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[[2008年]]諸事情によりBillが脱退。
[[2008年]]諸事情によりBillが脱退。

[[2009年]]Kohhei Iinoがベーシストとして加入。


== メンバー ==
== メンバー ==

2009年11月2日 (月) 17:18時点における版

BEREAVED
ファイル:Bereaved logo.jpeg
基本情報
出身地 日本の旗 日本 東京都
ジャンル スラッシュメタル
デスラッシュ
メロディック・デスメタル
活動期間 1997年 -
レーベル デッドサン・レコード
コンクラヴ・レコード
公式サイト www.bereaved.jp
メンバー Tetsu Haramura (ボーカル)
Nori "tahke" Takenaka (ギター)
Ken Kubo (ギター)
Leo Wakiya(ドラム)
Kohhei Iino (ベース)
旧メンバー Bill Jokela(ベース)

ビリーヴド(BEREAVED)は関東を中心に活動するスラッシュメタル/デスラッシュ/メロディック・デスメタルバンドである。一般的にメディアやリスナーからはメロデスにカテゴライズされていることが多いが、ギターリフやドラムのビートからスラッシュメタルにデスメタルのテイストを加えたデスラッシュに近いと言える。曲によってはブラックメタルのテイストを含むものもある。

バンド略歴

1997年にTetsuとスラッシュメタルバンドRITUAL CARNAGEのオリジナルメンバーでもあったBillを中心に結成される。2000年にギターリストとしてKenが加入。サポートドラマーとしてKeisuke(VOMIT REMNANTS)を迎え、KRABATHOR、RITUAL CARNAGE等とライブを行う。同年秋にTahkeが加入。

2001年に1stデモ“Reclaim”を発表。 フランスのメタル雑誌「METALLIAN」が「Reclaim」に興味を持ち、同作品を年末の雑誌企画である2001年度unsigned band best 10”に選ぶ。 同年秋にはLeoが加入。

2004年に2ndミニアルバム「What the wolf brings」を発表。

2005年にフランスのDEADSUN RECORDSと契約。

2006年に「The Spirit Driven By Hate」を発表。

2007年にV.A「Samurai Metal vol.3」に参加。新曲の「The Corrupted Heart」を提供。

2008年諸事情によりBillが脱退。

2009年Kohhei Iinoがベーシストとして加入。

メンバー

Tetsu Haramura (Vo)
ビリーヴドのオリジナルメンバー。結成当初は3ピースだったのでギターヴォーカルであった。発表された作品の作詞の全てを担当している。「What the wolf brings」までは作曲にも進んで参加していたが、「The Spirit Driven By Hate」以降は作詞に専念している。ライヴでの定番曲となっている「AVENGER」は彼を中心に作曲された。
マラソンの高橋尚子の熱烈なファンであり、自宅の近くがレースで使われると応援に行くほどである。
一度だけライヴに黒のシースルーを着たことがある。極一部のファンには受け入れられたがメンバーに大不評であったため封印することとなり、伝説の衣装となった。
Nori "tahke" Takenaka (Gt)
Tetsuの誘いでバンドに加入。
Reclaim」から現在に至るまで作曲の中心人物である。演奏面ではソロを弾くことよりもバッキングに専念することが多いが、ソロを担当する曲も存在する。
ギターの相方であるKenは大学時代の後輩である。
Ken Kubo (Gt)
当初はサポートメンバーであったが、tahkeの説得により正式メンバーとなる。
ビリーヴドの楽曲のギターソロのほとんどを担当している。また、アルバムごとのサウンドプロダクションは彼が担当しており、楽曲の監督的存在である。「The Spirit Driven By Hate」では彼が中心となって作られた曲も多く収録されている。
普段は大人しくておっとりした性格であるが、ステージ上では最も激しいパフォーマンスを見せる。
ギターの相方であるtahkeは大学時代の先輩である。
Leo Wakiya (Dr)
元々は違うジャンルで活動していたが、あるきっかけをもとにビリーヴドに参加する。初めてメンバーに会った際、その当時はメンバーの髪が腰くらいまであり、見た目が怖くて近づけなかったと後日談で語っている。
ライヴではTetsuに代わってMCを取ることがある。
ドラマーとしてビリーヴド以外にも様々なバンドで演奏している。
Kohhei Iino (Ba)
2009年より新ベーシストとして加入。

旧メンバー

Bill Jokela (Ba)
ビリーヴドのオリジナルメンバー。RITUAL CARNAGEのダミアンの友人であり、同バンドの結成当初は在籍していたこともあり、1stアルバムのライナーノーツにあるビルとは彼のことである。
アメリカ人であるがゆえ、体が他のメンバーと比べて飛びぬけて大きく迫力がある。しかしその迫力とは反対にアメリカ人らしい父性があり、酒に酔うと娘の写真をライヴ会場で見せ回り娘自慢をすることがある。
日本に住むようになって10年以上経っているが、プライベートで使わないせいかあまり日本語が上手でない。メンバーとの意思疎通は6割英語、3割日本語、1割ボディーランゲージで行っている。
2009年よりARMSのベーシストとして活躍中。

ディスコグラフィー

フルアルバム

  1. ザ・スピリット・ドリヴン・バイ・ヘイト - The Spirit Driven By Hate (2006年)
    1. Apparation
    2. Eruption of Violence
    3. Spectral Visitation
    4. Unquenchable Thirst
    5. Our Time Apart
    6. Redemption Through Pain
    7. Your Agony's Birth
    8. Capative Body, Capative Soul
    9. The Storm Master
    10. Wake with the Moon
    11. Enigma of the Crone

ミニアルバム

  1. リクレイム - Reclaim (2001年)
    1. Reclaim
    2. Gleam in the Darkness
    3. Siege
    4. The Crimson Castle
    5. Fear, Vanquished
  2. 孤憤の狼獣 - What the wolf brings (2004年)
    1. AVENGER
    2. YEARNING IN SECRECY
    3. DESTINY
    4. THE MIND'S SOLITUDE
    5. SWORD OVER MY HEAD

V.A

バンドにまつわるエピソード

  • メディアによっては横浜出身と明記されていることがあるが、それは間違いである。Tetsuが横浜に住んでいたことがあるだけであり、プロモーション用デモ音源を彼の家からレーベルに発送していたことが要因と思われる。BEREAVEDは神奈川県でライヴを行ったことすらない。
  • 世界には同名バンドがプロ、アマを含め幾つか存在している。中でもスウェーデン出身のThe Bereavedと混同されることが海外の通販サイト、及び日本国内でもたまに見られる。ビリーヴドの旧オフィシャルサイトの掲示板(現在のオフィシャルサイトに掲示板はない)にThe Bereavedのメンバーから名前が似ていることでメッセージが書き込まれたことがある。
  • Kenはビリーヴドの前に参加していたSCARLET GARDENで、ドイツのINVASION RECORDSからデビューの予定だった。しかしアルバム完成直後にレーベルが倒産して幻となる。ちなみにそのバンドでギターソロを弾いていたのはKelly Simonzだった。
  • Reclaimのレコーディング時にはドラマーが不在だったため、ドラムレコーディングはRITUAL CARNAGEのhama氏が行った。
  • What the wolf bringsのマスタリングはIntestine BaalismのKakuzaki氏が行った。

外部リンク