「地獄少女 (テレビドラマ)」の版間の差分
V-TWIN POWER (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
rv.(履歴不継承による分割のため差し戻し) |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{分割提案|地獄少女シリーズの登場人物|閻魔あい}} |
|||
{{Infobox animanga/Header |
{{Infobox animanga/Header |
||
| タイトル = 地獄少女 |
| タイトル = 地獄少女 |
||
15行目: | 16行目: | ||
{{ドラマ}} |
{{ドラマ}} |
||
『'''地獄少女'''』(じごくしょうじょ)は、[[地獄少女|同名のアニメ]]を原作とした、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]及び[[静岡第一テレビ]]で[[2006年]][[11月4日]]から[[2007年]][[1月27日]]の深夜に「[[黄金の舌]]」枠内で放送された[[テレビドラマ]]。全12話。 |
『'''地獄少女'''』(じごくしょうじょ)は、[[地獄少女|同名のアニメ]]を原作とした、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]及び[[静岡第一テレビ]]で[[2006年]][[11月4日]]から[[2007年]][[1月27日]]の深夜に「[[黄金の舌]]」枠内で放送された[[テレビドラマ]]。全12話。 |
||
なお、登場人物に関しては[[地獄少女の登場人物]]の項を参照されたい。 |
|||
==概要== |
==概要== |
||
38行目: | 37行目: | ||
世間では、子供の間で流行している[[都市伝説]]に過ぎないと思われたが、そのサイトは実在していた。 |
世間では、子供の間で流行している[[都市伝説]]に過ぎないと思われたが、そのサイトは実在していた。 |
||
== 登場人物 == |
|||
本節ではアニメ版との相違点などを中心に書くものとする。アニメ版での設定など詳細は[[地獄少女#主要人物]]を参照のこと。 |
|||
; 閻魔 あい(えんま あい) |
|||
: 本作の[[主人公]]。通称「'''地獄少女'''」。見た目は黒い[[セーラー服]]を着た、寡黙で無表情、地味で目立たず大人しそうな長髪の少女だが、藁人形の赤い糸が解かれた時には、黒地に花をあしらった[[振袖]]を「変身」するが如く瞬時に着こなし、地獄流しの依頼を忠実に遂行する。 |
|||
; [[輪入道]](わにゅうどう) |
|||
: あいの使い魔「三藁」の中では最も(妖怪)人生経験豊富と思しき[[リーダー]]的存在。通常態は和装(山高帽に[[袴]])を粋に着こなす、禿頭の好々爺。調査を行う際、使う偽名は主に「不破龍堂」(輪入道から来たと思われる)。 |
|||
; [[ダイダラボッチ#近畿地方のダイダラボッチ|一目連]](いちもくれん) |
|||
: 三藁の一人。通常態の容姿は主に[[パーカー]]と[[ズボン]]というカジュアルな服装をラフに着こなす今時の好青年風で、かなりの美形として描かれている。 |
|||
; [[骨女]](ほねおんな) |
|||
: 三藁の一人。通常態の容姿は主に露出度が高いオフショルダーの着物を妖艶に着こなす、妙齢の美女。正体は[[骸骨]]であり、身体の一部を白骨化させることが可能(主に地獄流しの際に相手を脅す為、変化させる場合が多い)。 |
|||
; あいの祖母 |
|||
: あいと共に暮らしているが、いつも声や糸車を回す影しか出て来ず、名前や正体については一切不明。 |
|||
; 柴田 一(しばた はじめ) |
|||
: 第四話から登場。かつては第一公民社の[[政治]][[経済]]誌『ジャパン・ナウ』の敏腕[[記者]]だったが、現在は[[フリーランス]]の事件記者。しかし、現在では取材したスキャンダル記事を平然と当事者に売り付ける強請行為で金銭を稼ぐ等、ダーティーな仕事にも手を染めている。 |
|||
: ある時「地獄少女」の存在を知ったことから、彼女の実態を追い求めるようになる。とある過去から「復讐はいけない」として、地獄少女の依頼人に執拗にその復讐を止めさせようとするが、成功したのは1回のみで大抵はあと一歩の所で失敗に終わる。当然、三藁からは邪魔者扱いされている。 |
