「地名接尾辞」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
37行目: 37行目:
=== -burg ===
=== -burg ===
* ドイツ語で Burg は[[都市]]・[[城]]を意味し、また、-burg は、ドイツ語・[[オランダ語]]・[[アフリカーンス語]]で町を意味する接尾辞である。[[英語]]の -burgh も同様。
* ドイツ語で Burg は[[都市]]・[[城]]を意味し、また、-burg は、ドイツ語・[[オランダ語]]・[[アフリカーンス語]]で町を意味する接尾辞である。[[英語]]の -burgh も同様。
* [[ヨハネスブルク]](Johanes'''burg'''、[[南アフリカ]])、[[フライブルク]](Frei'''burg'''、ドイツ)、[[ティルバーグ]](Til'''burg'''、[[オランダ]])、[[ピッツバーグ]](Pits'''burgh'''、[[アメリカ合衆国]][[ペンシルバニア州]])、[[サンクト・ペテルブルク]](Sankt-Peter'''burg'''、ロシア)
* [[ヨハネスブルク]](Johanes'''burg'''、[[南アフリカ]])、[[フライブルク]](Frei'''burg'''、ドイツ)、[[ティルバーグ]](Til'''burg'''、[[オランダ]])、[[ピッツバーグ]](Pits'''burgh'''、[[アメリカ合衆国]][[ペンシルバニア州]])、[[エディンバラ]](Edin'''burgh'''、[[スコットランド]])、[[サンクト・ペテルブルク]](Sankt-Peter'''burg'''、ロシア)


=== -polis ===
=== -polis ===

2007年3月22日 (木) 09:56時点における版

地名接尾辞(ちめいせつびじ)は接尾辞の一種で、単語のあとにつけることで場所や場所の性質を表す機能を持つ。

地名接尾辞の例

-ia

この接尾辞は広く用いられており、アジア (Asia) ・ユーラシア (Eurasia)・ポリネシア (Polynesia) ・ミクロネシア (Micronesia) ・ロシア (Russia) ・ルーマニア (Rumania) ・リベリア (Liberia) ・スロバキア (Slovakia) ・スロヴェニア (Slovenia) ・グルジア (Georgia) ・カリフォルニア (California) などの地名に見られる。

イタリア(Italia)も同様だが、州名においても多くの州がこの接尾辞を用いる。 また、-niaから変化した-gnaという接尾辞も使用する。 さらにイタリア語では他国を呼ぶ名称は-iaを付けることが多い。フランス(Francia)、ドイツ(Germania)、トルコ(Turchia)、スウェーデン(Svezia)、ノルウェー(Norvegia)、フィンランド(Finlandia)、ポーランド(Polonia)など。

-sk

スラヴ語形容詞語尾。
  • オホーツク (Okhotsk):「」を意味する Okata が Okahota に変化し、それに -sk がついて地名化したもの。元は町の名だったが、現在は海の名にも転用されている。

他にハバロフスク(Khabarovskロシア)、グダンスク(Gdańskポーランド)など。

-na

-stan

このほか、中央アジアの国の名に、キルギスタン (Kirgistan) ・パキスタン (Pakistan) ・ウズベキスタン (Uzbekistan) ・カザフスタン (Kazakhstan) ・トルクメニスタン (Turkmenistan) などの例がある。

-abad

-berg

-burg

-polis

-ton

-ville