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== 概要 ==
== 概要 ==
同名のアニメを原作としたドラマ作品。
同名のアニメを原作としたドラマ作品。これまでドラマからアニメになった、もしくは漫画を原作としてドラマ・アニメ双方になった作品は多数あるが、アニメからドラマになったのはまったく異例のことである。
アニメ第一期放映当時から『[[特撮]]実写[[ドラマ]]にも向いている』との声も少なくなく、それに応えるかのように、第一期放送時からドラマ化のオファーが相次いで舞い込み、その結果日本テレビがドラマ製作の権利を獲得、日本テレビによって製作・放送された。
アニメ第一期放映当時から『[[特撮]]実写[[ドラマ]]にも向いている』との声も少なくなく、それに応えるかのように、第一期放送時からドラマ化のオファーが相次いで舞い込み、その結果日本テレビがドラマ製作の権利を獲得、日本テレビによって製作・放送された。



基本的にアニメ第一期を底本にしながらドラマ独自の設定を加味している。第一話や第八話のようにアニメとほぼ同じ内容を踏襲した話もあれば、依頼人自らの幻影がターゲットとなる(第六話)、ターゲット自らが赤い糸を引く(第十二話)等のオリジナル話も存在する。キャラクターの設定にも様々な変更が加えられており、例えば喫茶店のマスターのようにアニメではほんのわずかしか出なかった脇役的なキャラクターがそのままレギュラーとして登場するなどした。
基本的にアニメ第一期を底本にしながらドラマ独自の設定を加味している。第一話や第八話のようにアニメとほぼ同じ内容を踏襲した話もあれば、依頼人自らの幻影がターゲットとなる(第六話)、ターゲット自らが赤い糸を引く(第十二話)等のオリジナル話も存在する。キャラクターの設定にも様々な変更が加えられており、例えば喫茶店のマスターのようにアニメではほんのわずかしか出なかった脇役的なキャラクターがそのままレギュラーとして登場するなどした。

2008年10月3日 (金) 15:59時点における版

地獄少女 > 地獄少女 (テレビドラマ)
地獄少女
ジャンル ホラー
ドラマ:地獄少女 (テレビドラマ)
監督 長沼誠
高橋秀明
金子与志一
制作 泉放送制作
放送局 日本テレビ
放送期間 2006年11月4日 - 2007年1月27日
話数 全12話
テンプレート - ノート

地獄少女』(じごくしょうじょ)は、同名のアニメを原作とした、日本テレビ及び静岡第一テレビ2006年11月4日から2007年1月27日の深夜に「黄金の舌」枠内で放送されたテレビドラマ。全12話。

概要

同名のアニメを原作としたドラマ作品。 アニメ第一期放映当時から『特撮実写ドラマにも向いている』との声も少なくなく、それに応えるかのように、第一期放送時からドラマ化のオファーが相次いで舞い込み、その結果日本テレビがドラマ製作の権利を獲得、日本テレビによって製作・放送された。


基本的にアニメ第一期を底本にしながらドラマ独自の設定を加味している。第一話や第八話のようにアニメとほぼ同じ内容を踏襲した話もあれば、依頼人自らの幻影がターゲットとなる(第六話)、ターゲット自らが赤い糸を引く(第十二話)等のオリジナル話も存在する。キャラクターの設定にも様々な変更が加えられており、例えば喫茶店のマスターのようにアニメではほんのわずかしか出なかった脇役的なキャラクターがそのままレギュラーとして登場するなどした。 出演者においては、松島栄利子はアニメ版と同様にあいの祖母の声としてレギュラー出演し、アニメ版でレギュラー出演した菅生隆之松風雅也や、本作の原案者であるわたなべひろしも、別々の回に俳優としてゲスト出演し、その一方でドラマ版で輪入道を演じる小倉久寛がアニメ『二籠』でナレーションも勤めた(参照記事)。

出演者の相互交流を始め、制作発表はアニメ『二籠』・ドラマ両方同時に行われ、放送期間中一時期次回予告ではテロップでアニメ版の放送局であるTOKYO MXがドラマ版の放送告知を、ドラマ版の放送局である日本テレビがアニメ版の放送告知をするなど、実写版とアニメ版が連動した試みも行われた。 また、日本テレビとNTTドコモの共同出資・コンテンツ開発事業であるD.N.ドリームパートナーズの製作であるため、携帯電話公式サイトでのコンテンツの充実を図ったほか、NTTドコモのHSDPA通信対応携帯電話向けに動画配信も行われた。

なお、事実上関東・静岡のローカル放送だったため、未放映地域からのファンの要望が強く、公式サイト上で今後日本テレビ系列局への番組販売が行われることが決まった、という報告がなされている。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


