「生徒会役員共」の版間の差分

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{{Infobox animanga/Radio
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|タイトル= <br/>アニメ『生徒会役員共』が<br/>全部わかるラジオMaxPower、<br/>略して全ラ!まっぱ!!
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== 概要 ==
== 概要 ==
男子生徒28人、女子生徒524人という桜才学園の生徒会を舞台に繰り広げられる、ほんのり下ネタまじりの[[4コマ漫画|4コマ]][[ギャグ漫画]]<ref name="natalie">{{Cite web|date=2010-4-28|url=http://natalie.mu/comic/news/31160|title=氏家ト全の4コマ「生徒会役員共」TVアニメ化が決定|publisher=[[コミックナタリー]]|accessdate=2012-3-7}}</ref>。『[[マガジンSPECIAL]]』（[[講談社]]）において2007年6月号から[[2008年]]7月号まで連載された後、『[[週刊少年マガジン]]』（講談社）に移籍し、2008年34号より引き続き連載中。なお、『週刊少年マガジン』への移籍に際して話数のカウントはリセットされており、また設定も一部変更されている<ref group="注">天草シノ・七条アリア・萩村スズ・畑ランコの学年が1年ずつ下げられ、津田タカトシと萩村スズが同学年の生徒となった。『マガジンSPECIAL』掲載時、タカトシはスズに対して敬語を使っていたが、この設定変更に伴い、単行本では口調がタメ口に変更されている。</ref>。
男子生徒28人、女子生徒524人という桜才学園の生徒会を舞台に繰り広げられる、ほんのり下ネタまじりの[[4コマ漫画|4コマ]][[ギャグ漫画]]<ref name="natalie">{{Cite web|date=2010-4-28|url=http://natalie.mu/comic/news/31160|title=氏家ト全の4コマ「生徒会役員共」TVアニメ化が決定|publisher=[[コミックナタリー]]|accessdate=2012-3-7}}</ref>。『[[マガジンSPECIAL]]』（[[講談社]]）において[[2007年]]6月号から[[2008年]]7月号まで連載された後、『[[週刊少年マガジン]]』（講談社）に移籍し、2008年34号より引き続き連載中。なお、『週刊少年マガジン』への移籍に際して話数のカウントはリセットされており、また設定も一部変更されている<ref group="注">天草シノ・七条アリア・萩村スズ・畑ランコの学年が1年ずつ下げられ、津田タカトシと萩村スズが同学年の生徒となった。『マガジンSPECIAL』掲載時、タカトシはスズに対して敬語を使っていたが、この設定変更に伴い、単行本では口調がタメ口に変更されている。</ref>。


天草シノや七条アリアをはじめとする登場人物のエロボケに、津田タカトシや萩村スズがツッコミを入れるのが基本構図である。物語の季節は現実とシンクロしており、第32話で全キャラクターが進級・進学を果たしたが、それ以降は春を迎えても登場人物の学年に変化はない。また、作者の前々作『[[女子大生家庭教師濱中アイ]]』や前作『[[アイドルのあかほん]]』とも繋がりがある。
天草シノや七条アリアをはじめとする登場人物のエロボケに、津田タカトシや萩村スズがツッコミを入れるのが基本構図である。物語の季節は現実とシンクロしており、第32話で全キャラクターが進級・進学を果たしたが、それ以降は春を迎えても登場人物の学年に変化はない。また、作者の前々作『[[女子大生家庭教師濱中アイ]]』や前作『[[アイドルのあかほん]]』とも繋がりがある。


『週刊少年マガジン』[[2010年]]22・23合併号にて[[テレビアニメ]]化が発表され<ref name="natalie" />、2010年7月から9月まで放送された。
『週刊少年マガジン』[[2010年]]22・23合併号にて[[テレビアニメ]]化が発表され<ref name="natalie" />、2010年7月から10月まで放送された<ref>{{Cite web|date=2012-4-23|url=http://www.terrafor.net/news_jr6uVNsMuM.html|title=アニメ「生徒会役員共」OVAが4月25日発売|publisher=日刊テラフォー|accessdate=2012-5-14}}</ref>。その後、2011年から[[OVA]]が発売されている。


{{ネタバレ}}
{{ネタバレ}}
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: 本作のヒロイン。桜才学園生徒会長。
: 本作のヒロイン。桜才学園生徒会長。
: 黒髪ロング<ref group="注">髪が左右ではねており、それがないと身体のバランスが上手く取れない。</ref>で容姿端麗<ref group="注">第92話で[[芸能事務所]]からスカウトを受けている。</ref>な少女。成績・運動・料理・礼儀は完璧だが、よくエロボケをかますのが難点<ref group="注">尤も、際どいエロボケを言う際には頬を赤らめたり、自分以上の変人を相手にしたときはツッコミに回ったりすることもある。</ref>。「大勢に見つめられると非常に興奮する」「背徳露出プレイを楽しむ」といった発言から、Mの可能性がある。性感帯は耳で、[[生理用品]]は[[ナプキン]]派。
: 黒髪ロング<ref group="注">髪が左右ではねており、それがないと身体のバランスが上手く取れない。</ref>で容姿端麗<ref group="注">第92話で[[芸能事務所]]からスカウトを受けている。</ref>な少女。成績・運動・料理・礼儀は完璧だが、よくエロボケをかますのが難点<ref group="注">尤も、際どいエロボケを言う際には頬を赤らめたり、自分以上の変人を相手にしたときはツッコミに回ったりすることもある。</ref>。「大勢に見つめられると非常に興奮する」「背徳露出プレイを楽しむ」といった発言から、Mの可能性がある。性感帯は耳で、[[生理用品]]は[[ナプキン]]派。
: 面倒見が良く、生徒からの人望は厚い<ref group="注">『桜才新聞』の紙面調査では98%という支持率を出している。ただし主な支持理由は「自分でなければ誰でもいい」というものだった。</ref>。クールな性格だが、楽しみなイベントの前日の晩に眠れなくなるという子供っぽい一面もある。高所恐怖症で、IT関係に疎いのが弱点。また、アリアと比べて[[貧乳]]であることにコンプレックスを抱いており<ref group="注">ただし扉絵に「自信は無いが、無いわけではない」というキャプションが付いたことがあり、[[微乳]]というほど小さくはない。</ref>、[[陰毛|下の毛]]が濃いことを気にしている。
: 面倒見が良く、生徒からの人望は厚い<ref group="注">『桜才新聞』の紙面調査では98%という支持率を出している。ただし主な支持理由は「自分でなければ誰でもいい」というものだった。</ref>。クールな性格だが、楽しみなイベントの前日の晩に眠れなくなるという子供っぽい一面もある。高所恐怖症で、IT関係に疎いのが弱点。また、アリアと比べて[[貧乳]]であることにコンプレックスを抱いており、[[陰毛|下の毛]]が濃いことを気にしている。
: 校内での人気は高く、ファンクラブも存在する。その人気から、生徒会が設置した目安箱に「タカトシがシノに手を出さないように」という投書が入れられたこともあるが、シノ自身はタカトシに好意を持っているような描写が見られる。
: 校内での人気は高く、ファンクラブも存在する。その人気から、生徒会が設置した目安箱に「タカトシがシノに手を出さないように」という投書が入れられたこともあるが、シノ自身はタカトシに好意を持っているような描写が見られる。
: 彼女の小学校時代を描いた番外編『児童会役員共』では児童会の会長を務めていた。当時からエロボケをかましており、また年下が好きであることにも言及している。
: 彼女の小学校時代を描いた番外編『児童会役員共』では児童会の会長を務めていた。当時からエロボケをかましており、また年下が好きであることにも言及している。
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: 140cm未満の低身長{{#tag:ref|漫画のコマ中やアニメの画面に姿が見えないこともしばしばで、そのときは「この辺にスズ」「スズヘッド」と書かれる<ref>{{Cite web|url=http://www.starchild.co.jp/special/seitokai/s-council/suzu.html|title=萩村スズ|publisher= すたちゃまにあ|accessdate=2012-3-7}}</ref>。|group="注"}}であることにコンプレックスを抱いている。また体質も子供っぽく、夜9時には眠くなり、昼寝をしないと身体が持たない。本人は子供扱いされることを嫌い、やや尊大な態度を取っているが、初対面の人間からは飛び級で入学した子供と勘違いされる。
: 140cm未満の低身長{{#tag:ref|漫画のコマ中やアニメの画面に姿が見えないこともしばしばで、そのときは「この辺にスズ」「スズヘッド」と書かれる<ref>{{Cite web|url=http://www.starchild.co.jp/special/seitokai/s-council/suzu.html|title=萩村スズ|publisher= すたちゃまにあ|accessdate=2012-3-7}}</ref>。|group="注"}}であることにコンプレックスを抱いている。また体質も子供っぽく、夜9時には眠くなり、昼寝をしないと身体が持たない。本人は子供扱いされることを嫌い、やや尊大な態度を取っているが、初対面の人間からは飛び級で入学した子供と勘違いされる。
: 怖いものが苦手で、怪談や幽霊の話が出ると耳を塞ぐ。また「獣くさい」という理由から動物が嫌いだが、家ではボアという名の雄犬を飼っている。
: 怖いものが苦手で、怪談や幽霊の話が出ると耳を塞ぐ。また「獣くさい」という理由から動物が嫌いだが、家ではボアという名の雄犬を飼っている。
: 作中ではタカトシと並んで常識人。シノやアリアのエロボケには慣れているが、タカトシほど的確なツッコミはできない。ただしエロボケをかますネネを友人に持ったことで、次第にツッコミのスキルを身につけつつある。
: 作中ではタカトシと並んで常識人。シノやアリアがエロボケをかますことには慣れているが、当初はタカトシほど的確なツッコミはできなかった。しかし、エロボケをかますネネを友人に持ったことで、連載が進むにつれてツッコミのスキルを身につけつつある。
: 当初「男は不衛生で汗臭い」という偏見を持っていたが、次第にタカトシに対して好意を寄せているかのような描写が見られるようになる<ref group="注">コトミ曰く「（タカトシと）よく一緒に登校している」。実際に第2巻ではタカトシの自宅まで迎えに行ったり、一緒に登校したりする描写がある。</ref>。本人曰く、タカトシは「（身長的な意味で）目標とする人物」。1年生のときはタカトシとは違うクラスだったが、2年生からはクラスメイトになる。
: 当初「男は不衛生で汗臭い」という偏見を持っていたが、次第にタカトシに対して好意を寄せているかのような描写が見られるようになる。本人曰く、タカトシは「（身長的な意味で）目標とする人物」。1年生のときはタカトシとは違うクラスだったが、2年生からはクラスメイトになる。
; 横島 ナルコ（よこしま ナルコ）
; 横島 ナルコ（よこしま ナルコ）
: 声 - [[小林ゆう]]
: 声 - [[小林ゆう]]
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: 年下の男性が好きで、タカトシのことも狙っている。現在、セフレはいるが恋人はいないようで、売れ残りにならないかと焦っている。
: 年下の男性が好きで、タカトシのことも狙っている。現在、セフレはいるが恋人はいないようで、売れ残りにならないかと焦っている。
: 既婚の妹と小学1年の甥がいるが、甥もナルコ同様下ネタに敏感に反応する。
: 既婚の妹と小学1年の甥がいるが、甥もナルコ同様下ネタに敏感に反応する。
:友達の友達の話であるが、とても名器であるらしい。


