「リーマン・ブラザーズ」の版間の差分

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その後数ヶ月をかけて、拠点をニューヨークに復帰させるも、未だ臨時であり、40以上の別々の建物に分かれて業務を行っていた。特に、投資銀行部門は[[スターウッド・ホテル&リゾート|シェラトン]]・マンハッタン・ホテルに入居し、1階のラウンジ、レストランから665の全客室までを改造して利用していた。[[フレックスタイム制]]の導入や[[Virtual Private Network|VPN]]の活用など、新しい試みも見られた。10月にはマンハッタンのミッドタウン(745 Seventh Avenue, New York)にある竣工間も無い32階建てのビルを、ライバルの[[モルガン・スタンレー]]から7億ドルで買収。モルガン・スタンレーは2ブロック離れた[[ブロードウェイ]]に移転した。リーマン・ブラザーズが以前の世界金融センターやロウアー・マンハッタンに戻らなかったことには批判もあったが、リーマン・ブラザーズ自身はニューヨークに拠点を残すことに腐心していた。新拠点は同社に取って理想的な環境であり、モルガン・スタンレー側も売却先を積極的に求めていた。また、[[2002年]]5月の世界金融センター再開まで待っていられなかったということもある。世界金融センターに残った企業としては、[[ドイツ銀行]]、[[ゴールドマン・サックス]]、[[メリルリンチ]]などがある。
 
アジア方面への投資が目立つ。日本にてとの関係で有名なことは、古くは、リーマン・ブラザーズに統合される前のクーン・ローブが[[日露戦争]]の戦費調達のため日本国債を引き受けたことである。近年で[[ライブドア]]への投資([[転換社債型新株予約権付社債]])である。日本でのオフィスは東京・[[六本木ヒルズ]]の29~32階にあり、アジア太平洋地域の統括本部でもある。
 
[[2008年]]3月に大手証券会社で財務基盤に問題はないと繰り返し発表してきた[[ベアー・スターンズ]]が事実上破綻([[JPモルガン・チェース]]による救済買収)した際に、株価が2日間で一時54%以上暴落した。財務基盤が盤石であったはずのリーマン・ブラザーズの流動性も心配される事態とまでなったが、その後、[[連邦準備制度|FRB]]による証券会社への窓口貸出アクセス等の報道により株価は落着きを取り戻したかに見えた。しかし、[[サブプライムローン]]問題での損失処理を要因として、同年9月には6〜8月期の純損失が39億ドルに上り、赤字決算となる見通しを公表。発表直後に株価は4ドル台にまで急落した。
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