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'''バンテン州''' (Propinsi / Provinsi Banten) は[[インドネシア]]の州。[[ジャワ島]]西部に位置する。州都は[[スラン]]。現地語に近い発音はバントゥン。 |
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==歴史== |
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16世紀より、イスラーム教国の[[バンテン王国]]が栄えた。当時のムスリム商人は、スマトラ島の[[アチェ王国]]などと往来し、[[ポルトガル]]の進出に対抗した。16世紀後半になると、[[明]]が[[海禁]]を解除したことを受けて、中国船の往来も増加した。16世紀末になると、スペインからの独立を図るオランダが、スペインの勢力下(本来はポルトガル領だが、当時はスペインがポルトガルを併合していた)にある[[マラッカ海峡]]を回避して、[[スンダ海峡]]沿いのバンテンに寄港した。その後、この地にオランダは商館を設け、さらに東方の[[アンボイナ島]]にまで進出した。 |
16世紀より、イスラーム教国の[[バンテン王国]]が栄えた。当時のムスリム商人は、スマトラ島の[[アチェ王国]]などと往来し、[[ポルトガル]]の進出に対抗した。16世紀後半になると、[[明]]が[[海禁]]を解除したことを受けて、中国船の往来も増加した。16世紀末になると、スペインからの独立を図るオランダが、スペインの勢力下(本来はポルトガル領だが、当時はスペインがポルトガルを併合していた)にある[[マラッカ海峡]]を回避して、[[スンダ海峡]]沿いのバンテンに寄港した。その後、この地にオランダは商館を設け、さらに東方の[[アンボイナ島]]にまで進出した。 |
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2009年11月1日 (日) 08:01時点における版
州の標語: "Iman Taqwa" | |
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州都 | スラン |
知事 | Ratu Atut Chosiyah |
面積 | 9,160.7 km² |
人口 | 9,083,114 (2005年) |
民族 | バンテン人 (47%), スンダ人 (23%), ジャワ人 (12%), ベタウィ人 (10%), 華僑 (1%) |
宗教 | イスラム教 (96.6%), プロテスタント (1.2%), カトリック (1%), 仏教 (0.7%), ヒンドゥー教 (0.4%) |
言語 | インドネシア語、ジャワ語、スンダ語 |
時間帯 | WIB (UTC+7) |
ISO | ID-BT |
公式サイト | www.banten.go.id/ |
バンテン州 (Propinsi / Provinsi Banten) はインドネシアの州。ジャワ島西部に位置する。州都はスラン。現地語に近い発音はバントゥン。
歴史
16世紀より、イスラーム教国のバンテン王国が栄えた。当時のムスリム商人は、スマトラ島のアチェ王国などと往来し、ポルトガルの進出に対抗した。16世紀後半になると、明が海禁を解除したことを受けて、中国船の往来も増加した。16世紀末になると、スペインからの独立を図るオランダが、スペインの勢力下(本来はポルトガル領だが、当時はスペインがポルトガルを併合していた)にあるマラッカ海峡を回避して、スンダ海峡沿いのバンテンに寄港した。その後、この地にオランダは商館を設け、さらに東方のアンボイナ島にまで進出した。
行政区分
県:
市: