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2007年12月6日 (木) 01:13時点における版

グレムリン
Gremlins
監督 ジョー・ダンテ
脚本 クリス・コロンバス
製作 マイケル・フィネル
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
フランク・マーシャル
キャスリーン・ケネディ
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
撮影 ジョン・ホラ
編集 ティナ・ハーシュ
配給 ワーナー・ブラザーズ
公開 1984年6月8日 アメリカ合衆国の旗
1984年12月8日 日本の旗
上映時間 106分
製作国 アメリカ
言語 英語
製作費 $11,000,000
興行収入 $153,000,000 アメリカ合衆国の旗
次作 グレムリン2 新・種・誕・生
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グレムリン(Gremlins)は1984年製作のアメリカの映画。ジョー・ダンテ監督。1990年同監督により『グレムリン2 新・種・誕・生』が制作された。

キャスト

ストーリー


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


クリスマスに近いある日、チャイナタウンで息子へのクリスマスプレゼントを探していた発明家が、興味本意である骨董屋からモグワイと呼ばれる不思議な生き物を購入する。モグワイには飼う上で、水にぬらさない、明るい光に当てない、夜12時以降は絶対に食べ物を与えてはいけないという条件があったが、これを守れず、水にぬれたモグワイから、分身のようなものが5匹が誕生してしまう。その5匹は凶悪なグレムリンとなり増殖、過激な悪戯で町を破壊していく。

モグワイ

何世紀も前、宇宙のはるか彼方の惑星で、モグダーメンという博士がどんな気候や条件にも適応し、かつ繁殖可能な、大人しくて知的な生物、モグワイを作り出した。博士は試しにその内の1匹を地球に送り込み、そのモグワイが着いてしまった所が台湾。そこで中国人の老人に拾われて飼われるようになったという。ところが、モグワイには、博士も予想しなかった欠点を持っている事が判明する。

  • 光を嫌い、太陽光線にあたると死んでしまう。
  • 水に濡らすと細胞分裂をおこし急激に繁殖してしまう。
    モグワイ時は背中が痙攣を起こして、幾つもの毛玉が飛び出し、それが徐々に大きくなって新しい個体になる。グレムリン時は同じく痙攣を起こし、背中からコモリガエルのように小さな個体が這い出してそれが大きくなる。
  • 真夜中(12時過ぎ)に食べ物を口にすると凶暴な「グレムリン」に変豹してしまう。

ちなみにギズモ Gizmoとは、飼い主のビリーの父がつけた名前(新製品という意味)で、モグワイ全体を指す言葉ではない。

備考

映画公開当時は、日米経済摩擦が問題になっており、変身後のグレムリンは「集団で自分たちに危害を加える日本人」をイメージした、という説が噂された。これはグレムリンがチャイナタウン由来のものであることなどから想起されたものであると思われるが、物語のラストでチャイナタウンの老人がルールや自然との調和を重視しない(欧米)人を批判する台詞があるように、この噂は映画の本意ではないと言われている。
ジョージ・ガイプによるノベライズ版(訳:浅倉久志)によると、グレムリンは外宇宙より飛来した存在=宇宙人であるという設定であり、ギズモは劇中での凶暴なグレムリンのような悪意への衝動を理性によって抑え込んでいるという描写がある。このことからも、グレムリンのモデルは人間そのものであるということが出来る。