|||
: ちなみに、あいを追い求める際に乗り回していたのは、アニメでは自動車だったが、実写版では[[オートバイ]](車種不明)に変更されている。 |
|||
; 柴田 つぐみ(しばた つぐみ) |
|||
: 第三話から登場。一の娘。母親はおらず、一と二人暮らし。アニメ版と最大の相違点として、年齢設定が小学6年生となり、一のことは「お父さん」と呼んでいる。 |
|||
: あいとの邂逅以降、あいの精神とリンクするようになり、あいの発言を自分の口から発したり、予知能力であいが見ている光景を彼女自身も見ることが可能になった。当初は過去の[[心的外傷|トラウマ]]から復讐を否定する一と違い、あいのことを「'''悪人をやっつける正義の味方'''」だと思い、一と意見が対立する事もある。 |
|||
; 柴田 あゆみ(しばた あゆみ) |
|||
: 一の妻で、つぐみの母。故人で、回想シーンのみの登場。旧姓は小川。一とは他人も羨む大恋愛を経て結ばれた。 |
|||
: しかし本編開始の5年前に失踪。実際には、編集長の稲垣が暴力団の依頼で一の名前を使った[[捏造]]記事を書いたことが原因で一家心中をした姉の怨みを晴らすために、喫茶店のマスターの西が地獄少女に依頼して地獄へ流したのであった。 |
|||
; 西(にし) |
|||
: 柴田親子の近所の喫茶店「あるる館」のマスター。アニメ版ではほんのわずかしか出なかったが、ドラマでは主要登場人物となった。妻(母)が失踪した柴田親子をいつも気にかける。 |
|||
: しかし実際は一の名前で書かれた記事が元で一家心中した姉一家の恨みを晴らすため、あゆみを地獄へ流すよう地獄少女に依頼した。 |
|||
: それから5年経ち、その復讐の矛先がつぐみへと向かい、つぐみを拉致してしまう。だが一が地獄通信にアクセス、その後一がつぐみを監禁した場所を突き止めると、あいによって真実を見せられ、自分の行ったことの過ちを悟り、一の持っていた藁人形の糸を引いて自ら地獄へ流された。 |
|||
; 稲垣 隆史(いながき たかし) |
|||
: 第一公民社の雑誌『ジャパン・ナウ』の編集長。マスター同様アニメ版ではわずかしか出なかったが、ドラマでは主要登場人物となった。一にとっては兄貴分として慕っていた人物であったが、5年前に柴田がニューヨークへ赴任した直後、暴力団からの依頼である会社に関する捏造記事を一の名前を使って書いたことが明らかになる。 |
|||
; 大滝警部(おおたきけいぶ) |
|||
: ドラマ版オリジナルキャラクター。定年間近の刑事。一とは顔見知りで、事件に関する情報や過去の捜査資料など情報を提供していたりしていた。 |
|||
== キャスト == |
== キャスト == |
2007年11月30日 (金) 15:02時点における版
地獄少女 | |||
---|---|---|---|
ジャンル | ホラー|- | ドラマ:このテンプレートは廃止されました。 「Template:Infobox animanga/TVDrama」を使用してください。 地獄少女 (テレビドラマ) | |
監督 | 長沼誠 高橋秀明 金子与志一 | ||
放送局 | 日本テレビ | ||
放送期間 | 2006年11月4日 - 2007年1月27日 | ||
話数 | 全12話 | ||
テンプレート - ノート |
ドラマ |
『地獄少女』(じごくしょうじょ)は、同名のアニメを原作とした、日本テレビ及び静岡第一テレビで2006年11月4日から2007年1月27日の深夜に「黄金の舌」枠内で放送されたテレビドラマ。全12話。
概要
同名のアニメを原作としたドラマ作品。これまでドラマからアニメになった、もしくは漫画を原作としてドラマ・アニメ双方になった作品は多数あるが、アニメからドラマになったのはまったく異例のことである。 アニメ第一期放映当時から『特撮実写ドラマにも向いている』との声も少なくなく、それに応えるかのように、第一期放送時からドラマ化のオファーが相次いで舞い込み、その結果日本テレビが権利を獲得、日本テレビによって製作・放送された。
