「バッファ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Tosaka (会話 | 投稿記録)
全体の編集。
Tosaka (会話 | 投稿記録)
typo
7行目: 7行目:
:デジタル機器での[[補助記憶装置]]などの[[入出力]]装置と、[[CPU]]・[[制御装置]]などの内部処理装置との間で信号をやり取りする際に、入出力と処理との間で時間のズレを吸収・調整をするために一時的に情報を記憶する装置や記憶領域のこと。
:デジタル機器での[[補助記憶装置]]などの[[入出力]]装置と、[[CPU]]・[[制御装置]]などの内部処理装置との間で信号をやり取りする際に、入出力と処理との間で時間のズレを吸収・調整をするために一時的に情報を記憶する装置や記憶領域のこと。


[[データ構造]]的に云えば[[キュー (コンピュータ)|キュー]]や[[スタック]]という、情報を一時的に蓄える記憶領域などは、「バッファー領域」と呼ばれることが多い。
:[[データ構造]]的に云えば[[キュー (コンピュータ)|キュー]]や[[スタック]]という、情報を一時的に蓄える記憶領域などは、「バッファー領域」と呼ばれることが多い。


:例としては次のようなものがある。
:例としては次のようなものがある。

2009年3月8日 (日) 22:12時点における版

バッファ(buffer、バッファー)とは、元々は物理的な衝撃を吸収して和らげる緩衝器の意味である。この言葉がコンピュータなど情報処理機器の中で電気的に似たような働きをする部分に対して用いられるようになっており、日常的には後者の電気的な緩衝での用法の方が良く耳にする。本記事では電気・電子装置での用法について記述し、他の用法は曖昧さ回避であるバッファーを参照のこと。

機械装置などの機構部分を成し使用される場合は「バッファー」と呼ぶ場合が多いが英語の綴りは同じである。

電子装置での時間的な緩衝回路
デジタル機器での補助記憶装置などの入出力装置と、CPU制御装置などの内部処理装置との間で信号をやり取りする際に、入出力と処理との間で時間のズレを吸収・調整をするために一時的に情報を記憶する装置や記憶領域のこと。
データ構造的に云えばキュースタックという、情報を一時的に蓄える記憶領域などは、「バッファー領域」と呼ばれることが多い。
例としては次のようなものがある。
電気信号の整形・増幅回路
例としては次のようなものがある。
  • バス・バッファ:コンピュータの内部配線での整形・増幅回路
  • スリー・ステート・バッファ:"0"、"1"、ハイインピーダンスの3種類の出力状態をとるデジタル信号の整形・増幅回路
物理的な衝撃を吸収して和らげる緩衝器、その他

関連項目