=== 桜才学園の生徒 ===
=== 桜才学園の生徒 ===
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; 五十嵐 カエデ（いがらし カエデ）
; 五十嵐 カエデ（いがらし カエデ）
: 声 - [[加藤英美里]]
: 声 - [[加藤英美里]]
: 桜才学園風紀委員長。
: 桜才学園風紀委員長。コーラス部所属。
: 規律に厳しく正義感が強いが、極度の[[男性恐怖症]]<ref group="注">男性恐怖症になった理由は、小学生時代に「男」という漢字を練習していた際に「欲求不満?」と言われたことから。</ref>。校内の見回りが日課だが、その際も男子のいるエリアは無視しているほどだが、タカトシのいる生徒会と接していくうちに、少しずつではあるが男性恐怖症を克服し始める。コーラス部に所属している。
: 規律に厳しく正義感が強いが、極度の[[男性恐怖症]]<ref group="注">男性恐怖症になった理由は、小学生時代に「男」という漢字を練習していた際に「欲求不満?」と言われたことから。</ref>。当初は校内見回りの際に男子のいるエリアは無視するほどであったが、タカトシのいる生徒会と接していくうちに、男性恐怖症を克服し始める。
; 轟 ネネ（とどろき ネネ）
; 轟 ネネ（とどろき ネネ）
: 声 - [[椎名へきる]]
: 声 - [[椎名へきる]]
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== アニメ ==
== アニメ ==
[[2010年]]7月から10月まで、[[千葉テレビ放送|チバテレビ]]ほか[[全国独立UHF放送協議会|独立UHF局]]にて[[テレビアニメ]]が放送された。全13話。
=== テレビアニメ ===
2010年7月から10月まで、[[千葉テレビ放送|チバテレビ]]ほか[[全国独立UHF放送協議会|独立UHF局]]にて放送された。全13話。アニメでは'''SYD'''という略称が設定されている。また、アニメの中の時間は2010年4月から2011年4月までという設定になっている。


テレビアニメ放送終了後、単行本第5巻の限定版にオリジナルアニメDVD（以下「OAD」）が梱包されることが発表された<ref>{{Cite web|date=2011-1-4|url=http://natalie.mu/comic/news/42779|title=下ネタは続く!「生徒会役員共」5巻限定版で再びアニメ化|publisher=コミックナタリー|accessdate=2012-3-7}}</ref>。その後、『週刊少年マガジン』2011年34号で「もうあと2回はイカせてください大プロジェクト」と題したアニメ企画が発表され、単行本第6巻の限定版にOADが梱包されることと、2012年4月25日にOVAが発売されることが発表された<ref name="OVA">{{Cite web|date=2011-7-20|url=http://natalie.mu/comic/news/53357|title=「生徒会役員共」6巻もアニメ付き!DVDの単体発売も決定|publisher=コミックナタリー|accessdate=2012-3-7}}</ref>。また、単行本第7巻については当初「何かしら楽しい企画」を考案中と予告されていた<ref name="OVA" />が、後にプロジェクトの「最後の締め」として限定版にOADが梱包されることが明らかになった<ref>{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/seitokai/|title=DVD付き『生徒会役員共』第7巻限定版 公式サイト|publisher=講談社|accessdate=2012-3-7}}</ref>。
テレビ放送版では随所に[[自主規制音]]がかぶせられているが、[[Blu-ray Disc|Blu-ray]]/[[DVD]]版では自主規制音のON/OFF機能<ref group="注">それぞれピュアVer.（自主規制音あり）/思春期Ver.（自主規制音なし）と表現されている。</ref>が付いている。なお、第2巻以降は自主規制音なしバージョンでも一部自主規制音が入っており、それについてはブックレット最終頁に【おことわり】として記載されている。


アニメでは'''SYD'''という略称が設定されている。また話数はテレビアニメ・OVAで連続してカウントされている。アニメの中の時間設定は、テレビアニメでは2010年4月から2011年3月までとなっており、第14話（OAD）から新年度を迎えている。
テレビアニメ放送終了後の2011年11月11日から、コンビニエンスストア[[セーブオン]]にて「セーブオンキャラクターくじ」が販売された<ref>{{Cite web|date=2011-11-7|url=http://natalie.mu/comic/news/59259|title=「生徒会役員共」セーブオンくじ、A賞は天草シノ目覚まし|publisher=コミックナタリー|accessdate=2012-3-7}}</ref>。


2011年11月11日から、コンビニエンスストア[[セーブオン]]にて「セーブオンキャラクターくじ」が販売された<ref>{{Cite web|date=2011-11-7|url=http://natalie.mu/comic/news/59259|title=「生徒会役員共」セーブオンくじ、A賞は天草シノ目覚まし|publisher=コミックナタリー|accessdate=2012-3-7}}</ref>。
==== スタッフ ====

=== スタッフ ===
* 監督 - [[金澤洪充]]
* 監督 - [[金澤洪充]]
* シリーズ構成 - [[中村誠 (脚本家)|中村誠]]
* シリーズ構成 - [[中村誠 (脚本家)|中村誠]]
294行目: 292行目:
* 製作 - 桜才学園生徒会室<ref group="注">OVAでは桜才学園生徒会室'''分室'''となっている。</ref>
* 製作 - 桜才学園生徒会室<ref group="注">OVAでは桜才学園生徒会室'''分室'''となっている。</ref>