基本的にアニメ第一期を底本にしながらドラマ独自の設定を加味している。第一話や第八話のようにアニメとほぼ同じ内容を踏襲した話もあれば、依頼人自らの幻影がターゲットとなる(第六話)、ターゲット自らが赤い糸を引く(第十二話)等のオリジナル話も存在する。キャラクターの設定にも様々な変更が加えられており、例えば喫茶店のマスターのようにアニメではほんのわずかしか出なかった脇役的なキャラクターがレギュラーとして登場するなどした。 出演者においては、松島栄利子はアニメ版と同様にあいの祖母としてレギュラー出演し、アニメ版でレギュラー出演した菅生隆之と松風雅也や、本作の原案者であるわたなべひろしも、別々の回にゲスト俳優として出演、その一方でドラマ版で輪入道を演じる小倉久寛がアニメ『二籠』でナレーションも勤めた(参照記事)。
出演者の相互交流を始め、制作発表はアニメ『二籠』・ドラマ両方同時に行われ、放送期間中一時期次回予告ではテロップでアニメ版の放送局であるTOKYO MXがドラマ版の放送告知を、ドラマ版の放送局である日本テレビがアニメ版の放送告知をするなど、実写版とアニメ版が連動した試みも行われた。 また、日本テレビとNTTドコモの共同出資・コンテンツ開発事業であるD.N.ドリームパートナーズの製作であるため、携帯電話公式サイトでのコンテンツの充実を図ったほか、NTTドコモのHSDPA通信対応携帯電話向けに動画配信も行われた。
なお、事実上関東・静岡のローカル放送だったため、未放映地域からの要望が強く、公式サイト上で今後日本テレビ系列局への番組販売が行われることが決まった、という報告がなされている。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
地獄少女#ストーリーも参照。
深夜0時に、強い恨みを抱く者だけがアクセス出来るというサイト「地獄通信」。このサイトの送信フォームに恨みを抱く相手の名前を書き込んで送信すると、地獄少女が現れて恨みの相手を地獄に流してくれるという噂。 世間では、子供の間で流行している都市伝説に過ぎないと思われたが、そのサイトは実在していた。
登場人物
本節ではアニメ版との相違点などを中心に書くものとする。アニメ版での設定など詳細は地獄少女#主要人物を参照のこと。
- 閻魔 あい(えんま あい)
- 本作の主人公。通称「地獄少女」。見た目は黒いセーラー服を着た、寡黙で無表情、地味で目立たず大人しそうな長髪の少女だが、藁人形の赤い糸が解かれた時には、黒地に花をあしらった振袖を「変身」するが如く瞬時に着こなし、地獄流しの依頼を忠実に遂行する。
- 輪入道(わにゅうどう)
- あいの使い魔「三藁」の中では最も(妖怪)人生経験豊富と思しきリーダー的存在。通常態は和装(山高帽に袴)を粋に着こなす、禿頭の好々爺。調査を行う際、使う偽名は主に「不破龍堂」(輪入道から来たと思われる)。
- 骨女(ほねおんな)
- 三藁の一人。通常態の容姿は主に露出度が高いオフショルダーの着物を妖艶に着こなす、妙齢の美女。正体は骸骨であり、身体の一部を白骨化させることが可能(主に地獄流しの際に相手を脅す為、変化させる場合が多い)。
- あいの祖母
- あいと共に暮らしているが、いつも声や糸車を回す影しか出て来ず、名前や正体については一切不明。
- 柴田 一(しばた はじめ)
- 第四話から登場。かつては第一公民社の政治経済誌『ジャパン・ナウ』の敏腕記者だったが、現在はフリーランスの事件記者。しかし、現在では取材したスキャンダル記事を平然と当事者に売り付ける強請行為で金銭を稼ぐ等、ダーティーな仕事にも手を染めている。
- ある時「地獄少女」の存在を知ったことから、彼女の実態を追い求めるようになる。とある過去から「復讐はいけない」として、地獄少女の依頼人に執拗にその復讐を止めさせようとするが、成功したのは1回のみで大抵はあと一歩の所で失敗に終わる。当然、三藁からは邪魔者扱いされている。
- ちなみに、あいを追い求める際に乗り回していたのは、アニメでは自動車だったが、実写版ではオートバイ(車種不明)に変更されている。
- 柴田 つぐみ(しばた つぐみ)
- 第三話から登場。一の娘。母親はおらず、一と二人暮らし。アニメ版と最大の相違点として、年齢設定が小学6年生となり、一のことは「お父さん」と呼んでいる。
- あいとの邂逅以降、あいの精神とリンクするようになり、あいの発言を自分の口から発したり、予知能力であいが見ている光景を彼女自身も見ることが可能になった。当初は過去のトラウマから復讐を否定する一と違い、あいのことを「悪人をやっつける正義の味方」だと思い、一と意見が対立する事もある。
- 柴田 あゆみ(しばた あゆみ)
- 一の妻で、つぐみの母。故人で、回想シーンのみの登場。旧姓は小川。一とは他人も羨む大恋愛を経て結ばれた。
- しかし本編開始の5年前に失踪。実際には、編集長の稲垣が暴力団の依頼で一の名前を使った捏造記事を書いたことが原因で一家心中をした姉の怨みを晴らすために、喫茶店のマスターの西が地獄少女に依頼して地獄へ流したのであった。