ストーリー

地獄少女#ストーリーも参照。

深夜0時に、強い恨みを抱く者だけがアクセス出来るというサイト「地獄通信」。このサイトの送信フォームに恨みを抱く相手の名前を書き込んで送信すると、地獄少女が現れて恨みの相手を地獄に流してくれるという噂。 世間では、子供の間で流行している都市伝説に過ぎないと思われたが、そのサイトは実在していた。

登場人物

キャスト

レギュラーキャスト
各話ゲスト
  • 第1話「ひび割れた時間」
依頼者:宮崎優(尾高杏奈) ターゲット:遠藤里奈(近野成美
麻丘めぐみ菅生隆之ほか
  • 第2話「箱の中の少年」
依頼者:水島大地(落合扶樹) ターゲット:篠田誠(神保悟志
松澤一之大西麻恵ほか
  • 第3話「嬰児(みどりご)の夢」
依頼者:鶴田笙子(鈴木早智子) ターゲット:鳥海誠一(津田寛治
星ようこ平田裕香ほか
  • 第4話「逢魔の砌」
依頼者:中島健太(永岡佑) ターゲット:葛城吉隆(石山輝夫
吉野公佳藤原郁美ほか
  • 第5話「偽りの墓碑銘(エピタフ)」
依頼者:本多美里(藤森麻由) ターゲット:阿部智史(佐野大樹
  • 第6話「約束の赤い糸」
依頼者:真田幸(石井めぐる) ターゲット:マコ(東海林愛美
赤堀幸雄山辺有紀山崎海堂ほか
  • 第7話「甘い誘惑」
依頼者:香山美春(西野妙子) ターゲット:松井霧子(及川奈央
松風雅也三田村賢二ほか
  • 第8話「聖夜の奇跡」
依頼者:北川劉生(高松英郎[今]・松原智規[昔]) ターゲット:室井竜二(仲野徹
関口美保子鶴岡修ほか
  • 第9話「偽の代償」
依頼者:恩田拓人(岡田慶太) ターゲット:結城夏子(岩佐真悠子
野添義弘ほか
  • 第10話「悲しみの記憶」
依頼者:風間響子(大島蓉子) ターゲット:本田樹里(倉科カナ
笠原紳司鈴木友菜ほか
  • 第11話「現し世の闇 前編」
依頼者:大滝警部(渡辺哲) ターゲット:若槻淳也(北岡龍貴
  • 第12話(最終回)「現し世の闇 後編」
依頼者:西(マスター)(田中要次) ターゲット:柴田あゆみ(大塚ちか
依頼者:柴田一(西村和彦) ターゲット:西(マスター)(田中要次

スタッフ

  • 脚本:森山あけみ、山川智子、最合のぼる、佐藤久美子
  • 撮影:滝彰志、白田龍夫
  • 照明:柴田信弘
  • 音声:畦本真司
  • VE:藤本伊知郎、岡村亮
  • メイク:上野志穂
  • ヘアーメイク:重久聖子
  • 衣装:中村美保
  • 美術:橋本優
  • 編集:清水正彦
  • 音響監督:石井和之
  • ライン編集:稲岡靖
  • MA:斉藤健二
  • 主題歌:OLIVIADream Catcher
  • 音楽:長谷川智樹
  • 原曲:高梨康治、水谷広実
  • サブタイトル:大貫洋子
  • 原案:わたなべひろし
  • 原作:地獄少女プロジェクト
  • 製作担当:大内裕
  • 記録:西川三枝子
  • 広報:買場ひとみ
  • 製作デスク:菊池麻里子
  • 助監督:北村信彦、古川豪、海野巨人、山田晃久、大橋祥吾、渡辺淳
  • 制作主任:佐々木稔、竹上俊一、江島正将
  • 制作進行:江島正将
  • AP:吉田邦彦
  • VFXスーパーバイザー:岡野正広(GONZO REVOLUTION)
  • VFXプロデューサー:戸田泰雄、佐々木博之(デジタルハリウッドエンタテインメント)
  • プロデューサー:高橋秀明(日本テレビ)、佐藤禎剛(泉放送制作)、金子与志一(泉放送制作)
  • 監督:長沼誠(日本テレビ)、高橋秀明(日本テレビ)、金子与志一(泉放送制作)
  • 企画制作:日本テレビ
  • 製作協力:泉放送制作
  • 製作著作:D.N.ドリームパートナーズVAP

放送局

放送局 放送期間 放送曜日及び放送時間 備考
日本テレビ 2006年11月4日~2007年1月27日 土曜 25時20分~25時50分 黄金の舌」枠内
静岡第一テレビ
日テレプラス&サイエンス(現・日テレプラス) 2007年4月6日~2007年6月22日 金曜 22時00分~22時30分
土曜 10時00分~10時30分

外部リンク

※順序:トップページ→ドラマ→地獄少女
日本テレビ 黄金の舌25:25~25:50枠
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地獄少女