==== 主題歌 ====
=== 主題歌 ===
; オープニングテーマ「[[大和撫子エデュケイション]]」
; オープニングテーマ「[[大和撫子エデュケイション]]」
: 作詞 - [[こだまさおり]] / 作曲 - [[山口朗彦]] / 編曲 - [[菊谷知樹]] / 歌 - トリプルブッキング
: 作詞 - [[こだまさおり]] / 作曲 - [[山口朗彦]] / 編曲 - [[菊谷知樹]] / 歌 - トリプルブッキング
302行目: 300行目:
: 作詞・作曲 - 高橋菜々 / 編曲 - [[Yu-pan|YUPA]] / 歌 - トリプルブッキング
: 作詞・作曲 - 高橋菜々 / 編曲 - [[Yu-pan|YUPA]] / 歌 - トリプルブッキング


==== 各話リスト ====
=== 各話リスト ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
|-
387行目: 385行目:
| ||児童会役員共
| ||児童会役員共
|-
|-
|rowspan="4"|#16<br />（OAD）||A||気分は青空 会長はブルー||rowspan="4"|寺野勇樹<br />鈴木祥子
|rowspan="4"|#16<br />（OVA）||A||気分は青空 会長はブルー||rowspan="4"|寺野勇樹<br />鈴木祥子
|-
|-
|B||ハイリスクが気持ちいい
|B||ハイリスクが気持ちいい
396行目: 394行目:
|}
|}


==== 放送局 ====
=== 放送局 ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
|-
418行目: 416行目:
|}
|}


==== 関連CD ====
=== Blu-ray Disc, DVD ===
テレビ放送では随所に[[自主規制音]]がかぶせられているが、[[Blu-ray Disc|Blu-ray]]/[[DVD]]版では自主規制音のON/OFF機能<ref group="注">それぞれピュアVer.（自主規制音あり）/思春期Ver.（自主規制音なし）と表現されている。</ref>が付いている。なお、第2巻以降は自主規制音なしバージョンでも一部自主規制音が入っており、それについてはブックレット最終頁に【おことわり】として記載されている。

{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
!巻数
!発売日
!収録内容
!規格品番(Blu-ray/DVD)
|-
| 生徒会役員共 1
| [[2010年]][[8月4日]]
| 第1話 - 第2話
| KIXA-90048 / KIBA-1778
|-
| 生徒会役員共 2
| 2010年[[8月25日]]
| 第3話 - 第4話
| KIXA-90049 / KIBA-1779
|-
| 生徒会役員共 3
| 2010年[[9月8日]]
| 第5話 - 第6話
| KIXA-90050 / KIBA-1780
|-
| 生徒会役員共 4
| 2010年[[9月22日]]
| 第7話 - 第8話
| KIXA-90051 / KIBA-1781
|-
| 生徒会役員共 5
| 2010年[[10月6日]]
| 第9話 - 第10話
| KIXA-90052 / KIBA-1782
|-
| 生徒会役員共 6
| 2010年[[10月27日]]
| 第11話 - 第13話
| KIXA-90053 / KIBA-1783
|-
| 生徒会役員共OVA
| [[2012年]][[4月25日]]
| 第16話
| KIXA-188 / KIBA-1956
|}

=== サウンドトラック ===
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead" style="text-align: left;">{{Anchor|生徒会役員共 オリジナルサウンドトラック|生徒会役員共 オリジナルサウンドトラック}}</div>
<div class="NavHead" style="text-align: left;">{{Anchor|生徒会役員共 オリジナルサウンドトラック|生徒会役員共 オリジナルサウンドトラック}}</div>
551行目: 595行目:
}}
}}
</div></div>
</div></div>
* 「アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオ、略して全ラ!」の全て その壱（2010年12月22日発売）
* 「アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオ、略して全ラ!」の全て その弐（{{和暦|2011}}1月26日発売）

==== Blu-ray Disc, DVD ====
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
!巻数
!発売日
!収録内容
!規格品番(Blu-ray/DVD)
|-
| 生徒会役員共 1
| [[2010年]][[8月4日]]
| 第1話 - 第2話
| KIXA-90048 / KIBA-1778
|-
| 生徒会役員共 2
| 2010年[[8月25日]]
| 第3話 - 第4話
| KIXA-90049 / KIBA-1779
|-
| 生徒会役員共 3
| 2010年[[9月8日]]
| 第5話 - 第6話
| KIXA-90050 / KIBA-1780
|-
| 生徒会役員共 4
| 2010年[[9月22日]]
| 第7話 - 第8話
| KIXA-90051 / KIBA-1781
|-
| 生徒会役員共 5
| 2010年[[10月6日]]
| 第9話 - 第10話
| KIXA-90052 / KIBA-1782
|-
| 生徒会役員共 6
| 2010年[[10月27日]]
| 第11話 - 第13話
| KIXA-90053 / KIBA-1783
|-
| 生徒会役員共OVA
| [[2012年]][[4月25日]]
| 第16話
| KIXA-188 / KIBA-1956
|}

==== OVA ====
テレビアニメ放送終了後の2011年、単行本第5巻の限定版にオリジナルアニメDVDが梱包されることが発表された<ref>{{Cite web|date=2011-1-4|url=http://natalie.mu/comic/news/42779|title=下ネタは続く!「生徒会役員共」5巻限定版で再びアニメ化|publisher=コミックナタリー|accessdate=2012-3-7}}</ref>。その後、『週刊少年マガジン』2011年34号で「もうあと2回はイカせてください大プロジェクト」と題したアニメ企画が発表され、単行本第6巻の限定版にオリジナルアニメDVDが梱包されることと、2012年4月25日にオリジナルアニメDVD『'''生徒会役員共OVA'''』が発売されることが発表された<ref name="OVA">{{Cite web|date=2011-7-20|url=http://natalie.mu/comic/news/53357|title=「生徒会役員共」6巻もアニメ付き!DVDの単体発売も決定|publisher=コミックナタリー|accessdate=2012-3-7}}</ref>。また、単行本第7巻については当初「何かしら楽しい企画」を考案中と予告されていた<ref name="OVA" />が、後にプロジェクトの「最後の締め」として限定版にオリジナルアニメDVDが梱包されることが明らかになった<ref>{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/seitokai/|title=DVD付き『生徒会役員共』第7巻限定版 公式サイト|publisher=講談社|accessdate=2012-3-7}}</ref>。


=== Webラジオ ===
=== Webラジオ ===
==== 概要 ====
テレビアニメの放送に関連して、2010年[[7月14日]]から[[12月29日]]まで、[[アニメイトTV]]にてWebラジオ「アニメ『生徒会役員共』が全部わかるラジオ、略して全ラ!」が配信された。パーソナリティは固定されず、「桜才学園の生徒たち」として毎回異なる声優陣が担当した。
テレビアニメの放送に関連して、2010年[[7月14日]]から[[12月29日]]まで、[[アニメイトTV]]にてWebラジオ「アニメ『生徒会役員共』が全部わかるラジオ、略して全ラ!」が配信された。パーソナリティは固定されず、「桜才学園の生徒たち」として毎回異なる声優陣が担当した。


旬の声優陣がリラックスしたムードで繰り広げる<ref name="購買部">{{Cite web|url=http://www.starchild.co.jp/special/seitokai/release/|title=生徒会役員共 購買部 CD|publisher=すたちゃまにあ|accessdate=2012-3-7}}</ref>絶妙に自主規制音で隠しながらのギリギリなトーク展開<ref name="ニュース">{{Cite web|date=2011-12-14|url=http://www.animate.tv/news/details.php?id=1323748161|title=2012年1月、『全ラ』復活!今度は『まっぱ』!?|publisher=アニメイトTV|accessdate=2012-3-7}}</ref>や、唐突に入る「時報」などの独特な演出<ref name="ニュース" />が話題を呼び、アニメイトTVにて1週間で再生数3万回を記録した<ref name="購買部" />。
旬の声優陣がリラックスしたムードで繰り広げる<ref name="購買部">{{Cite web|url=http://www.starchild.co.jp/special/seitokai/release/|title=生徒会役員共 購買部 CD|publisher=すたちゃまにあ|accessdate=2012-3-7}}</ref>絶妙に自主規制音で隠しながらのギリギリなトーク展開<ref name="ニュース">{{Cite web|date=2011-12-14|url=http://www.animate.tv/news/details.php?id=1323748161|title=2012年1月、『全ラ』復活!今度は『まっぱ』!?|publisher=アニメイトTV|accessdate=2012-3-7}}</ref>や、唐突に入る「時報」などの独特な演出<ref name="ニュース" />が話題を呼び、アニメイトTVにて1週間で再生数3万回を記録した<ref name="購買部" />。


