更生しオーストラリアを守るヒーローとなった。
アップグレードディンゴ
自らをサイボーグ化することを躊躇ったディンゴがスカイガーゴイルと同様に特殊スーツを身に纏った姿。外装は頑丈で右腕のレーザーガンと掌からの超音波砲を武器として戦う。一度はサイバーウルフとのタッグでゴライアスを追い詰めるも敗北し、2度目の戦いではクレーン車の磁石を利用されてエリサに敗れる。オーストラリアに登場した際にはバージョンアップを受けたらしくパワーアップしていた。
マトリックスディンゴ
ディンゴがマトリックスと同化した姿。同化してオーストラリアを守っていくことを誓う。ただし、マトリックスの持っていた物体や物質に変化するなどの能力は同化してしまったため使えなくなってしまっている。
マトリックス
フォックスと母親のティタニアが共同開発した超金属生命体で究極のナノマシンでもある。普段は液体金属状の姿をしており最大の特徴は触れた物体や物質や生物を侵食し自分の好きなように勝手に作り変え進化させてしまう能力である。さらに体を物体や物質に自在に変化させられる他、地中を自在に移動し、神出鬼没に相手を攻撃する。放置していれば24時間で地球を完全に侵食してしまう。倒すには地球ごと消滅させるか、マトリックスが作り出した仮装空間内でマトリックスを説得し侵食を止めさせるしか方法がない。最後には地球すらも侵食し自らの一部としようとするが、自らが作り出した仮装空間内でゴライアスとディンゴと対決したものの、ゴライアスに自分のエネルギー吸収され、ハードワイヤードゴライアスに変身されたゴライアスとディンゴに一方的に追い詰められゴライアスの説得もあり地球侵食を諦めた。その後はディンゴと同化し正義を学ぶためにオーストラリアを守っていくこととなった。コミック第1巻の1ページ目の悪役紹介で紹介された最初の悪役である。
タスマニアタイガー
生き残ったタスマニアタイガーを使って強盗を行う強盗犯。コミックのみの登場。ディンゴのライバルで雌雄のタスマニアタイガーを武器として使う。グレッグ・ワイズマンが正式に許可をとりデアデビルバットマンのデザインを流用しており、姿はアニメ版のバットマンそのものである。
コヨーテ1.0/キング

(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス

ザナトスのロボットが特殊スーツを身に纏った姿。ザナトス曰くチェスでいうキング。戦闘能力こそゴライアスに劣るものの腕に超音波砲などの強力な武器を装備している。最後はレキシントンにレーザーガンで胴体を貫かれ、ゴライアスの蹴りで頭部を吹き飛ばされ大破。頭部は後にコヨーテ2.0に利用された。モデルは破損後の頭部のみターミネーターT-800
コヨーテ2.0

(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)

コヨーテ1.0の頭部を移植された巨大ロボットで巨体の上に素早い。1.0同様音波砲などの武器を装備している。最後はゴライアスに弱点の頭部を捥がれゴライアスとブロードウェイの体当たりを受けて電車に轢かれて破壊される。
コヨーテ3.0

(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)

アヌビス復活のためにエジプトに出現。急遽作られたためか他のコヨーテシリーズと比べられないぐらい戦闘能力は低く、スティールクランロボットにも劣り、ブロンクスやエリサにすらパワー負けしてしまうほど。背中に装備されたジェットにより4.0同様に飛行が可能。武器は装備されており、右腕のレーザーガンとワイヤーの他に高圧電流の流れるケーブルを武器として使用する。暴走したアヌビスジャッカルに一撃で破壊される。
コヨーテ4.0

(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)

