サヴォイア公国

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黄色が1450年当時のサヴォイア公国

サヴォイア公国の国旗

サヴォイア公国（伊：Ducato di Savoia）は、サルデーニャ王国の前身となった公国である。現在のイタリア北西部とフランス東部サヴォイア地方やニース、ジュネーヴ（現スイス）も含んだ。首都はサヴォイア伯領の頃からシャンベリ（現フランス）であったが、1563年にトリノに遷都された。

1416年、サヴォイア家のアメデーオ8世が、神聖ローマ皇帝ジギスムントから公位を授かり成立した。ロンドン条約の結果、1720年にサヴォイア公ヴィットーリオ・アメデーオ2世がシチリア島を手放す代わりにサルデーニャ島を獲得し、シチリアの王位はそのままサルデーニャの王位ということにし、サルデーニャ王国となった。

歴代君主

1. アメデーオ8世 (1416年－1440年)　対立教皇フェリクス5世（在位1439-1449年）
2. ルドヴィーコ (1440年－1465年)
3. アメデーオ9世 (1465年－1472年)
4. フィリベルト1世 (1472年－1482年)
5. カルロ1世 (1482年－1490年)
6. カルロ・ジョヴァンニ・アメデーオ (1490年－1496年)
7. フィリッポ2世 (1496年－1497年)
8. フィリベルト2世 (1497年－1504年)
9. カルロ2世 (1504年－1553年)
10. エマヌエーレ・フィリベルト (1553年－1580年)
11. カルロ・エマヌエーレ1世 (1580年－1630年)
12. ヴィットーリオ・アメデーオ1世 (1630年－1637年)
13. フランチェスコ・ジャチント (1637年－1638年)
14. カルロ・エマヌエーレ2世 (1638年－1675年)
15. ヴィットーリオ・アメデーオ2世 (1675年－1720年)

→サルデーニャ王国へ

関連項目

• サヴォイア王家の王宮群 - 世界遺産