2010年12月の終了後も復活を望む声が絶えず<ref name="ニュース" />、[[2011年]][[10月5日]]からアニメイトTVで再配信が行われた。その後、2012年1月11日から「アニメ『生徒会役員共』が全部わかるラジオMaxPower、略して全ラ!まっぱ!!』としてリニューアル復活した<ref name="ニュース" />。
2010年12月の終了後も復活を望む声が絶えず<ref name="ニュース" />、[[2011年]][[10月5日]]からアニメイトTVで再配信が行われた。その後、2012年1月11日から「アニメ『生徒会役員共』が全部わかるラジオMaxPower、略して全ラ!まっぱ!!」としてリニューアル復活した<ref name="ニュース" />。


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|2012年[[4月18日]]||朝は全ラが相場だよ
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|2012年[[4月25日]]||「俺は………じゃないからね!!」
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==== DJCD ====
* アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオ、略して全ラ!の全て その壱（2010年[[12月22日]]発売）
* アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオ、略して全ラ!の全て その弐（2011年[[1月26日]]発売）
* アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオMaxPower、略して全ラ!まっぱ!! DJCD Vol.1（2012年[[4月25日]]発売）


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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=== 出典 ===
=== 出典 ===
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=== 講談社コミックプラス ===
=== 講談社コミックプラス ===
以下の出典は『[http://kc.kodansha.co.jp/ 講談社コミックプラス]』（講談社）内のページ。[[#書誌情報|書誌情報]]の発売日の出典としている。
以下の出典は『[http://kc.kodansha.co.jp/ 講談社コミックプラス]』（講談社）内のページ。[[#書誌情報|書誌情報]]の発売日の出典としている。

2012年5月14日 (月) 09:43時点における版

Template:継続中の作品

生徒会役員共
ジャンル 4コマ、ギャグ、学園
漫画
作者 氏家ト全
出版社 講談社
掲載誌 マガジンSPECIAL→週刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
発表期間 2007年6月号 - 2008年7月号（マガジンSPECIAL）
2008年34号 - 連載中（週刊少年マガジン）
巻数 既刊6巻（2012年3月現在）
アニメ
原作 氏家ト全
監督 金澤洪充
シリーズ構成 中村誠
脚本 小山知子
中村誠
キャラクターデザイン 古田誠
音楽 森悠也
アニメーション制作 GoHands
製作 桜才学園生徒会室
放送局 tvk他（8局）
放送期間 2010年7月3日 - 2010年9月25日
話数 全13話
OVA
原作 氏家ト全
監督 金澤洪充
シリーズ構成 中村誠
キャラクターデザイン 古田誠
アニメーション制作 GoHands
製作 桜才学園生徒会室分室
発表期間 2011年4月15日 -
話数 3話（2012年4月現在）
インターネットラジオ：
アニメ『生徒会役員共』が
全部わかるラジオ、略して全ラ!
配信期間 2010年7月14日 - 2010年12月29日
配信サイト アニメイトTV
配信日 毎週水曜日
配信回数 全24回
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 桜才学園の生徒たち
インターネットラジオ：
アニメ『生徒会役員共』が
全部わかるラジオMaxPower、
略して全ラ!まっぱ‼
配信期間 2012年1月11日 - 放送中
配信サイト アニメイトTV
配信日 毎週水曜日
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 桜才学園の生徒たち
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画・アニメ
ポータル 漫画・アニメ・ラジオ
Template:漫画 は
廃止されました
関連項目
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漫画作品（日本）
漫画家（日本）
漫画原作者
漫画雑誌（日本）
カテゴリ
漫画作品
漫画
漫画家
プロジェクト
漫画作品
漫画家
漫画雑誌
週刊少年ジャンプ
ポータル
漫画

『生徒会役員共』（せいとかいやくいんども）は、氏家ト全による日本の少年漫画、およびそれを原作としたアニメ。

概要

男子生徒28人、女子生徒524人という桜才学園の生徒会を舞台に繰り広げられる、ほんのり下ネタまじりの4コマギャグ漫画[1]。『マガジンSPECIAL』（講談社）において2007年6月号から2008年7月号まで連載された後、『週刊少年マガジン』（講談社）に移籍し、2008年34号より引き続き連載中。なお、『週刊少年マガジン』への移籍に際して話数のカウントはリセットされており、また設定も一部変更されている[注 1]。

天草シノや七条アリアをはじめとする登場人物のエロボケに、津田タカトシや萩村スズがツッコミを入れるのが基本構図である。物語の季節は現実とシンクロしており、第32話で全キャラクターが進級・進学を果たしたが、それ以降は春を迎えても登場人物の学年に変化はない。また、作者の前々作『女子大生家庭教師濱中アイ』や前作『アイドルのあかほん』とも繋がりがある。

『週刊少年マガジン』2010年22・23合併号にてテレビアニメ化が発表され[1]、2010年7月から10月まで放送された[2]。その後、2011年からOVAが発売されている。

注意：以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。

あらすじ

舞台は、少子化の影響で女子校から共学校となった私立高校・桜才学園。新入生の津田タカトシは、ひょんなことから生徒会長・天草シノによって生徒会副会長に任命される。一般に堅いイメージがある生徒会だが、桜才学園の生徒会には癖のあるメンバーが待ち受けていた。

登場人物

生徒会関係者

津田 タカトシ（つだ タカトシ）
声 - 浅沼晋太郎、小林ゆう（幼少時）
本作の主人公。桜才学園生徒会の副会長。
周囲の人物のエロボケに対して的確なツッコミを入れる常識人。童貞で、ライトなM体質。時折生徒会の仕事に遅刻することもあるが、仕事ぶりは基本的に真面目。学業成績は他の役員と比べると平凡だが、隠れた文才がある[注 2]。
高校受験では桜才学園と英陵高校に合格していたが、「家から近い」という理由から桜才学園に進学した。桜才学園でのクラスは1-A→2-B。小学校では野球、中学校ではサッカーをやっていたが、桜才学園では部活には所属していない。
シノをはじめ複数の女子から好意を寄せられている節があるが、タカトシ自身がそれに気付いている描写はない。
天草 シノ（あまくさ シノ）
声 - 日笠陽子
本作のヒロイン。桜才学園生徒会長。
黒髪ロング[注 3]で容姿端麗[注 4]な少女。成績・運動・料理・礼儀は完璧だが、よくエロボケをかますのが難点[注 5]。「大勢に見つめられると非常に興奮する」「背徳露出プレイを楽しむ」といった発言から、Mの可能性がある。性感帯は耳で、生理用品はナプキン派。
面倒見が良く、生徒からの人望は厚い[注 6]。クールな性格だが、楽しみなイベントの前日の晩に眠れなくなるという子供っぽい一面もある。高所恐怖症で、IT関係に疎いのが弱点。また、アリアと比べて貧乳であることにコンプレックスを抱いており、下の毛が濃いことを気にしている。
校内での人気は高く、ファンクラブも存在する。その人気から、生徒会が設置した目安箱に「タカトシがシノに手を出さないように」という投書が入れられたこともあるが、シノ自身はタカトシに好意を持っているような描写が見られる。
彼女の小学校時代を描いた番外編『児童会役員共』では児童会の会長を務めていた。当時からエロボケをかましており、また年下が好きであることにも言及している。
七条 アリア（しちじょう アリア）
声 - 佐藤聡美
桜才学園生徒会書記。
裕福な実家に生まれたお嬢様。学業成績は優秀で、稽古事も多数こなしている。加えて巨乳でプロポーションも良い。しかしシノ以上に下ネタが好きで、唐突に重い下ネタジョークを飛ばす[3]。アナルフェチで露出癖があるかのような描写も見られる。普段から貞操帯を着用し、鍵はメイドのサヤカが管理している。生理用品はタンポン派。
温和でおっとりとしており、天然の気もある。一方で、事あるごとにタカトシを「ペットにしたい」と発言するなど、女王様気質もある模様。
萩村 スズ（はぎむら スズ）
声 - 矢作紗友里
桜才学園生徒会会計。
IQ180の天才で、帰国子女。10桁の暗算は朝飯前で、日本語の他に英語・イタリア語・スペイン語・フランス語を話せる。学業成績は優秀で、雑学についても博識。またスポーツも得意。
140cm未満の低身長[注 7]であることにコンプレックスを抱いている。また体質も子供っぽく、夜9時には眠くなり、昼寝をしないと身体が持たない。本人は子供扱いされることを嫌い、やや尊大な態度を取っているが、初対面の人間からは飛び級で入学した子供と勘違いされる。
怖いものが苦手で、怪談や幽霊の話が出ると耳を塞ぐ。また「獣くさい」という理由から動物が嫌いだが、家ではボアという名の雄犬を飼っている。
作中ではタカトシと並んで常識人。シノやアリアがエロボケをかますことには慣れているが、当初はタカトシほど的確なツッコミはできなかった。しかし、エロボケをかますネネを友人に持ったことで、連載が進むにつれてツッコミのスキルを身につけつつある。
当初「男は不衛生で汗臭い」という偏見を持っていたが、次第にタカトシに対して好意を寄せているかのような描写が見られるようになる。本人曰く、タカトシは「（身長的な意味で）目標とする人物」。1年生のときはタカトシとは違うクラスだったが、2年生からはクラスメイトになる。
横島 ナルコ（よこしま ナルコ）
声 - 小林ゆう
桜才学園生徒会顧問。英語科教師。
桜才学園のOGであり、学園物ドラマへの憧れとエロ妄想が得意という適性から教師になった。性格は不真面目で、生徒から信頼されるよりも蔑まれることで刺激や興奮を求めようとする傾向がある。なお、体調を崩すと常識人になる。
年下の男性が好きで、タカトシのことも狙っている。現在、セフレはいるが恋人はいないようで、売れ残りにならないかと焦っている。
既婚の妹と小学1年の甥がいるが、甥もナルコ同様下ネタに敏感に反応する。

