「アレクサンダー大王 -天上の王国-」の版間の差分

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2009年6月15日 (月) 12:22時点における版

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アレクサンダー大王 -天上の王国-』(アレクサンダーだいおう -てんじょうのおうこく-)は、赤石路代による日本歴史漫画作品。

概要

紀元前4世紀マケドニア王国の王子・アレクサンダーが理想の国を作るために仲間たちと奔走しながらも、それを阻もうとする力に翻弄される姿を描く。

1997年から1998年にの『ミステリーDX増刊歴史ロマンDX』(角川書店)にて連載されるが、同誌が休刊となり不本意ながらも、単行本化の際に「適当なまとめページ」(作者談)が付けられて終わっていた。

作者が心残りがあることを担当の編集者に漏らしたところ、2008年、『flowers増刊凛花』(小学館)創刊に伴い、第1号(2007年6月発売)より続編の連載が開始された。

登場人物

アレクサンダー
マケドニア王国第一王子。聡明で勇猛果敢、人々の心を捉えて離さない不思議な魅力がある。父が暗殺され、王の座に就く。
ヘファイスティオン
小さい頃、落馬事故が原因で人の心の声が聞こえたり、死期が迫っている人に黒い影が見えるようになるが、周囲の欲望など知りたくないことが分かってしまい苦悩していた。自分の力を受け入れ、尚且つ頼ってくれたアレクサンダーに忠誠を誓う。アレクサンダーへの想いは単なる忠誠心だけに止まらないが、道ならぬことと心の中に閉まっている。アレクサンダーを守るために力は強まり、人の意志を変えさせたり、物を破壊することができるまでになる。
サーヌ
ロードス島傭兵。同じく傭兵だった父親に剣を仕込まれ、その腕はアレクサンダーも認めている。アレクサンダーが唯一愛した女。カイロネイアの戦いで死亡する。
クレイトス
アレクサンダーのヘタイロイ。ヘファイスティオンの変化に気づき心配している。
ハルパロス / プトレマイオス / クラテロス
アレクサンダーのヘタイロイ。
クレオパトラ
アレクサンダーの妹。マケドニア第一王女。ヘファイスティオンのことが好きだが、後に伯父であるエペイロス王との結婚が決まる。
アンティパトロス
マケドニア王国留守役重臣。
フィリッポス2世
マケドニア王。アレクサンダーの父親。アッタロスに唆され、妻・オリュンピアスと離縁し、彼の・クレオパトラを新しい王妃に迎え、アレクサンダーも辺境の町・イリュリアへ追放したが、アレクサンダーの他意のない笑顔を見て改心する。衛兵・パウサニアスに暗殺される。
オリュンピアス
マケドニア王妃。アレクサンダーの母親。未来を予見する力がある。離縁され一時は力を失うが、夫の死後、アレクサンダーが新王となり再び力を回復する。
アメシス
イリュリアの少女。サーヌに瓜二つ。アレクサンダーに恋をする。
クレオパトラ
マケドニア王妃(フィリッポス2世の後妻)。
アッタロス
クレオパトラのおじ。野心家。
アペレス
画家。描きかけの絵から絵が抜け出すなど不思議な力がある。パンカステのことが好き。
パンカステ
アレクサンダー付きの侍女。ヘファイスティオンに心をねじ曲げられ、アペレスと相思相愛になる。
ダリウス3世
ペルシア王。ギリシアを分断し手に入れようと目論む。

書誌情報

『アレクサンダー大王 -天上の王国-』 赤石路代角川書店 あすかコミックス》

『アレクサンダー大王 -天上の王国-』〈新装版〉《小学館 フラワーコミックスα

  1. 2009年6月15日発行、ISBN 978-4-09-132519-8
    • 『歴史ロマンDX』連載分+『凛花』第7号掲載分を収録
  2. 2009年6月15日発行、ISBN 978-4-09-132520-4
    • 『凛花』第1号〜第4号・第6号連載分を収録