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'''クリック'''
グループのメンバーは、'''[[ショーン・マイケルズ]]'''、'''[[ケビン・ナッシュ]]'''、'''[[スコット・ホール]]'''、'''[[ショーン・ウォルトマン]]'''、そして'''[[トリプルH|ポール・レヴェック]]'''であった。[[1996年
また、クリックはWWFの'''[[D-ジェネレーションX]]'''、[[WCW]]の'''[[ニュー・ワールド・オーダー|nWo]]'''という、プロレス史に残る
== WWFでの結成まで ==
クリックとは、実生活での友人であった[[ショーン・マイケルズ]]、[[ケビン・ナッシュ]](ディーゼル)、[[スコット・ホール]](レイザー・ラモン)、[[ショーン・ウォルトマン
1995年10月、 クリックは、ミニ[[ペイ・パー・ビュー|PPV]]『イン・ユア・ハウス4』
すぐ後に、カール・
== カーテンコール ==
クリックについて語られることで最も多いのが "カーテンコール事件" である。[[1996年]]5月19日、[[マディソン・スクエア・ガーデン|MSG]]での興行で、ウォルトマンを除くクリックのメンバー全員が関わった<ref name=moon156>{{cite book|title=Sex, Lies, and Headlocks: The Real Story of Vince McMahon and World Wrestling Entertainment|first=Shaun|last=Assael|coauthors=Mooneyham, Mike|publisher=[[Crown Publishing Group|Crown]]|date=2002|isbn=1400051436|page=156}}</ref>。この事件当時、ホールとナッシュはWWFを離れてライバル団体の[[WCW]]に移
彼らのカーテンコールの行動は、当時、ベビーフェイスとヒールの関係は現実のもので彼らはリングの外においても友人ではないという幻想を維持したいと考えていたWWF
▲クリックについて語られることで最も多いのが"カーテンコール事件"である。1996年5月19日、MSGでの興行で、ウォルトマンを除くクリックのメンバー全員が関わった<ref name=moon156>{{cite book|title=Sex, Lies, and Headlocks: The Real Story of Vince McMahon and World Wrestling Entertainment|first=Shaun|last=Assael|coauthors=Mooneyham, Mike|publisher=[[Crown Publishing Group|Crown]]|date=2002|isbn=1400051436|page=156}}</ref>。この事件当時、ホールとナッシュはWWFを離れてライバル団体のWCWに移ろうとしていた<ref name=hbk-p226>{{cite book|title=Heartbreak & Triumph: The Shawn Michaels Story|first=Shawn|last=Michaels|authorlink = Shawn Michaels|coauthors=Feigenbaum, Aaron|isbn=1-4165-2645-5|publisher=[[Simon & Schuster]]|origmonth=November|origyear=2006|pages=226–228}}</ref>。この日のメインイベントで、ベビーフェイスのマイケルズは、ナッシュ(悪役"ディーゼル"として)とのケージマッチを戦った<ref name=moon156/>。試合が終わるとすぐに、リングに上がったホールはマイケルズを抱擁した。ここまでは、両者ともにベビーフェイスであったため問題がなかった。そらその後、アンダーカードで悪役として対戦していたレヴェックが抱擁に加わった。結局は敗れてマットに倒れていたナッシュも加わり、4人で観客に対して"カーテンコール"をした<ref name=moon156/><ref name=hbk-p226/>。
彼がアンダーカードに回された
▲彼らのカーテンコールの行動は、当時、ベビーフェイスとヒールの関係は現実のもので彼らはリングの外においても友人ではないという幻想を維持したいと考えていたWWF経営陣を憤慨させた<ref name=moon157>{{cite book|title=Sex, Lies, and Headlocks: The Real Story of Vince McMahon and World Wrestling Entertainment|first=Shaun|last=Assael|coauthors=Mooneyham, Mike|publisher=[[Crown Publishing Group|Crown]]|date=2002|isbn=1400051436|page=157}}</ref>。さらにWWF経営陣は、この興行をカメラで撮影していたファンがいたことを予期していなかった。この撮影したテープは、翌年の1997年10月6日の[[WWE・ロウ|ロウ・イズ・ウォー]]で、マイケルズとヘルムスリーが、[[ビンス・マクマホン]]を怒らせる意図でストーリーライン上で使用された<ref name=toa-oct6-97>{{cite web|first=John|last=Petrie|title=Monday Night Raw: October 6, 1997|publisher=The Other Arena|url=http://otherarena.com/htm/cgi-bin/history.cgi?1997/raw100697|archiveurl=http://web.archive.org/web/20030610164804/http://otherarena.com/htm/cgi-bin/history.cgi?1997/raw100697|archivedate=2003-06-10|accessdate=2008-08-07}}</ref>。マイケルズは当時WWF王者で、団体のトップスターの一人であったために、罰せられなかった<ref name=hbk-p226/>。ホールとナッシュはすぐにWCWに去ったため、残ったレヴェック一人だけに罰が下され、メインイベントのタイトルマッチを外されて前座の試合でジョバー役を回されるようになった<ref name=time>{{cite video|title=It's Our Time|people=[[Triple H|Levesque, Paul]]; [[Chyna|Laurer, Joanie]]|date2=1999-11-23|medium=[[VHS]]|url=http://www.amazon.com/WWE-Its-Time-Beau-Billingslea/dp/B00002EPGA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=video&qid=1218479701&sr=1-1|accessdate=2008-08-11|publisher=[[World Wrestling Entertainment|World Wrestling Federation]]}}</ref>。しかし彼は、この5ヶ月後にはWWF・IC王座を手に入れる。
== nWoとD-ジェネレーションX ==▼
▲彼がアンダーカードに回された罰は、WWFの将来に大きなインパクトを持つものに変わった。"MSG事件"の前、 レベスクは1996年夏の[[キング・オブ・ザ・リング|KORトーナメント]]の決勝戦にブックされていたが、彼のボジションは[[ストーン・コールド・スティーブ・オースチン|スティーブ・オースチン]]に代わった。最終的にこのタイトルをオースチンが勝ち取り、この時に生まれた「オースチン伝3章16節」というフレーズとともに、オースチンの快進撃が始まり<ref name=hbk-p226/><ref name=moon157/>、最終的にWCWとのマンデー・ナイト・ウォーズでの勝利に与することとなった。
▲==nWoとD-ジェネレーションX==
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ホールとナッシュがWCWに移籍した後、
一方
nWoの手のサイン '''"ウルフヘッド"''' は、もともとWWFのクリックのメンバー内で使われていたものを、ホールとナッシュがnWoに取り入れた<ref name=circus>{{cite book|title=Wrestling's One Ring Circus|first=Scott|last=Keith|isbn=080652619X|publisher=[[Citadel Press]]|origyear=2004|page=31}}</ref>。
==References==
{{DEFAULTSORT:くりつく}}
[[Category:プロレス]]
[[Category:プロレスラーのユニット]]
[[Category:WWE]]
[[Category:WCW]]
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