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「パッチギ!」の版間の差分

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== 概要 ==
京都における日本人の少年と在日朝鮮人の少女との間に芽生える許されないはずの恋を中心とした青春映画という位置づけがなされており、基本は[[ロミオとジュリエット]]や[[ウェスト・サイド物語]]的なクラシックなストーリーである。ただし青春ドラマでありながら、日本人と朝鮮人にまつわる民族問題が主軸であり、また毛沢東主義に傾倒している教師や学生運動の盛り上がりなど当時の世相も盛り込まれている。他にも性・快楽・暴力とベタな要素をすべて取り入れながらも、重いテーマに笑いの要素をも取り入れたテンポの良い台詞まわしや展開で映画後半まで見る者を飽きさせない作品となっており、それがキネマ旬報をはじめ多くの映画賞を獲得する高い評価につながっている。
 
ラマにおける日本人と韓国人のカップルは、朝鮮の伝統的な男尊女卑思想のため、ほとんどの場合日本人女と韓国人男(韓国が日本を「征服」する)という組み合わせである。この点パッチギ!は例外的といえる。
 
興行面においては決して大成功というものではなかった。しかしヒロイン役を演じた沢尻エリカが女優として注目され始めたことや、韓国に対する日本での関心の高まり(劇中で登場するのは[[朝鮮籍]]である)も追い風となり、多くの映画賞を受賞し映画界において評価を受けた。
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