かなりの巨体を誇り、戦闘能力も恐ろしく高くなったコヨーテの最新型。頭部に連射型のレーザー砲を装備し右腕に超音波砲と両腕に強力な破壊力を持つレーザーガンを装備している。さらにスカイガーゴイル同様に両足などにジェットを装備しており自在に飛行が可能。一度はゴライアスとアンジェラを圧倒するも、2度目の戦いでは空中戦でゴライアスと激闘を展開したがスピード負けしていた。最後は胴体に閉じ込めていた人質のコヨーテをアンジェラに奪還されたあげく、ゴライアスに鉄骨で串刺しにされ、なおも立ち上がるもコヨーテの陽動作戦により鉄骨の下敷きになって完全に大破。なお、大破した状態でも腕だけはしばらく動いていた。外装は魔法の釜を溶かした鉄で作られている。上記のように胴体にコヨーテを人質にとっており、ゴライアスは文字通り攻撃することができなかったため、アンジェラがいなければゴライアスに勝っていた可能性もある。
コヨーテ5.0
コミック版に登場。外見はコヨーテ4.0の強化型のような姿をしている。より2.0に近い容姿となっており、コヨーテの口の中に1.0の頭部があるのが特徴。超ザ・パックのリーダーとしてコヨーテ6.0と共にゴライアスらに最後の戦いを挑む。ゴライアスに空中戦を挑むが最後はエレクトロニックゴライアスのガーゴイルサンダーで破壊された。
コヨーテ6.0
コヨーテ5.0の強化型。戦闘能力はコヨーテ5.0を凌ぐうえに武器も最新鋭のものを装備している。5.0と共にゴライスらマンハッタン一族と対決した。アニメ未登場。ビーナスストームアンジェラと戦うも、最後はビーナスイリュージョンで撃破された。

第3勢力

サイラゴ
声 - 楠大典/英 - キース・デイヴィッド

ゴライアスのクローン。

デライラ
声 - 加藤優子/英-サリ-・リチャードソン
デモーナエリサ・マーザの血液から作られたガーゴイル。デモーナの身体能力とエリサの格闘能力を持ち、戦闘能力はバーバンクやハリウッドを凌ぐ。エリサのような上着を着用している。人間の遺伝子を持つためか両目の色は唯一白黒目である。アンジェラと対戦するもアンジェラが予想外に強かったためにかすり傷一つ与えられずに敗北する。その後はタロン達と共に地下鉄道に住んでいた。コミックでは後にエリサに説得され、サイラゴ軍団に追い詰められたゴライアスをエリサと共に助けている。その後サイラゴらと共に地下鉄道に住むこととなった。アニメでは、最後はウイルスを持って逃走したサイラゴを追いかけている途中、アンジェラとブルックリンに支えられながら寿命を迎え空中で石化した。名前の由来はサムソンとデリラデリラから。言語版では妖婦と称される。
バーバンク
声 - 宗矢樹頼/英-エドワード・アズナー
ハドソンの血液から作られたハドソンのクローン。ハドソンと違い黒髪で体色は黄色でハドソンの剣が強化された斧の「バーバンクアックス」を武器とし両目の色は赤い。容姿は若い頃のハドソンに似ており戦闘能力はハドソンを凌いでいる。最後はハドソンが駆けつけたときには既に寿命により石化していた。
マリブ
声 - 加瀬康之/英-ジェフ・ベネット
ブルックリンの血液から造られたブルックリンのクローン。体色は緑色で髪の色は黒く両目は赤色。ブルックリンの髪の毛が白髪のためこちらは黒髪である。最後はバーバンク共々石化した。ブルックリンとの一騎討ちでは圧勝している。
ハリウッド
声 - 高瀬右光/英 - ビル・ファッガーバッケ
ブロードウェイのクローン。オリジナルをはるかに上回る巨体を誇り、容姿はオリジナルとは似ても似つかない。体色は濃い肌色で髪の毛はなく両目は赤。恐ろしい怪力を誇る。最後はバーバンク達と共に石化した。
ブレントウッド
声 - 加藤将之/英 - トム・アドコックス=エルナンデス
レキシントンのクローン。体色は漆黒で両目は赤く戦闘能力はオリジナルをはるかに凌ぎ滑空能力も高い。最後はバーバンク達と共に石化。
アントン・セバリアスJr
声 - 郷里大輔
ゴライアスらから採取した血液から造られた合体クローンガーゴイル。ゴライアスやデモーナなど全員分のガーゴイルの遺伝子を持っておりかなりの巨体を誇る。戦闘能力は極めて高い。ただセバリアスに利用されているだけということを知って全く戦う気がなく戦意を喪失したゴライアスを圧倒するが、助けに来たサイラゴの持ってきたセバリアスが開発したクローン破壊ウイルスをゴライアスによって左手に注射され石化(死亡した。)仕方なかったとはいえゴライアスは殺してしまったことを激しく後悔していた。現代編でゴライアスが殺した最初で最後の相手。セバリアスはガーゴイルであるが自分の息子と思っており、石化したときは本気で悲しんでいた。その後、セバリアスは必ず生き返らせると言っていたものの生き返らせることができたのは定かではない。
マクベス
(声-英ジョン・リス=デイヴィス
ゴライアスとデモーナのライバルで第3勢力。戸籍上の名前は「レノックス・マクダフ」「レノックス・マクベス」。過去編と現代編共通の登場人物で数百年間生きている。運命の三女神によりデモーナとリンクさせられ不老不死にされており、アーチメイジに操られていた。ギルカムゲインにより父親のフィンドレイを転落死させられたため仇を討つべくデモーナと共闘し、以後はデモーナと親衛隊のガーゴイルと同盟を結ぶ。過去編の王時代は国民と国のことを第一に考える立派な王であったが、デモーナに裏切られてからはデモーナを倒すべくガーゴイルら全員を狙うハンターとなった。性格は案外フェアで身動きできない相手は狙わない。デモーナと魔法によりリンクしており不老不死である。マンハッタン一族との戦いの後はアーサー王と親友となり、新たに生きる目的を見つけ出し、デモーナを倒すことを諦め「レノックス・マクダフ」という名前で考古学の教授に就任した。その後、ガーゴイルに味方するようになり、テレビで「ガーゴイルは守っていくべき存在である」と主張し、マーゴット・エールと言い争いをしていた。


