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2009年3月1日 (日) 04:58時点における版

トゥ族
土族
総人口
約241万人
居住地域
青海省
甘粛省
言語
モンゴル語チベット語系言語
トルコ語漢語チベット語
宗教
チベット仏教仏教道教シャーマン

トゥ族中国語土族ピン音)は中国モンゴルチベット少数民族。中国政府が認定する民族である。人口の大半は青海省甘粛省全般に居住している。人口は中国政府が2000年に行った国勢調査で約241万人。

言語

トゥ族は文字を持なかったが1979年から漢語ピン音文字を進めている。また、トゥ族の約85%はモンゴル語チベット語系の言語を使用している。その他にはトルコ語漢語チベット語などを使用している。

歴史

祖先は7世紀初めから9世紀中頃にチベットで栄えた統一国家吐蕃王朝といわれ、モンゴル族漢族と共に清王朝時代にかけてトゥー族が出来たと伝わる。

トゥ族は古来モンゴルに居住していた民族である。しかし1227年チンギス・カン率いるモンゴル帝国中国西北部に栄えた西夏王朝征服し、モンゴル帝国領地となった現在の青海省甘粛省に居住するようになった。また、モンゴル族と識別する為に「ツァハン蒙古爾」と自称した。

1931年昭和6年)柳条湖事件に端を発した満州事変が勃発し、それに伴い大日本帝国陸軍満洲全土を占領し、1932年昭和7年)に満洲国を建国した直後にトゥ族は日本により虐げられたが、その後太平洋戦争終戦後にまた生活に従事するようになった。

その後トゥ族の人口が減少傾向になり人口が2万人以下に達したが、1949年中華人民共和国建国時に中国政府による漢民族以外の民族に対する民族識別工作政策を実行した為、人口は急速に増加した。

文化

モンゴル民族の為、モンゴルとほぼ同じの習慣がある。

宗教

チベット仏教トルコ系の宗教概念を持っている。その他には仏教道教などを信仰している。仏教寺院神社のほとんどの僧侶は、シャーマンである。

関連項目