「メチルオレンジ」の版間の差分

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| MeltingPt = 300 °C以上 (正確な値は不明)
| MeltingPt = 300 °C以上 (正確な値は不明)
| BoilingPt = 熱で分解する
| BoilingPt = 熱で分解する
| Solubility = 湯に可溶
| Solubility = 9.5×10^-3/l
| SolubleOther = 不溶
| SolubleOther = 不溶
| Solvent = [[アルコール]]
| Solvent = [[アルコール]]

2008年4月26日 (土) 11:08時点における版

メチルオレンジ
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識別情報
CAS登録番号 547-58-0
PubChem 11036
特性
化学式 C14H14N3NaO3S
モル質量 327.33 g/mol
外観 赤橙色の粉末
密度 1.28 g/cm3(固体)
融点

300 °C以上 (正確な値は不明)

沸点

熱で分解する

への溶解度 9.5×10^-3/l
アルコールへの溶解度 不溶
危険性
主な危険性
NFPA 704
0
2
0
引火点 なし
発火点 なし
半数致死量 LD50 60 mg/kg(ラット、経口)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

メチルオレンジ(Methyl orange)は、滴定においてよく使われるpH指示薬である。

メチルオレンジは酸性の半ばで非常にはっきりと色が変化するため、の滴定に良く使われる。万能指示薬と違い、色々な色に変化するわけではない。通常は黄色から赤色にかけて変色し、変色の終点ははっきりしている。

色の変化

溶液が酸性から中性になるにつれ、メチルオレンジは赤からオレンジ、さらに黄色へと変化する。

なお、色が変化が見られるのは全て酸性条件下においてである。

酸性では赤色、アルカリ性では黄色である。

メチルオレンジ
pHによる色の変化
3.1以下 4.4以上
メチルオレンジ
(キシレンシアノール水溶液中)
pHによる色の変化
3.2以下 4.2以上

メチルオレンジの色の変化

他の指標

メチルオレンジとキシレンシアノールの混合溶液は、アルカリ性に変化するにつれて灰色から緑へと変色する。

関連項目

外部リンク