桜才学園の生徒

畑 ランコ（はた ランコ）
声 - 新井里美
桜才学園新聞部部長。
常にポーカーフェイス[注 8]で冷静だが、エロボケを連発する変人。
ゴシップ系ジャーナリズムの持ち主で、常にカメラを持ち歩いてネタを探している。シノとタカトシが交際しているという噂を学園に流しており、タカトシとシノの相合い傘のツーショットを隠し撮りしたこともある。またシノの寝姿写真を販売しようとするなど、新聞部の活動を金儲けに利用していたりもする。
アニメではランコを演じた新井の怪演[注 9]に加え、漫画よりもオーバーリアクションが目立ち、より動的に表現されている。
三葉 ムツミ（みつば ムツミ）
声 - 小見川千明
タカトシのクラスメイト。
大の格闘技好きで、柔道二段の実力者。柔道部を創設すべく生徒会を訪れ、後に柔道部が認可されると部長に就任し、柔道部を桜才学園の運動部では初となるインターハイ出場へ導く。一方で勉強は苦手で、国語が得意と自称しながら、「薔薇」という漢字をわざと間違えたスズの引っ掛けを見破れなかった。
登場人物の中では最も純情で、下ネタをはじめとする冗談の一切が通じない。将来の夢は「おヨメさん」。言動からタカトシに対する好意を窺わせるが、本人は自覚していない。
痩せの大食い（体重は48kg以下）。乗り物酔いしやすく、水上騎馬戦では騎馬役の上に乗っただけで吐き気を催していた。
五十嵐 カエデ（いがらし カエデ）
声 - 加藤英美里
桜才学園風紀委員長。コーラス部所属。
規律に厳しく正義感が強いが、極度の男性恐怖症[注 10]。当初は校内見回りの際に男子のいるエリアは無視するほどであったが、タカトシのいる生徒会と接していくうちに、男性恐怖症を克服し始める。
轟 ネネ（とどろき ネネ）
声 - 椎名へきる
スズの友人。ロボット研究会[注 11]に所属している。
重度の変態で、学校に私物のバイブを持ち込み、普段から着用している。ロボット研究会に入部したのもバイブの強い振動を求めるためで、部室には不自然なスイッチのあるこけしが常備されている。
2年に進級した際にスズ・タカトシ・ムツミと同じクラスになる。
津田 コトミ（つだ コトミ）
声 - 下田麻美
タカトシの妹。当初は中学生だったが、第33話から桜才学園に入学する。
5歳のときにサンタクロースの性癖に言及するなど幼い頃から下ネタをかましており、現在もその路線は変わっていない。他人に見られたり罵声を浴びせられたりすると興奮するらしく、Mの可能性が高い。最近では中二病のような言動も見せるようになり、タカトシをはじめとする周りの人間から心配されている。
タカトシとの兄妹仲は良好で、タカトシのツッコミはコトミのエロボケによって鍛えられている。タカトシの性的嗜好については把握済で、よくタカトシの部屋でH本を探している。下の毛はまだ生えていないらしいが、胸はシノ以上にある。
時（とき）
声 - 日野未歩
コトミの友人で、通称「トッキー」。
強面で愛想が悪く、不良っぽい雰囲気を漂わせているが、実はドジっ娘で方向音痴。また性格は律儀で、作中では投げ捨てたゴミがゴミ箱に入らなかったらしっかり拾い直してゴミ箱に捨てるといった行動を見せている。
空手の有段者で、同時に5～6人を相手どることができる。入学当初は部活には所属していなかったが、後にムツミからスカウトを受けて柔道部所属となる（階級は52kg以下級）。
基本的には常識人であり、下ネタに対しては冷淡。最初はシノたちのエロボケにツッコまないようにしていたが、次第にツッコミも見せるようになる。
柳本 ケンジ（やなぎもと ケンジ）
声 - 白石稔
タカトシのクラスメイト。眼鏡を掛けた男子。
中里 チリ（なかざと チリ）
声 - 寺本來可
短髪の柔道部員。ムツミがタカトシに気があることに感付いている。
海辺 ナナコ（うみべ ナナコ）
声 - 安済知佳
柔道部員。インターハイ出場による壮行会での挨拶では緊張のあまり噛みまくっていた。

一般人

出島 サヤカ（でじま サヤカ）
声 - 田村睦心
七条家専属のメイド。冷静沈着で有能なメイドで、アリアの身の回りの世話から車での送迎までこなすが、その正体は重度の変態で、毎晩七条邸にて目隠し状態で散歩プレイをしている。ちなみにメイドになる前は、（肛門などの）開発関係やSM嬢など風俗関係の仕事をしていた。
アリアが好きであると公言し、彼女のことになると人が変わったように情動的になる。目が悪くコンタクトを付けているが、作中では目を瞑っている描写が多い。
魚見（うおみ）
声 - 斎藤千和
英陵高校の生徒会長。シノとは同類で気が合い、彼女から「ウオミー」と呼ばれる。ショタコン。
タカトシ・コトミ兄妹とは、互いの親戚同士が結婚したことにより親戚になる。タカトシのことは「タカくん」と呼んでいる。
スズの母
声 - 松来未祐
風呂上りに裸Yシャツになる、他人を出迎える際に泡風呂や女体盛りを妄想するなど、娘とは正反対の変人。スズが門限を過ぎて帰った際には、娘が大人になったと喜んだ。
小山（こやま）
声 - 加藤英美里
番外編『児童会役員共』に登場した教育実習生。シノのエロボケに翻弄される。
アリアの父
声 - 利根健太朗
OAD「児童会役員共」に後ろ姿で登場。アリアの「出生の秘密」を当時小学生の娘に明かす。
アリアの母
声 - 藤田昌代
OAD「児童会役員共」に後ろ姿で登場。七条家の庭にそびえ立つ木がアリアの両親にとって思い出の木であることを娘に打ち明ける。

その他

トリプルブッキング
作者の前作『アイドルのあかほん』に登場する3人組のアイドルユニット。本作では「すごい有名」なユニットとして知られている。
天野 ミサキ（あまの ミサキ）
声 - 寺本來可
作者の前々作『女子大生家庭教師濱中アイ』の登場人物。番外編『児童会役員共』に登場し、シノのエロボケに対するツッコミ役を務めた。
第3巻に掲載された『児童会役員共』後日談にてシノとタカトシの2人に出会い、シノのエロボケに対する気苦労という共通点から、タカトシと意気投合する。
若田部 アヤナ（わかたべ アヤナ）
『女子大生家庭教師濱中アイ』の登場人物。第5巻のおまけ漫画に登場。
英陵高校の文化祭で、迷子になったスズと出会う。