旅をした国

アーチメイジを退けたゴライアスらはアバロン島の魔法によりエリサ、アンジェラ、ブロンクスと共に船でそれぞれの国の危機を救うのとマンハッタンに帰国するための世界各国を回る旅に出る、ゴライアスらが役割を終えて次の国へ移動する際には船ごと次元を超えて次の国へと移動する。それぞれの国で果たす役割はほぼ同じだが、その国によって役割が異なることがある。ゴライアス一行には、各国において使命を果たす為に必要な役割(ヒョウを密猟者から保護する・森を守る・各国の妖精や勇者を目覚めさせるなど)が用意されており、活躍する人物も国の移動と共に異なる。ゴライアスやアンジェラがその国の妖精やガーゴイルや超人と共にその国の敵を倒すという内容だが、ゴライアスはコミックでは見せ場があるもののアニメでは主人公のゴライアスは基本的にその国の妖精や勇者の完全な引き立て役である。ただし、ゴライアスの娘のアンジェラは活躍の場は多かった。なお、大半のトラブルの原因はゴライアスであり、自分でトラブルをややこしくしている。過去のゴライアスが未来のゴライアスを窮地に追い込んでしまうこともあった。

マンハッタン
  • 活躍した場所:ブルックリンや地下鉄道など
  • ハドソンらの役割:ゴライアスら不在の中でマンハッタンを守る

もう一つの未来ではサイバーザナトスが地球の支配者となっており、マンハッタンを本拠地にして地球を支配していた。本来のマンハッタンでハドソンらはクーデターを画策したファングらと対決しなければならなくなる。ゴライアスが不在の中でブルックリンは次長として成長し、ファングやマクベスらと戦う。

イギリスのスコットランド
  • 活躍した場所:ワイバーン城の跡地・アーチメジの隠れ家
  • ゴライアスの役割:裏切り者の隊長の亡霊と和解し、亡霊ヘイコンを封印すること。

アーチメイジの隠れ家でゴライアスは隊長とヘイコンの亡霊の襲撃を受け幻想攻撃に追い詰められる。ゴライアスはアバロンから裏切り者の隊長と和解するという使命を受けた。ゴライアスはアーチメイジの昔の隠れ家で因縁の相手と対決する。

イギリスのスコットランド
  • 活躍した場所:ネス湖
  • アンジェラの役割:セバリアスに捕獲されたビッグダディの娘を元気付け助けること

ネス湖でセバリアスに捕獲されたアンジェラは巨大な特別室でネス湖の怪物であるビッグダディの娘と出会う。アンジェラは衰弱した怪物の娘を回復させ助けなければならない。ここではセバリアスがビッグダディらを捕獲し、一儲けを企んでいた。

