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'''阿部 達二'''(あべ たつじ、[[1937年]] - )は、[[日本]]の[[編集者]]・[[著作家]]。本名は'''達児'''。
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[[青森市]]生まれ。1961年、[[早稲田大学]]政治経済学部を卒業。同年、[[文藝春秋]]に入社し、編集者として勤務。『[[文界]]』編集長、[[文春文庫]]編集長、出版局長、編集局長を歴任した。
[[青森市]]生まれ。1961年、[[早稲田大学]]政治経済学部を卒業。同年、[[文藝春秋]]に入社し、編集者として勤務。『[[文界]]』編集長、[[文春文庫]]編集長、出版局長、編集局長を歴任した。


担当作家のひとりに[[藤沢周平]]がいる。藤沢とはデビュー以来30年以上の交友を持ち、後年藤沢に関する作品を記し、作品や作家に関する講演を行っている。
担当作家のひとりに[[藤沢周平]]がいる。藤沢とはデビュー以来30年以上の交友を持ち、後年藤沢に関する作品を記し、作品や作家に関する講演を行っている。

2010年5月17日 (月) 07:27時点における版

阿部 達二(あべ たつじ、1937年 - )は、日本編集者著作家。本名は達児

青森市生まれ。1961年、早稲田大学政治経済学部を卒業。同年、文藝春秋に入社し、編集者として勤務。『文學界』編集長、文春文庫編集長、出版局長、編集局長を歴任した。

担当作家のひとりに藤沢周平がいる。藤沢とはデビュー以来30年以上の交友を持ち、後年藤沢に関する作品を記し、作品や作家に関する講演を行っている。

1999年、文藝春秋を退職。以後、「阿部達二」名義で著述家として活動。江戸川柳や古典芸能に関する造詣が深く、古典文芸に関する作品を執筆している。

著書

  • 『江戸川柳で読む平家物語』(文春新書、2000年)
  • 『江戸川柳で読む百人一首』(角川選書、2001年)
  • 『江戸川柳で読む忠臣蔵』(文春新書、2002年)
  • 『藤沢周平残日録』(文春新書、2004年)
  • 『歳時記くずし』(文藝春秋、2008年)