用語

桜才学園（おうさいがくえん）
本作の舞台。伝統ある私立の進学校。元は女子校であったが、少子化の影響を受けて創立50周年の2008年度[注 12]から共学化した。共学化初年度の生徒数は男子28人、女子524人。
校則は厳しく、校内恋愛や染髪、廊下を走ること、ジャージで下校することなどが禁止されている。買い食いも禁止されており、昼食は弁当か学食。生徒の間では様々な伝説が伝わっており、その1つに「中庭の木の下で告白すると恋が成就する」という伝説がある。
文化祭は「桜才祭」といい、水着審査ありのミスコンなどが開催される。後夜祭ではフォークダンスを踊る。
桜才学園生徒会（おうさいがくえんせいとかい）
本作の主要人物が所属している組織。会長はシノ、副会長はタカトシ、書記はアリア、会計はスズ。顧問はナルコが務めている。
生徒会役員は考査で学年20位以内に入ることがノルマとなっている。また、タカトシがシノの一存で副会長に任命され、後にシノから次期生徒会長に指名されたことから、現行役員が後任を指名する形で引き継ぎが行われる模様。
桜才学園のホームページには生徒会のコーナーがある。また、過去に新聞部の協力で生徒会新聞が発行されたこともある。

書誌情報

単行本

関連書籍

  • 氏家ト全・週刊少年マガジン編集部『生徒会役員共＆オールキャラクターズ』 講談社〈KCデラックス〉、2010年8月17日第1刷発行（2010年8月17日発売[講 10]）、ISBN 978-4-06-375967-9
  • 氏家ト全・週刊少年マガジン編集部『アニメ生徒会役員共オフィシャルガイド桜才学園生徒会活動報告』 講談社〈KCデラックス〉、2010年12月17日第1刷発行（2010年12月17日発売[講 11]）、ISBN 978-4-06-376007-1

アニメ

2010年7月から10月まで、チバテレビほか独立UHF局にてテレビアニメが放送された。全13話。

テレビアニメ放送終了後、単行本第5巻の限定版にオリジナルアニメDVD（以下「OAD」）が梱包されることが発表された[7]。その後、『週刊少年マガジン』2011年34号で「もうあと2回はイカせてください大プロジェクト」と題したアニメ企画が発表され、単行本第6巻の限定版にOADが梱包されることと、2012年4月25日にOVAが発売されることが発表された[8]。また、単行本第7巻については当初「何かしら楽しい企画」を考案中と予告されていた[8]が、後にプロジェクトの「最後の締め」として限定版にOADが梱包されることが明らかになった[9]。

アニメではSYDという略称が設定されている。また話数はテレビアニメ・OVAで連続してカウントされている。アニメの中の時間設定は、テレビアニメでは2010年4月から2011年3月までとなっており、第14話（OAD）から新年度を迎えている。

2011年11月11日から、コンビニエンスストアセーブオンにて「セーブオンキャラクターくじ」が販売された[10]。

スタッフ

  • 監督 - 金澤洪充
  • シリーズ構成 - 中村誠
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 古田誠
  • 美術監督 - 野村正信
  • 色彩設定 - 小松さくら
  • 撮影監督 - 江間常高
  • 編集 - 肥田文
  • 音楽 - 森悠也
  • 音響監督 - 高橋秀雄
  • プロデューサー - 針生雅行、中西豪
  • アニメーション制作 - GoHands
  • 製作 - 桜才学園生徒会室[注 15]

主題歌

オープニングテーマ「大和撫子エデュケイション」
作詞 - こだまさおり / 作曲 - 山口朗彦 / 編曲 - 菊谷知樹 / 歌 - トリプルブッキング
エンディングテーマ「蒼い春」（第1話 - 第12話、第14話 - 第16話）
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 編曲 - KATSU / 歌 - angela
挿入歌「情熱の花」（第6話）
作詞・作曲 - 高橋菜々 / 編曲 - YUPA / 歌 - トリプルブッキング

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
#1 A 桜の木の下で 小山知子 金澤洪充 古田誠（レイアウト・アニメーション）
石森愛（キャラクター）
B 毎回続くのこの感じ?!
C とりあえず脱いでみようか
#2 A 時に君はSかMか 中村誠
小山知子		 金澤洪充 池畠博史 古田誠（レイアウト・アニメーション）
平口季美子（キャラクター）
B ならば君のその力を試させてもらおう
C きらきらと輝くこいつはお主のなんだ?
#3 A 我ながら見事な包み具合だ 杉生祐一 寺野勇樹
B 会長!もっと裾を広げちゃってください!
C もう満腹なのか?!
#4 A だから見えないところで着崩している 小山知子 安川勝
金澤洪充		 金澤洪充 大河原晴男
B おめでたー
C だから私はここまででいい
#5 A お尻、大変でしょ? 池畠博史 長坂寛治
B 欲求不満なだけだ!
C 私もパンをくわえて登校しなきゃ!
#6 A 津田くんは読まないわ!使うのよ! 中村誠
小山知子		 金澤洪充 杉生祐一 古田誠（レイアウト・アニメーション）
平口季美子（キャラクター）
B 受けがあるなら攻めがあるだろー!
C いや、服は着て来い
#7 A だんだん大きくなってくわ 渡邊哲哉 寺野勇樹
B 津田くんはボーイズラブ
#8 A あ?!お前は朝のイチゴパンツ! 小山知子 菊池勝也 古田誠（総作画監督）
関口雅浩
B 筆おろしが流行るかもしれん
C みんなの分まで私が戦う!
#9 A いくらで買います? 中村誠
小山知子		 杉生祐一 古田誠
B なるほど!関係ないな!俺たち!
C ベネズエラ
#10 A メイドは見た!お嬢様の淫らな（略） 小山知子 金澤洪充 松本卓也
平口季美子
B 俺にそんなキャラ設定はない
C 私でよければ付き合うが
#11 A それは津田君の使用済みティッシュ[注 16] 池畠博史 石森愛
長坂寛治
B 下着もつけたほうがいい?
C サンタさんの性癖
#12 A 一般的な恥じらいです 中村誠
小山知子		 金澤洪充 杉生祐一 松本卓也
平口季美子
古田誠
B 制服は半脱ぎが相場だよ
C 君なりの露出プレイじゃなかったのか?
#13 生徒会役員共!乙! 池畠博史
金澤洪充		 金澤洪充 古田誠（レイアウト・アニメーション）
井元一彰（キャラクター）
石森愛（キャラクター）
内田孝行（キャラクター）
#14
（OAD）		 帰ってきた生徒会役員共 小山知子 金澤洪充 杉生祐一 松本卓也
#15
（OAD）		 A はんぱない兄貴 金澤洪充 古田誠（レイアウト・アニメーション）
舛田裕美（キャラクター）
B 大変な仕事も笑顔でこなすスズちゃんはエライなあ（轟談）
児童会役員共
#16
（OVA）		 A 気分は青空 会長はブルー 寺野勇樹
鈴木祥子
B ハイリスクが気持ちいい
C 道着の勲章
D 桜才・英稜 学園交流会!