チェコ
  • 活躍した場所:プラハ
  • ゴライアスらの役割:ゴーレムをレナードから奪還し、正義の巨人に戻すこと

重病により老い先が短くなったレナードがゴーレムを指導者から強奪し、魔法により自らの魂をゴーレムに封じ込め新たなる肉体にしてしまったため、ゴライアスはゴーレムをレナードから奪還しなければならなくなる。

北アメリカ
  • 活躍した場所:海岸地帯の島
  •  ゴライアスとアンジェラの役割:レイヴンの野望を阻止し村を守ること

ゴライアスらはある海岸で海のモンスターの襲来を受ける。島に上陸したゴライアスらは謎のガーゴイルであるレイヴンと遭遇する。有効関係を装うレイヴンだったが、実は村を乗っ取ることが目的であった。ゴライアスらにはニックと協力し村を守る使命が与えられる。

エジプト
  • 活躍した場所:エジプトのピラミッド
  • ゴライアスらの役割:アヌビスジャッカルの暴走を止めること。

アバロン島の力によりエジプトに流されたゴライアスらはザ・パックと遭遇し、アヌビスを取り込みアヌビスジャッカルとなったサイバージャッカルと対決する。ザ・パックはザナトスの命令により死を司る神であるアヌビスを復活させ、死後の世界をも支配しようとする。しかし、ザナトスに協力するふりをしていた司祭には企みがあり、ゴライアスらはアバロン島よりアヌビスジャッカルの暴走を止めるよう使命を受ける。

パリ
  • 活躍した場所:ノートルダム寺院とマクベスの屋敷
  • エリサとゴライアスの役割:デモーナとサイラゴのパリ本拠地化の野望を砕くこと

ゴライアスら一行はパリでデモーナとサイラゴと遭遇する。ここではデモーナらの野望を砕きパリ本拠地化の計画を潰すことが使命である。ドミニク・デスティーヌの姿でマクベスと偽装結婚したデモーナを止め、デモーナとサイラゴのパリ本拠地化計画を潰す必要がある。ゴライアスはサイラゴと対決しなければならない。

アフリカ
  • 活躍した場所:アフリカの密林
  • アンジェラとゴライアスの役割:密猟者からヒョウを守ること

この国では、ゴライアスら旅の一行はテラら密猟者からヒョウを守り、アナーシーと対決することが使命となっている。テラがファラマコはもちろん無差別にヒョウを密猟していた。アンジェラとゴライアスは全ての原因を作ったこの地を支配するアナーシーを倒さなければならない。

イースター島
  • 活躍した場所:ノッカーの宇宙船内
  • ゴライアスらの役割:宇宙人守護兵の人間に対する誤解を解く

上陸したイースター島でゴライアスらはモアイ像のモデルにもなった地球の銀河系を守る宇宙人守護兵ノッカーと出会う。敵視するノッカーによってエリサが記憶を奪われてしまう。この島ではノッカーの誤解を解けば次の国に行くことができる。

古代神話の島
  • 活躍した場所:天空のコントロールルーム
  • エリサの役割:タウロスら神の一種らの人間に対する誤解を解く

ある島に上陸したゴライアスらは島の警察官であるタウロスらによりエリサが犯罪者として連行され裁判にかけられる。そのため、ゴライアスやアンジェラはエリサを釈放しようとする。この島ではガーゴイルではなく人間が嫌われる存在であり、人間に対しては裁判が行われる。一時釈放され滞在を許されたエリサだったが、ゴライアスの余計な行動のため再びタウロスに逮捕されてしまう。エリサが敵ではないとゴライアスとエリサは島の神々に証明しなければならない。

イギリス
  • 活躍した場所:ロンドンの市街地
  • ゴライアスの役割:後にアーサー王の僕となるグリフを救う

ロンドンで店を営むレオとウーナからグリフを助けるように頼まれたゴライアスはゲートのにより自力で過去に飛びナチス戦争に参加しグリフを助けるという使命が与えられる。ゴライアスは過去で犠牲者を出さないようにナチの戦闘機の大軍とグリフと共に素手で戦うこととなる。そして、グリフを助ければ使命は成功となる。

オーストラリア
  • 活躍した場所:砂漠地帯
  • ゴライアスとアンジェラの役割:超生命体マトリックスの地球侵食の暴走を止め、ディンゴをヒーローに戻すこと

オーストラリアでディンゴと再会したゴライアスらは最強の生物型ナノマシンマトリックスの暴走を止めるためにマトリックスの支配する仮想空間で対決し勝利しなければならないという役割が与えられる。

