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[[静岡県]]・[[長野県]]・[[新潟県]]以東の18道県を担当しており、それ以外の地域は姉妹会社である[[大阪中小企業投資育成|大阪]]、[[名古屋中小企業投資育成]]が担当する。
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投資スタイルは長期保有で、育成を重視している。
投資スタイルは長期保有で、社名にあるように育成を重視している。
ITや半導体、バイオといった成長産業だけでなく、製造業・卸売業・小売業といった成熟業種への投資も多い。
ITや半導体、バイオといった成長産業だけでなく、製造業・卸売業・小売業といった成熟業種への投資も多い。



2007年12月27日 (木) 13:47時点における版

東京中小企業投資育成株式会社
Tokyo Small and Medium Business Investment & Consultation CO., LTD.(SBIC East Japan )  
種類 株式会社
本社所在地 東京都渋谷区渋谷3-29-22
設立 1963年11月15日
業種 その他金融業
法人番号 9011001030621 ウィキデータを編集
代表者 荒井 寿光
資本金 66億7,340万円
主要株主 地方自治体、金融機関等
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東京中小企業投資育成株式会社(とうきょうちゅうしょうきぎょうとうしいくせいかぶしきがいしゃ)は、1963(昭和38)年に中小企業投資育成法によって設立された、日本で最も歴史のあるベンチャーキャピタルである。(厳密にはVCでないと言われることもあるが、日本のVCの草分け的存在であることは間違いない)

1986年に民間法人化され、現在では国の関与は弱い特殊会社という扱いになっている。

静岡県長野県新潟県以東の18道県を担当しており、それ以外の地域は姉妹会社である大阪名古屋中小企業投資育成が担当する。

投資スタイルは長期保有で、社名にあるように育成を重視している。 ITや半導体、バイオといった成長産業だけでなく、製造業・卸売業・小売業といった成熟業種への投資も多い。

歴史ある中小企業には上場を求めず、安定的な配当を期待するという点が民間VCとの最大の違いである。 若いベンチャー企業に対しては他のVCと同様に上場を期待するが、上場後も長期的に株式を保有することがある。 他のベンチャーキャピタルと比べて、地方への投資が多いことも特徴である。

2007年3月末までの投資実績は、1,644社・895億円である。そのうち、80社以上が株式上場・公開を果たしている。その中にはトミー(現在タカラトミー)キングジム竹内製作所オンコセラピー・サイエンスメディネットアッカ・ネットワークスなどが含まれている。

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