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
神奈川県 tvk 2010年7月3日 - 9月25日 土曜 24:30 - 25:00 独立UHF局
千葉県 チバテレ 2010年7月4日 - 9月26日 日曜 23:30 - 24:00
埼玉県 テレ玉 日曜 25:00 - 25:30
兵庫県 サンテレビ 2010年7月5日 - 9月27日 月曜 24:00 - 24:30
京都府 KBS京都 月曜 25:00 - 25:30
東京都 TOKYO MX 月曜 25:30 - 26:00
愛知県 テレビ愛知 2010年7月6日 - 9月28日 火曜 25:28 - 25:58 テレビ東京系列 系列キー局では唯一放送。
日本全域 AT-X 2010年7月10日 - 10月6日 土曜 8:30 - 9:00 CSチャンネル リピート放送あり。

Blu-ray Disc, DVD

テレビ放送では随所に自主規制音がかぶせられているが、Blu-ray/DVD版では自主規制音のON/OFF機能[注 17]が付いている。なお、第2巻以降は自主規制音なしバージョンでも一部自主規制音が入っており、それについてはブックレット最終頁に【おことわり】として記載されている。

巻数 発売日 収録内容 規格品番(Blu-ray/DVD)
生徒会役員共 1 2010年8月4日 第1話 - 第2話 KIXA-90048 / KIBA-1778
生徒会役員共 2 2010年8月25日 第3話 - 第4話 KIXA-90049 / KIBA-1779
生徒会役員共 3 2010年9月8日 第5話 - 第6話 KIXA-90050 / KIBA-1780
生徒会役員共 4 2010年9月22日 第7話 - 第8話 KIXA-90051 / KIBA-1781
生徒会役員共 5 2010年10月6日 第9話 - 第10話 KIXA-90052 / KIBA-1782
生徒会役員共 6 2010年10月27日 第11話 - 第13話 KIXA-90053 / KIBA-1783
生徒会役員共OVA 2012年4月25日 第16話 KIXA-188 / KIBA-1956

サウンドトラック

生徒会役員共 オリジナルサウンドトラック
『生徒会役員共
オリジナルサウンドトラック』
生徒会役員共 の サウンドトラック
リリース
録音 2010年
日本の旗 日本
ジャンル サウンドトラック
時間
レーベル キングレコード
プロデュース 中西豪
チャート最高順位
  • シノ盤
  • アリア盤
    • 285位（オリコン）
生徒会役員共 アルバム 年表
-生徒会役員共 オリジナルサウンドトラック
（2010年）		-
テンプレートを表示

2010年（平成22年）10月27日にキングレコードから発売された。アリア盤とシノ盤の2種類がリリースされ、各CDにはテレビアニメ本編のBGMとシチュエーションドラマ、格言集を収録している。CDジャケットには、それぞれ天草シノ、七条アリアがそれぞれチョコバナナとアイスクリームを食べている様子が描かれている。全楽曲とも森悠也が手掛けている。

収録曲
シノ盤
全25曲
#タイトル作詞作曲時間
1.「生徒会役員共のマーチ」 森悠也
2.「はじまりはじまり」 森悠也
3.「朝の風景」 森悠也
4.「生徒会の日常」 森悠也
5.「低空飛行」 森悠也
6.「いきなりキレなくても…」 森悠也
7.「私立桜才学園第一応援歌」 森悠也
8.「私立桜才学園大運動会」 森悠也
9.「チャンチャン」 森悠也
10.「燃えよタカトシ」 森悠也
11.「進め!役員共!」 森悠也
12.「さすが先輩!」 森悠也
13.「ぱぱらっち?」 森悠也
14.「来た来た」 森悠也
15.「和の魂」 森悠也
16.「怖っ!?」 森悠也
17.「夏だ!海だ!ドライブだ!!」 森悠也
18.「風の大地」 森悠也
19.「ぴろぴぱっぱ」 森悠也
20.「Mr.J」 森悠也
21.「クリスマスの夜に」 森悠也
22.「せーのっ」 森悠也
23.「お菓子作り 編（おまけ 〜シノの日常〜）」 森悠也
24.「天草会長に質問 編（おまけ 〜シノの日常〜）」 森悠也
25.「自宅でのシノちゃん 編（おまけ 〜シノの日常〜）」 森悠也
アリア盤
全19曲
#タイトル作詞作曲時間
1.「シノとタカトシ」 森悠也
2.「静かな朝なのに」 森悠也
3.「変なの」 森悠也
4.「パーティーしましょ」 森悠也
5.「そんなトコ…」 森悠也
6.「背徳のサクラ」 森悠也
7.「小さいものが一生懸命」 森悠也
8.「大邸宅にて」 森悠也
9.「教えてあげるっ」 森悠也
10.「やんなっちゃった」 森悠也
11.「ゆったりすっきりのんびり」 森悠也
12.「夜の…」 森悠也 
13.「じかはつでん。」 森悠也
14.「雨の日の出来事」 森悠也
15.「僕のたからもの」 森悠也
16.「生徒会役員共のマーチ 〜アコースティック〜」 森悠也
17.「ネコと戯れる 編（おまけ 〜アリアの日常〜）」 森悠也
18.「七条先輩に質問 編（おまけ 〜アリアの日常〜）」 森悠也
19.「アリアとお散歩」 森悠也

Webラジオ

テレビアニメの放送に関連して、2010年7月14日から12月29日まで、アニメイトTVにてWebラジオ「アニメ『生徒会役員共』が全部わかるラジオ、略して全ラ!」が配信された。パーソナリティは固定されず、「桜才学園の生徒たち」として毎回異なる声優陣が担当した。

旬の声優陣がリラックスしたムードで繰り広げる[11]絶妙に自主規制音で隠しながらのギリギリなトーク展開[12]や、唐突に入る「時報」などの独特な演出[12]が話題を呼び、アニメイトTVにて1週間で再生数3万回を記録した[11]。

2010年12月の終了後も復活を望む声が絶えず[12]、2011年10月5日からアニメイトTVで再配信が行われた。その後、2012年1月11日から「アニメ『生徒会役員共』が全部わかるラジオMaxPower、略して全ラ!まっぱ!!」としてリニューアル復活した[12]。

コーナー

PTK（ピートーク）
普通のお便りを紹介する「ふつおた」。ただし、リスナーの妄想をかき立てるために所々に自主規制音が被せられる。
あそこに響く言葉
普通の言葉だが、どことなくエッチな雰囲気を感じさせる言葉を紹介する。
大人の慣用句
アレンジを加えて下ネタ化した慣用句を紹介する。
えろかけ
下ネタを活かしたなぞかけを紹介する。
よこしマップ
日本国内のエッチな響きの地名を紹介する。

基本的にはPTKのみで進行されるが、特殊な語呂合わせの時間[注 18]になると、時報とともにミニコーナーとして「あそこに響く言葉」「大人の慣用句」「えろかけ」「よこしマップ」が差し込まれる。