北アメリカ
  • 活躍した場所:砂漠のザナトス建設の建設地
  • ゴライアスとアンジェラの役割:スカイガーゴイルとコヨーテ4.0の野望を阻止し、コヨーテを助ける

北アメリカに上陸したゴライアスらは、そこでザナトスが変身したスカイガーゴイルと新型のコヨーテ4.0と遭遇する。ザナトスは妖精のコヨーテを利用しようと狙っておりゴライアスはコヨーテ4.0に、アンジェラはスカイガーゴイルにそれぞれ勝利しコヨーテを守るという役割が与えられる。

アイルランド
  • 活躍した場所:アイルランドの密林
  • ブロンクスの役割:クー・フーリンを覚醒させる

この国ではゴライアスらはバンシーという亡霊のような魔女と対決する。ブロンクスはその地に住む人間の姿をしているフーリンに出会って、フーリンを覚醒させる役割を受ける。実はブロンクスの正体はアルスターの猟犬であったのである。ブロンクスはフーリンを目覚めさせバンシーを倒さなければならない。

ノルウェー
  • 活躍した場所:ノルウェーの雪山
  • ゴライアスの役割:オーディンに瞳を返却する

船で上陸したゴライアスらは、老人の姿をしたオーディンに瞳の返却を求められるが、危険と判断したため瞳の返却を拒絶。互いの真意を理解しきれないまま、ゴライアスはオーディンと対決することとなる。

グアテマラ
  • 活躍した場所:グアテマラの森
  • ゴライアスとアンジェラらの役割:グアテマラの森をサイバージャッカルとサイバーハイエナとレナードの会社員から守る

グラテマラの森でザフィーロらガーゴイル達と遭遇したゴライアスらはグラテマラの森を守ることとなる。今回の役割ではグアテマラのガーゴイル達と協力してサイバーハイエナやサイバージャッカルを退け、グラテマラの森を守り森の絶滅を防ぐのが使命となっている。

チベット
  • 活躍した場所:チョモランマ
  • アンジェラの役割:コールドストーンと親しくなること

コミックのエピソードで、チベットに上陸したゴライアスらはコールドストーンと再会する。アンジェラはコールドストーンの体内のもう一つの人格であるデズデモーナに後に体を貸すためにコールドストーンと親しくなるという使命がアバロン島から与えられる。

ルーマニア
  • 活躍した場所:ルーマニアのドラキュラ城
  • アンジェラの役割:ドラキュラを倒すこと

トランシルヴァニアに上陸した一行はある城でドラキュラの襲撃を受ける。強力な力を持つ夜の支配者であるドラキュラにドラキュラ城でドラキュラとアンジェラが対決することとなり、アンジェラが一対一でドラキュラに勝利することができれば使命は達成され、次に国に行くことができる。

日本
  • 活躍した場所:タロウのテーマパーク
  • ゴライアスとアンジェラらの役割:ガーゴイルを見せ物にしようと企むタロウの邪悪な野望を阻止する

ゴライアスらが上陸した日本のある町では人間とガーゴイルが共存しており、ガーゴイルは町を悪人から守っていた。ゴライアスらはリーダーであるガーゴイルのヤマらと出会う。しかし、ガーゴイルと友好関係を築いたフリをしたヤマ達の友人である人間のタロウの恐るべき野望があった。ゴライアスらにはアバロン島からタロウの配下である忍者軍団を倒しタロウの野望を阻止し日本のガーゴイル達を守る使命が与えられる。

もう一つのマンハッタン
  • 活躍した場所:ザナトスタワー
  • ゴライアスの役割:マンハッタン及び地球の支配者となったサイバーザナトスを倒し、妖精のパックを退ける
もう一つの世界。サイバーザナトスに逆らう者は、サイラゴトルーパーにより処刑される管理社会。ガーゴイルのレジスタンスはサイラゴトルーパー全体から反逆者として敵視され、サイラゴトルーパーはレジスタンスを発見しだい攻撃する。
地球の支配者として、スカイガーゴイルの強化体、サイバーザナトスが登場。

関連項目

外部リンク

英語