コンテンツにスキップ

「スペインによるアメリカ大陸の植民地化」の版間の差分

トルデシリャス条約により、スペインによるアメリカ大陸制圧を担った者達は[[コンキスタドール]](征服者)と呼ばれた。また、コロンが到達した地に居住していた人々は、自らが[[インド]]に到達したと思ったコロンによって[[インディオ]]([[インド人]])と呼ばれたため、以降アメリカ大陸の人々はヨーロッパ人によってインディオや[[インディアン]]といった呼称で呼ばれるようになった。
 
コンキスタドーレスの初期のアメリカ大陸での基本方針は、[[レコンキスタ]]終焉後の宗教的熱狂から来る[[キリスト教]]の布教と、入植することよりもまず黄金や財宝をかき集めることにあった。コンキスタドーレスは[[マヤ文明]]、[[アステカ文明]]、[[インカ文明]]といったアメリカの文明を破壊して[[金]]や[[銀]]を奪い、莫大な富をスペインにもたらした。この過程で多くのインディオが[[虐殺]]され、キリスト教への改宗事業が進み、またインディオ女性に対する強姦が横行し、さらにヨーロッパ由来の疫病が[[免疫]]のない多数のインディオの命を奪った。スペインにもたらされた富はスペインの王侯貴族による奢侈や、[[オスマン帝国]]や[[オランダ]]、[[イギリス]]といった勢力との戦費に使用されてその多くがスペインから流出した。これは後の[[重商主義]]による奴隷制[[プランテーション]]や[[大西洋]][[三角貿易]]、[[ポトシ]]や[[グアナファト]]、[[サカテカス]]、[[ミナスジェライス州|ミナスジェライス]]の鉱山からの金や銀の流出に先駆けて、[[オランダ]]や[[イギリス]]における[[資本の本源的蓄積]]の原初を担った。
 
== 大アンティル諸島とカリブ海沿岸の征服 ==
匿名利用者