配信リスト

アニメ『生徒会役員共』が全部わかるラジオ、略して全ラ!
回 配信日 タイトル パーソナリティ
#1 2010年7月14日
2011年10月5日(再)		 生徒会役員共 全員集合!! 日笠陽子（天草シノ役）
佐藤聡美（七条アリア役）
矢作紗友里（萩村スズ役）
浅沼晋太郎（津田タカトシ役）
#2 2010年7月21日
2011年10月5日(再)		 時にみんなはSかMか? 日笠陽子
佐藤聡美
矢作紗友里
#3 2010年7月28日
2011年10月12日(再)		 見事なつるっつる具合だ… 浅沼晋太郎
矢作紗友里
下田麻美（津田コトミ役）
#4 2010年8月4日
2011年10月12日(再)		 思春期男子必聴!? “カップ”の測り方教えます!!
#5 2010年8月11日
2011年10月19日(再)		 私、ハァハァできないでしょ? 浅沼晋太郎
田村睦心（出島サヤカ役）
#6 2010年8月18日
2011年10月19日(再)		 いや、確かに「全ラ」だけど……服は着て来い 浅沼晋太郎
利根健太朗（3話に出てきた外国人役）
#7 2010年8月25日
2011年10月26日(再)		 ぜんぜん大きくならないわ 日笠陽子
矢作紗友里
白石稔（柳本ケンジ役）
#8 2010年9月1日
2011年10月26日(再)		 全ラ○…流行るかもしれん
#9 2010年9月8日
2011年11月2日(再)		 ジャマイカ 日笠陽子
浅沼晋太郎
田村睦心
利根健太朗（先生役）
#10 2010年9月15日
2011年11月2日(再)		 副会長は知った!メイドのアブノーマルな…（笑）
#11 2010年9月22日
2011年11月9日(再)		 自○もおぼえたほうがいい? 佐藤聡美
矢作紗友里
#12 2010年9月29日
2011年11月9日(再)		 一般的にはセクハラです
#特別編1 2010年10月6日 俺らなりの露出プレイ……だったのか? 日笠陽子
白石稔
#13 2010年10月13日
2011年11月16日(再)		 なるほど! じゃあ□リ■ンじゃないな俺! 浅沼晋太郎
新井里美（畑ランコ役）
#14 2010年10月20日
2011年11月16日(再)		 私もパンを揉みしだかなきゃ!
#15 2010年10月27日
2011年11月24日(再)		 ツッコミ不在なだけだ! 新井里美
小林ゆう（横島ナルコ役）
#16 2010年11月2日
2011年11月24日(再)		 いつまで続くのエ■しりとり!?
#17 2010年11月10日
2011年11月30日(再)		 とりあずお花畑行ってみようか(笑) 矢作紗友里
佐藤聡美
#18 2010年11月17日
2011年11月30日(再)		 いやらしー 矢作紗友里
佐藤聡美
日笠陽子
#19 2010年11月24日
2011年12月7日(再)		 それは白石さんの●●の○○…（涙） 浅沼晋太郎
白石稔
#20 2010年12月1日
2011年12月7日(再)		 …だから私(のアカウント)は6●でいい
#21 2010年12月8日
2011年12月14日(再)		 攻めで来られたら受けになるしかないだろー! 浅沼晋太郎
田村睦心
#22 2010年12月15日
2011年12月14日(再)		 僕の妹がこんなに●●…(以下自主規制)
#23 2010年12月22日
2011年12月21日(再)		 ハンターさんからの●●● 浅沼晋太郎
日笠陽子
佐藤聡美
#24 2010年12月29日
2011年12月21日(再)		 「全ラ!」一同乙!!
アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオMaxPower、略して全ラ!まっぱ!!
回 配信日 タイトル パーソナリティ
#MP1 2012年1月11日 懐かしいなこの感じ?! 浅沼晋太郎（津田タカトシ役）
日笠陽子（天草シノ役）
矢作紗友里（萩村スズ役）
#MP2 2012年1月18日 ●●不安定なだけだ!
#MP3 2012年1月25日 キスはグレープフルーツの味だよ 浅沼晋太郎
矢作紗友里
新井里美（畑ランコ役）
#MP4 2012年2月1日 あ?! それは副会長のボクサーパンツ!
#MP5 2012年2月8日 メガネをかけて漢祭り 浅沼晋太郎
白石稔（柳本ケンジ役）
利根健太朗（外国人役 等）
#MP6 2012年2月15日 役者としてスゴく面白い才能を持っているのにトレジャーハンターさんは女性に対して本当に……(笑)
#MP7 2012年2月22日 ならば君の●●を突かせてもらおう 佐藤聡美（七条アリア役）
下田麻美（津田コトミ役）
#MP8 2012年2月29日 ●●ボタンの正体
#MP9 2012年3月7日 あたしは“不”じゃねぇー！ “普”だよ!! 矢作紗友里
田村睦心（出島サヤカ役）
#MP10 2012年3月14日 あたしにそんなキャラ設定はないよ……一応ね(笑)
#MP11 2012年3月21日 家元(？)の見事な工■しりとり…… 新井里美
田村睦心
#MP12 2012年3月28日 すきがねー
#MP13 2012年4月4日 ふんどしが流行るかもしれん 浅沼晋太郎
新井里美
#MP14 2012年4月11日 台湾
#MP15 2012年4月18日 朝は全ラが相場だよ 白石稔
新井里美
#MP16 2012年4月25日 「俺は………じゃないからね!!」 浅沼晋太郎
矢作紗友里
白石稔
#MP17 2012年5月9日 ●ん●見せた方がいい?

DJCD

  • アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオ、略して全ラ!の全て その壱（2010年12月22日発売）
  • アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオ、略して全ラ!の全て その弐（2011年1月26日発売）
  • アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオMaxPower、略して全ラ!まっぱ!! DJCD Vol.1（2012年4月25日発売）

脚注

注釈

  1. ^ 天草シノ・七条アリア・萩村スズ・畑ランコの学年が1年ずつ下げられ、津田タカトシと萩村スズが同学年の生徒となった。『マガジンSPECIAL』掲載時、タカトシはスズに対して敬語を使っていたが、この設定変更に伴い、単行本では口調がタメ口に変更されている。
  2. ^ 校内新聞に彼のエッセイが掲載された際、エッセイを読んだ生徒が感動で涙を流した。
  3. ^ 髪が左右ではねており、それがないと身体のバランスが上手く取れない。
  4. ^ 第92話で芸能事務所からスカウトを受けている。
  5. ^ 尤も、際どいエロボケを言う際には頬を赤らめたり、自分以上の変人を相手にしたときはツッコミに回ったりすることもある。
  6. ^ 『桜才新聞』の紙面調査では98%という支持率を出している。ただし主な支持理由は「自分でなければ誰でもいい」というものだった。
  7. ^ 漫画のコマ中やアニメの画面に姿が見えないこともしばしばで、そのときは「この辺にスズ」「スズヘッド」と書かれる[4]。
  8. ^ 笑顔を作る際に口元をテープで矯正していたことから、表情を作るのが苦手な可能性が高い。
  9. ^ 作者はアニメの声優について「皆さん見事にハマってました。中でも新井さん演じる畑さんには異様な存在感がありました[5]。」とコメントしている。
  10. ^ 男性恐怖症になった理由は、小学生時代に「男」という漢字を練習していた際に「欲求不満?」と言われたことから。
  11. ^ 当初は愛好会だったが、第130話で会員が増え、部に昇格。
  12. ^ タカトシの入学年。
  13. ^ 天草シノ役の日笠陽子の声が流れるボイスカードが付属されている[6]。
  14. ^ 「オマケ入り」として、ボックスの下部に12.5cmの特性鉛筆が収納されている。
  15. ^ OVAでは桜才学園生徒会室分室となっている。
  16. ^ #10の次回予告では「こんな生理現象見た事がない」となっていた。
  17. ^ それぞれピュアVer.（自主規制音あり）/思春期Ver.（自主規制音なし）と表現されている。
  18. ^ 例として、07:21や19:19など。

出典

  1. ^ a b “氏家ト全の4コマ「生徒会役員共」TVアニメ化が決定”. コミックナタリー (2010年4月28日). 2012年3月7日閲覧。
  2. ^ “アニメ「生徒会役員共」OVAが4月25日発売”. 日刊テラフォー (2012年4月23日). 2012年5月14日閲覧。
  3. ^ “生徒会役員共アフレコインタビュー”. すたちゃまにあ. 2012年3月7日閲覧。
  4. ^ “萩村スズ”. すたちゃまにあ. 2012年3月7日閲覧。
  5. ^ 『週刊少年マガジン』2010年28号
  6. ^ “「生徒会役員共」4巻は開けたら脱力するボイスカード付き”. コミックナタリー (2010年6月30日). 2012年3月7日閲覧。
  7. ^ “下ネタは続く!「生徒会役員共」5巻限定版で再びアニメ化”. コミックナタリー (2011年1月4日). 2012年3月7日閲覧。
  8. ^ a b “「生徒会役員共」6巻もアニメ付き!DVDの単体発売も決定”. コミックナタリー (2011年7月20日). 2012年3月7日閲覧。
  9. ^ “DVD付き『生徒会役員共』第7巻限定版 公式サイト”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  10. ^ “「生徒会役員共」セーブオンくじ、A賞は天草シノ目覚まし”. コミックナタリー (2011年11月7日). 2012年3月7日閲覧。
  11. ^ a b “生徒会役員共 購買部 CD”. すたちゃまにあ. 2012年3月7日閲覧。
  12. ^ a b c d “2012年1月、『全ラ』復活!今度は『まっぱ』!?”. アニメイトTV (2011年12月14日). 2012年3月7日閲覧。

講談社コミックプラス

以下の出典は『講談社コミックプラス』（講談社）内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

  1. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜生徒会役員共（1）｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  2. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜生徒会役員共（2）｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  3. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜生徒会役員共（3）｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  4. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜生徒会役員共（4）｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  5. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜生徒会役員共（4） 限定版｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  6. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜生徒会役員共（5）｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  7. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜DVD付き 生徒会役員共（5） 限定版｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  8. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜生徒会役員共（6）｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  9. ^ “マガメガ｜週刊少年マガジン｜DVD付き 生徒会役員共（6） 限定版｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  10. ^ “生徒会役員共＆オールキャラクターズ｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。
  11. ^ “アニメ生徒会役員共オフィシャルガイド桜才学園生徒会活動報告｜作品紹介｜講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月7日閲覧。

外部リンク

週刊少年マガジン連載中の漫画作品 （2024年4月10日現在）
通常連載
休載中
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