- 西(にし)
- 柴田親子の近所の喫茶店「あるる館」のマスター。アニメ版ではほんのわずかしか出なかったが、ドラマでは主要登場人物となった。妻(母)が失踪した柴田親子をいつも気にかける。
- しかし実際は一の名前で書かれた記事が元で一家心中した姉一家の恨みを晴らすため、あゆみを地獄へ流すよう地獄少女に依頼した。
- それから5年経ち、その復讐の矛先がつぐみへと向かい、つぐみを拉致してしまう。だが一が地獄通信にアクセス、その後一がつぐみを監禁した場所を突き止めると、あいによって真実を見せられ、自分の行ったことの過ちを悟り、一の持っていた藁人形の糸を引いて自ら地獄へ流された。
- 稲垣 隆史(いながき たかし)
- 第一公民社の雑誌『ジャパン・ナウ』の編集長。マスター同様アニメ版ではわずかしか出なかったが、ドラマでは主要登場人物となった。一にとっては兄貴分として慕っていた人物であったが、5年前に柴田がニューヨークへ赴任した直後、暴力団からの依頼である会社に関する捏造記事を一の名前を使って書いたことが明らかになる。
- 大滝警部(おおたきけいぶ)
- ドラマ版オリジナルキャラクター。定年間近の刑事。一とは顔見知りで、事件に関する情報や過去の捜査資料など情報を提供していたりしていた。
キャスト
- レギュラーキャスト
- 閻魔あい:岩田さゆり
- 一目連:加藤和樹
- 骨女:杉本彩
- 輪入道:小倉久寛
- あいの祖母:松島栄利子
- 柴田一:西村和彦
- 柴田つぐみ:入江紗綾(幼少期:星ひなの)
- 柴田あゆみ:大塚ちか
- 稲垣隆史:金山一彦
- マスター(西):田中要次
- 大滝警部:渡辺哲
- オープニングナレーション:斧アツシ
- 各話ゲスト
- 第1話「ひび割れた時間」
- 第2話「箱の中の少年」
- 第3話「嬰児(みどりご)の夢」
- 第4話「逢魔の砌」
- 第5話「偽りの墓碑銘(エピタフ)」
- 第6話「約束の赤い糸」
- 第7話「甘い誘惑」
- 第8話「聖夜の奇跡」
- 第9話「偽の代償」
- 第10話「悲しみの記憶」
- 第11話「現し世の闇 前編」
- 第12話(最終回)「現し世の闇 後編」
スタッフ
- 脚本:森山あけみ、山川智子、最合のぼる、佐藤久美子
- 撮影:滝彰志、白田龍夫
- 照明:柴田信弘
- 音声:畦本真司
- VE:藤本伊知郎、岡村亮
- メイク:上野志穂
- ヘアーメイク:重久聖子
- 衣装:中村美保
- 美術:橋本優
- 編集:清水正彦
- 音響監督:石井和之
- ライン編集:稲岡靖
- MA:斉藤健二
- 主題歌:OLIVIA「Dream Catcher」
- 音楽:長谷川智樹
- 原曲:高梨康治、水谷広実
- サブタイトル:大貫洋子
- 原案:わたなべひろし
- 原作:地獄少女プロジェクト
- 製作担当:大内裕
- 記録:西川三枝子
- 広報:買場ひとみ
- 製作デスク:菊池麻里子
- 助監督:北村信彦、古川豪、海野巨人、山田晃久、大橋祥吾、渡辺淳
- 制作主任:佐々木稔、竹上俊一、江島正将
- 制作進行:江島正将
- AP:吉田邦彦
- VFXスーパーバイザー:岡野正広(GONZO REVOLUTION)
- VFXプロデューサー:戸田泰雄、佐々木博之(デジタルハリウッドエンタテインメント)
- プロデューサー:高橋秀明(日本テレビ)、佐藤禎剛(泉放送制作)、金子与志一(泉放送制作)
- 監督:長沼誠(日本テレビ)、高橋秀明(日本テレビ)、金子与志一(泉放送制作)
- 企画制作:日本テレビ
- 製作協力:泉放送制作
- 製作著作:D.N.ドリームパートナーズ、VAP
放送局
放送局 | 放送期間 | 放送曜日及び放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
日本テレビ | 2006年11月4日~2007年1月27日 | 土曜 25時20分~25時50分 | 「黄金の舌」枠内 |
静岡第一テレビ | |||
日テレプラス&サイエンス | 2007年4月6日~2007年6月22日 | 金曜 22時00分~22時30分 土曜 10時00分~10時30分 |
外部リンク
- ※順序:トップページ→ドラマ→地獄少女
日本テレビ 黄金の舌25:25~25:50枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
すべて見せちゃう!NANA特別編
|
地獄少女
|